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ポメラート・ジャパン株式会社
会社概要

2023年ハイジュエリーコレクション「Ode to Milan」を発表

ポメラート


2023年は、クリエイティブ・ディレクターのヴィンチェンツォ・カスタルドがポメラートに加わり20年目を迎える節目の年です。1967年以来、常にインスピレーションの源となってきたミラノとメゾンの両方に敬意を表し、彼とハイジュエリーのアトリエと共に「Ode to Milan」を制作しました。このハイジュエリーコレクションは、多彩な歴史が持ち、そして魅惑的な宝物のかくし場所のような都市ミラノを、33もの大胆でモダンかつタイムレスなデザインで表現しています。デザインの中心地ミラノからインスピレーションを得て、ポメラートは高級宝飾品の中心地パリでジュエリーを発表するという選択をしました。ポメラートは、パリにミラノのデザインを据えることで、ハイジュエリーの異なるビジョンをめぐる対話が生まれると期待しています。


 ポメラートのCEOであるサビーナ・ベッリはこう語ります。「ハイジュエリーの都パリで、これまでにないプレシャスなハイジュエリーコレクションを発表し、私たち独自のビジョンをお伝えできることを大変誇りに思います。ポメラートは他のジュエラーとは異なり、すべてのジュエリーが日々着用できるようにデザインされています。私たちは、クリエイションの中心には常に女性を置き、美しさはもちろん、優れた品質、着けやすさを追求したモダンな作品を生み出してきました。このコレクションも例外ではありません。最も高価なピースであっても、決して特別な機会だけでなく、普段からさりげなく身に着けられるようデザインされています。独立して現代的な『ポメラートウーマン』に合わせ、私たちは、ジュエリーはあらゆる場面で女性に寄り添うべきものだと考えています」


ミラノとの対話

卓越したものづくりへの深い敬意とデザインの革新とが共存する都市ミラノは常に進化し続け、その街並みはポメラートに影響を与えています。ジオ・ポンティやピエロ・フォルナセッティといったミッドセンチュリーのモダニズムの担い手らの機能的なデザインや、歴史的建築物の傑作の素晴らしさなど、ポメラートはミラノ特有のエネルギーにあふれています。


「ポメラートは1967年にミラノで生まれました」と、メゾンのクリエイティブ・ディレクター のヴィンチェンツォ・カスタルドは話します。「私たちはここでジュエリーを作り続けています。職人としてのサヴォアフェールもミラノ、デザインや人間工学に重きを置くのもミラノ、そしてあらゆる技術に卓越性を求めるのもミラノです。私たちはこの地で育ち、ミラノはポメラートにとって不可欠な要素となっています。2023年、ハイジュエリーコレクションをポメラートらしくミラノに捧げるのは、ごく自然なことだと思っています。その結果、ミラノとポメラートの間に対話が生まれ、両者の共通点が明らかになりました。このコレクションは、私にとって非常に重要な意味をもっています。ポメラートで20年目を迎えるにあたり、ポメラートと、ポメラートとは切り離せないこの街の両方に敬意を表したいと思ったのです。両方とも私の『ホーム』ですから」


このコレクションは、かつて強力なヴィスコンティ王朝の領地であったミラノの古典的なシンボルを造形的に解釈しただけのものではありません。「Ode to Milan」は、ミラノの鼓動を表し、その奥深くを知ることができる対話です。「私たちはミラノを讃え、その魅惑的な個性に潜む神秘を解き明かしたいのです。私たちのコレクションは、コンテンポラリーかつエレガントなデザインで、伝統的なハイジュエリーの概念を打ち破るものです」とヴィンチェンツォは続けます。


コレクションの神髄

「Ode to Milan」は各章に分かれています。ポメラートは、ロンバルディア州の州都という謎めいた都市ミラノのさまざまな側面を映し出すために、まるでダイヤモンドのように、4つの側面を選びました。高層ビルが織りなす都会のドラマ「Vertical Landscapes」、中世建築の力強さ「Contemporary Heritage」、スカラ座の創造性「Creativity on Stage」、ミラノ大聖堂の荘厳さ「Terrazza Duomo」など、幅広いテーマからインスピレーションを得たジュエリーが揃います。それぞれの情景を想起させるようなジュエリーの名称となっています。


「Vertical Landscapes」は、都会の高層ビルと、クリエイターが作る美しいフォルムと色彩を讃えています。力強い建築的なシルエットのジュエリーには、このようなミラノのモダンな一面が見事に表現されており、そこにはメゾンのカラーに対する情熱の深さを示す美しいジェムストーンも配されています。


「Contemporary Heritage」は、ミラノのスフォルツェスコ城の堂々とした彫刻を施した石のファサードの力強さを、ネックレス、リング、イヤリングで表現しています。ミラノの歴史と古代の要塞が、ゴールドで形作られた印象的なジュエリーに解釈されています。


ポメラートのチェーン制作の歴史から生まれた「Creativity on Stage」は、スカラ座のステージやモンテナポレオーネ通りにあふれる豊かなクリエイションのメタファーとなるようなジュエリーを一つひとつ仕上げています。


「Terrazza Duomo」は、ゴシック様式のミラノ大聖堂のファサードに見られる特徴的なシェイプを取り入れ、ホワイトゴールドまたはローズゴールドにダイヤモンドをあしらった、モダンなイヤリング、チョーカー、2つのブレスレットを 完成させました。


Vertical Landscapes

 この章では、ミラノの21世紀の建築様式の中でも、革新的なヴェラスカの塔のような合理主義的な超高層ビルや、ジオ・ポンティの建築物に見られるカラフルなファサードなど、型にはまらない美しさに焦点を当てています。「Skyline」ネックレスの直線的なフレームには、128もの華やかで希少なスピネルが集められています。まるでミラノの夕日が高層ビル群に縁取られるように、非日常の色彩が首に沿うように流れています。ベゼルセッティングされたクッションカットのスピネルは、伝統的なレッドカラーから、温かみのあるスカーレット、ダスキーピンク、ライトモーヴ、スカイブルー、スモーキーグレーなど、あまり知られていない色合いまで、さまざまな輝きを放ちます。ネックレスは、ネック部分に完璧な連結構造と可動式のゲートリンクチェーンを採用しており、ソフトでセンシュアルな着け心地です。アシンメトリーピースの先端には、ダイヤモンドのパヴェが施された2つのローズゴールドのバーがあり、二重列のジェムストーンとネック部分のチェーンを繋ぐ2つの同様のエレメントと共鳴しています。マッチングイヤリングには、レッドから淡いパープルへと緩やかに色合いの変わる12のスピネルがあしらわれています。「Skyline」の磨き上げられた色彩構成は、ミラノの洗練された空間を表現しています。


流れるように連なる52もの鮮やかなグリーントルマリンが6石のバイオレットブルーのタンザナイトと組み合わさり、まばゆいばかりの「Giardini Verticali」イヤリングが誕生しました。それぞれのエメラルドカットのストーンは、グリーンチタンにリバースセッティングされ、動き、色合い、テクスチャーの見事なモザイクを作り出し、それはグリーンタイルのファサードが特徴のジオ・ポンティの建築を彷彿とさせるものになっています。エメラルドカットのインディゴライト3石も、ダイヤモンドをあしらった大きなローズゴールドリンクで構成されたプリンセススタイルのネックレスの主役になっていますインディコライト独特のペトロールグリーンの色合いは、ミラノの最もエレガントなインテリアによく見られるベルベットと重なります。


「Urban Bloom」は、都会の高層ビルのバルコニーやひっそりと佇む庭など、思わぬところに広がる緑豊かな庭園を思い起こさせます。イエローゴールドやホワイトゴールド、もしくはローズゴールドにダイヤモンドをあしらった3種のメッシュブレスレットには、グリーンツァボライト、ブルーサファイヤ、ピンク&バイオレットサファイヤが散りばめられています。マッチングするチョーカーには、ピンク&バイオレットサファイヤを配し、首元を飾ります。


ミラノの現代的な都市の風景を巡るこの旅は、アイコニックな「ヌード」に新たな魅力を与えるものとなっています。「Nudo Triennale」では、プレシャスストーンとダイヤモンドをあしらった新作4種のトワエモワリングを揃えています。リング片側にはアクアマリン、ルベライト、グリーントルマリンの豊かな色彩が、もう一方にはホワイトダイヤモンドのパヴェが輝きます。カルテットの中でもとりわけ輝きを放つのは、3カラットのプリンセスカットダイヤモンドと鮮やかなパープルブルーのタンザナイトの組み合わせです。ミラノを一つの色で表すとしたら、紳士服のフランネルや平原に立ち込める霧に見られる「ミラネーゼグレー」と呼ばれる控えめなグレーカラーでしょう。「Nudo Cascade」は、ミラノならではのこの色調を讃えたもので、モノクロームスモーキーグレーのアワーグラスカットのムーンストーンが、ダイヤモンドがセッティングされた大きなリンクで構成されたチョーカーから、ゴールドとチタンのチェーンに吊り下げられています。イヤリングは、細身のホワイトゴールドとチタンの動きのあるチェーンにグレームーンストーンをあしらったデザインです。


「Contemporary Heritage」は、ミラノの歴史、特に中世のスフォルツェスコ城に対するポメラートの独自の解釈が込められています。ポメラートのデザインの伝統と、この都市の最も威厳のあるモニュメントを結ぶ架け橋となる9つのジュエリーは、アーカイブにあった1972年のチョーカーがクリエイティブなきっかけになっています。デザインチームはオリジナルのチョーカーを再解釈し、新中世風の「Castello」ネックレスを生み出しました。ローズゴールドのプレートを、ダイヤモンドがセッティングされた頑丈なグルメリンクでつなぎ、28カラットを超えるバゲット、プリンセス、ブリリアントカットのダイヤモンドと、合計29カラットを超える5石のリバースセッティングのルベライトをあしらっています。このように従来とは異なる方法でストーンを配することで、その鋭い角度はまるで城のファサードの錆びた石組みを彷彿とさせ、ポメラートが「ボサージュ」と名付けた新しいタイプのパヴェを生み出しています。この建築技法は、縁がはっきりしたストーンを配し、中央部を盛り上げることで、力強さと圧倒的な無敵さを感じさせます。取り外し可能なローズゴールドとダイヤモンドをあしらったチェーンが、一層歴史を際立たせています。タンザナイト、またはルベライトをリバースセッティングし、ダイヤモンドで囲んだ2種のイヤリングがこのネックレスにマッチします。同じ色調と堂々としたリバースセットのシェイプは、2種類のリングにも受け継がれています。一つは19カラット近いロードライトガーネットのオーバルカットのファセット、もう一つは16カラット以上のシュガーローフダイヤモンドカットのタンザナイトです。輪郭が強調されたゴールドのベゼルには、ホワイトダイヤモンドのパヴェがイレギュラーに散りばめられています。


「Fortezza」チョーカーとイヤリングは、「Castello」セットにアレンジを加えたものです。このモデルでは、ゴールドのプレートには光沢のある黒のセラミックが用いられています。グリーンに輝くリバースセットされた7石のマラカイトは、古代の砦の扉の鋲のようです。マラカイトならではの鮮やかな渦巻き状のグリーンと、リンクにセットされたエメラルドが、ダークカラーのセラミックとの印象的なコントラストを生み出しています。ブラウンダイヤモンドのイレギュラーなパヴェが、それぞれのプレートの縁を飾ります。マッチングするイヤリングのマラカイトを囲むのもブラウンダイヤモンドのパヴェです。


本章は、見事な「Dama」ローズゴールドのブレスレットで締めくくられます。丸みを帯びたゴールドのソリッドな曲線が描くセンシュアルなフォルムは、グルメリンクをそのまま大きくしたものです。この贅沢なブレスレットは、継ぎ目のないゴールドの縁に沿って、ホワイトダイヤモンドのダブルラインが輝きます。


「Creativity on Stage」

チェーンはポメラートの歴史の中核をなすものであり、メゾンの金工技術と密接に結びついています。ポメラートはスカラ座のクリエイティビティにオマージュを捧げる3つのラグジュアリーなネックレスで、その限界を押し広げようとしていています。その一つひとつが、新たなセッティング技術を駆使して組み合わされたダイヤモンドの煌めきを放つ、新たなプロポーションのチェーンで構成されています。その結果、定番とも言えるジュエリーをアイロニカルで大胆に仕上げています。スカラ座の緞帳のように、大小さまざまなリンクが連なる華やかな「Lirica」ネックレスが人目を引きつけます。大きなリンクにはさまざまなカットのダイヤモンドがセットされ、まるで無秩序に配置されたかのようなアシンメトリーネックレスとなっています。


さらに印象的なのは、劇場の魔法と神秘を捉えた「Sipario」ボディチェーンネックレスです。さまざまなスタイルの チェーンとダイヤモンドがあしらわれたリンクが、ボディを魅惑的な光の網で包み込みます。中央の大きなリンクには、ブリリアントカットとファンシーカットのダイヤモンドがランダムに配置されています。


ローズゴールドの「Catena Milano」ロープメッシュチェーンは、ミニマルな中にもシックな雰囲気を漂わせ、ミラノの持つインダストリアルデザインの伝統とポメラートの魅力が見事に融合しています。ラリアットスタイルのネックレス結合部のスペーサーにより、クラスプを上下に動かせて何通りものスタイルを楽しむことができます。また、さまざまなダイヤモンドセッティング技術を採用し、チェーン制作とジェムセッティングの両方におけるポメラートの卓越した技術を明らかにしています。チェーン先端にはダイヤモンドがセッティングされ、機能的な要素を含み、スムーズに回転します。女性らしい柔らかでしなやかなゴールドのロープと、男性的な力強いクラスプのコントラストが、ネックレスを魅力的でモダンに仕上げています。


「Terrazza Duomo」は、ミラノの優れたデザインを証明します。ドゥオーモの華やかな白大理石のファサードを再構築したような、幾何学的なフォルムがエレガントでシンプルな4種のイヤリングと2種のブレスレットの基に  なっています。この14世紀のゴシック建築の傑作を本質的な形へと昇華させることで、ポメラートのデザイン理念の中心にある時代を超越したデザインに対する深く知的な厳格さが際立っています。


イヤリング「Losange」「Marquise」「Drop」「Trilliant」は、ホワイトゴールドまたはローズゴールドにホワイトダイヤモンドを散りばめた、軽やかで動きに合わせて優しく揺れる立体作品です。一つでもペアでも着用できます。幾何学的な構成の対称性は、耳たぶ部分にかかるダイヤモンドのクラスターと対照を成しています。


「Terrazza Duomo」ブレスレットは、同じ幾何学的なシェイプがゴールドのプレーンなフレームで表現され、さらに ホワイトダイヤモンドのパヴェが2段目に配されています。この洗練されたコレクションの最後を飾るのは、ローズ ゴールドの極めて無駄のないチョーカーです。肌に完璧に沿うように精緻にデザインされ、唯一の装飾として、「シャリヴァリ」パターンのパヴェにファンシーダイヤモンドが不規則に配置されています。


「Ode to Milan」は、ポメラートならではのハイジュエリーへのアプローチと、卓越したクラフツマンシップを形にしています。この素晴らしい都市と同じように、過去を尊重しながらも未来を見据え、この斬新なコレクションを特別なものにしているのです。

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電話番号
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マシア・マリオ
上場
未上場
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