大阪のユース向け相談施設「スマルナステーション」がグリ下近くのユースセンターにて性感染症検査キット提供を開始

孤立するユース世代の検査ハードルを下げ、医療従事者による検査後フォローも実施

株式会社ネクイノ

 株式会社ネクイノ(大阪市北区、代表:石井健一、以下ネクイノ)が運営する「スマルナステーション」は、2024年2月6日(火)から、大阪ミナミエリアにある認定NPO法人D×P(以下、D×P)が運営するユースセンターにて、性感染症不安がある若者の医療アクセスの改善を目的に、性感染症検査キット「スマルナチェック」提供の試験運用を開始します。

■取り組みの背景

 スマルナステーションとD×Pは2022年10月に業務提携を結んでおり、2023年10月から、 ユースセンターに助産師などの専門家が出向く「出張スマルナステーション」を実施しています。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000165.000021661.html

 開始当初より、若者たちの性にまつわる相談を受け付け、必要な場合は地域の医療機関に連携できる体制を整えていますが、定期的にユースセンターに訪問する中で、若者たちの中には性感染症の感染不安を感じていたり、思い当たる症状があっても受診して検査をすることに高いハードルを感じている人も少なくないことがわかってきました。

 そのような方々に向けて、ネクイノが提供する“自宅で性感染症検査ができる”性感染症検査キット「スマルナチェック」を活用することで検査ハードルを下げられれば、性感染症の早期発見・治療に繋がると考え、この度の試験運用を開始することとなりました。


■実施概要

概要:ユースセンターに訪れる利用者のうち性感染症不安を感じている方へ、性感染症検査キット「スマルナチェック」を無償提供します。ユースセンター内で検体採取を行い、ポストに投函。検査結果開示後、スマルナステーションがユースセンターと連携し、利用者にアフターフォローを実施、必要な場合は地域の医療機関に繋ぎます。

期間:2024年2月6日(火)〜2024年7月頃(予定)


■自宅で性感染症検査ができるサービス「スマルナチェック」について

 https://smaluna-mart.store/products/list?category_id=12

 スマルナチェックは、自宅で簡単に性感染症検査ができるサービスです。専用キットに尿もしくはうがい液を採取し、検体をポストに投函すると、性器クラミジア・性器淋菌・喉クラミジア・喉淋菌の検査ができ、検査後、結果をWEB上で確認することができます。また、スマルナに提携する助産師・薬剤師によるオンライン相談もご利用いただけます。利用前の不安から検査後のご相談まで、人に言いづらいお悩みに寄り添い、専門家による適切なアドバイスを行います。


スマルナチェック詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000157.000021661.html


■性感染症について

 近年、性感染症、中でも性器クラミジア・性器淋菌の感染者数は増加傾向にあります。※

性感染症とは、性行為などによって感染する感染症のこと。症状が悪化すると子宮頸管炎・子宮内膜症や不妊など様々な問題を引き起こすため、感染の早期発見・治療が重要です。早期発見・予防のために、定期的な検査をおすすめしております。


・性器クラミジア

 最も多い性感染症です。性行為によって子宮頸管に感染し、おりものの増加や不正出血、下腹部痛、性交痛などが現れることがありますが、自覚症状が無い場合が多く、感染に気づかずにパートナーにうつしてしまう可能性があるほか、子宮頸管炎・子宮内膜症や不妊などの原因にもなります。


・性器淋菌

 クラミジアと並んで感染者が多い性感染症です。性行為によって子宮頸管に感染し、おりものの増加や不正出血などの症状が出ることもありますが、自覚症状が無い場合が多く、感染に気づかずにパートナーにうつしてしまう可能性があるほか、子宮頸管炎や不妊などの原因にもなります。


※厚生労働省 性感染症報告数(2004年~2021年)「性別にみた性感染症(STD) 報告数の年次推移」https://www.mhlw.go.jp/topics/2005/04/tp0411-1.html


■D×Pユースセンターについて

 2023年6月に大阪ミナミエリアの通称“グリ下”徒歩5分圏内の場所にオープンした施設で、居場所がない若者たちが安心してくつろいだり、一緒に食事をとったりすることができます。D×Pは以前より「グリ下」付近でテントを立て、フリーカフェを運営してきました。「ご飯を食べる場所がない」「ゆっくり寝る場所がない」という多くの若者と接し、若者が不安なく、しっかりとエネルギーを溜められる場所の必要性を感じ、ユースセンター開設に至りました。


■認定NPO法人「D×P(ディーピー)」について

 認定NPO法人D×Pは、不登校・中退・経済的困難など、さまざまな境遇にある10代の孤立を解決するNPOです。学校とLINE相談で10代と出会い、困った時に頼れる人とのつながりをつくります。定時制高校では、高校生と社会人が対話する授業や校内居場所事業を実施。LINE相談事業「ユキサキチャット」は全国から相談を受け付けています。特に生活困窮する25歳までの若者へ食糧支援・現金給付を実施しています。

 2022年8月より居場所を求める若者があつまる通称グリ下で、若年層が自由に使えるフリーカフェを運営。2023年6月からユースセンターを開設しています。


公式サイト:https://www.dreampossibility.com/


■スマルナステーションについて

 2021年10月に大阪の心斎橋にオープンした関西初のユース世代向け相談施設です。所属する助産師などの専門家が、生理や避妊、婦人科にまつわる相談を無料で受け付けます。

施設名 :smaluna station(スマルナステーション)

所在地 :〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋1-14-14 T・Kビル3F

営業時間 :9:30~18:30 (土は9:30~12:30)

休診日 :木曜日、日曜日、祝日

URL :https://smaluna-station.com/ 


オンラインでも相談を受け付けています。

公式LINE:@672acioe 

対応時間:10:00~18:00 (木曜日、日曜日、祝日以外)


​​■株式会社ネクイノ  会社概要

 医師や薬剤師、弁護士など、医療及び関連法規分野に知見を持つ人材が集まり、2016年6月に創業。ICTを活用したオンライン診察をはじめ、健康管理支援、未病対策など、一人ひとりのライフスタイルや健康状態に合わせて選択活用できる医療環境を生み出している。「世界中の医療空間と体験をRe▷designする」メディカルコミュニケーションカンパニーを掲げ、テクノロジーと対話の力で世の中の視点を上げ、イノベーションの社会実装を推進。2018年6月、婦人科領域に特化したオンライン診察プラットフォーム「スマルナ」をリリース。2020年には企業向け福利厚生サービス「スマルナ for Biz」、2023年よりアスリートを支援する「スマルナ for Sports」の提供を開始。オフラインの医療体験の場として大阪・心斎橋のユース世代向け相談施設「スマルナステーション」の運営や婦人科クリニックのプロデュースも行う。


会社名:株式会社ネクイノ(英表記:Next Innovation Inc.)

代表取締役:石井 健一

所在地:〒530-0002大阪府大阪市北区曽根崎新地1丁目13番22号 御堂筋フロンティア WeWork

URL:https://nextinnovation-inc.co.jp/   
設立:2016年6月3日

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医療・病院医薬・製薬
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会社概要

株式会社ネクイノ

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URL
http://nextinnovation-inc.co.jp
業種
医療・福祉
本社所在地
大阪府大阪市北区曽根崎新地1-13-22 WeWork 御堂筋フロンティア
電話番号
06-6147-9556
代表者名
石井 健一
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2016年06月