自動化により30%の省人化に成功した新たな物流拠点「ZOZOBASEつくば3」が、11月1日に本格稼働開始
アイテムごとに形状が異なり、かつ小ロットで多品種という商品の特性がある当社では、物流拠点の自動化は難しいとされていましたが、ZOZOBASEつくば3では将来的な人口減少への対応として既存拠点の約4倍の設備投資を行い、自動化を推進しました。その結果、国内初導入の自動仕分けシステム「Pocket Sorter」をはじめとする機器を用いたオペレーションにより、既存拠点と比較して約30%の省人化に成功しました。
なお、延床面積や設備能力は当社内において最大規模で、本格稼働開始により、在庫保管可能点数はZOZOBASE5拠点全体で約1.3倍となる見込みです。
ZOZOBASEつくば3の詳細については、当社公式YouTubeチャンネルの動画「ミライをソウゾウする物流拠点 ZOZOBASEつくば3」をご覧ください。
当社は今後も、ZOZOBASEの安定稼働とさらなる効率化を追求し、企業理念「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」の実現を目指してまいります。
<オペレーションの主な自動化ポイント>
■入荷した商品を種類別に仕分ける作業を「t-Sort」で自動化
ブランド様から入荷した商品を保管先ごとに仕分けを自動で実施。ZOZOBASEつくば3内に約500基設置しており、1時間あたり約32,000点の仕分け処理が可能。
■注文された商品の発送順立て管理を「システムストリーマー」で自動化
注文が入った商品の一時保管と、発送の優先度を踏まえた順立てを、システムの導入により自動化。約5,000コンテナ(85,000点)の商品の保管が可能で、1時間あたり約2,100コンテナ(35,000点)の商品の入出荷が可能。
■複数注文された商品を注文別に仕分ける作業を「Pocket Sorter」で自動化
レールから吊り下げられたポケットに、注文が入った商品を1点ずつランダムに投入すると、自動でお客様の注文ごとに商品の仕分けを実施。複数点注文の場合のみに使用。レールの総延長は約7kmあり、ポケットの総数は約26,000。1時間あたり15,000点の仕分けが可能。国内初導入。
<デザイン性が高く快適な、2つの休憩室>
1F(写真左)はデ二ム、5F(写真右)はプレイド(格子)をテーマに、スタッフが快適に過ごせるよう休憩室を完備。ZOZOUSEDの破棄商材を休憩室内のアート等に使用。
<ZOZOBASEつくば3概要>
■所在地:茨城県つくば市御幸が丘34
■延床面積:約137,000㎡(賃借エリア)
■階数:地上5階建
■着工:2021年9月
■竣工:2023年2月
■本格稼働:2023年11月
■使用電力:東京電力エナジーパートナー株式会社グリーンベーシックプラン
■電力種類:再生可能エネルギー由来の電力を100%導入(太陽光・バイオマス由来ほか)
■休憩室:株式会社乃村工藝社(企画・デザイン・設計・施工)
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