大地の芸術祭通年プログラム「2023年の越後妻有」夏秋シーズンがスタート

2023年11月5日（日）まで開催

公益社団法人新潟県観光協会

2023年7月10日 11時35分

川俣正の公開制作、死蔵データGP、おにぎりのための運動会、故おおたか静流トリビュートLiveなど、13の企画展、16のイベント、200以上の作品を公開！

内容

大地の芸術祭実行委員会が春から開催している通年プログラム「2023年の越後妻有」では、7/29より夏秋シーズンがスタートします。夏秋はさらなる展開を迎え、3年に1度のお祭りであるトリエンナーレにも劣らない規模に。新たに13の企画展、16のイベント、200以上の作品を公開！　それらをすべてご覧いただける共通チケットや人気のオフィシャルツアー、アート空間での食宿泊もお楽しみいただけます。膨大なコンテンツをご用意していますが、本紙ではそのうちの一部をご紹介いたします。ぜひこの機会にご取材・ご掲載いただきますよう何卒お願い申し上げます。

「越後妻有大地の芸術祭」とは？

大地の芸術祭は、越後妻有（新潟県十日町市、津南町全域）を舞台とする世界最大級のアートの祭典。田んぼや廃校、古民家で展開するアートを媒介に地域の魅力を発信する試みは、同ディレクターが手がける瀬戸内国際芸術祭をはじめ、今や日本全国に拡がりました。越後妻有では春から秋にかけて田畑を耕し、冬は豪雪の中から生まれた固有の暮らしがあります。毎年繰り返される日々の生活の場の上に、多くの現代アートが設置されています。3年に1度の「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ」の会期年外の2023年も、多くの作品が公開されます。土地と深く結びついた作品を巡る旅をお楽しみください。

企画展・イベント（抜粋）　※全体概要は添付チラシを、各詳細はHPをご参照ください

8/14～21 公開制作　「川俣正オープンアトリエ・イン・妻有アーカイブセンター」　　

会場：妻有アーカイブセンター

フランスを拠点とする世界的作家、川俣正の公開制作。2022年に川俣正によって屋外は作品化され、内部はアトリエとなった「妻有アーカイブセンター」での滞在＆制作活動を行います。過去の作品模型などを見ながら本人と話せる貴重な機会をお見逃しなく。

URL：https://www.echigo-tsumari.jp/event/tsumariarchivecenter_081423/

8/20 故おおたか静流トリビュートLive　「シズリン！いつまでもここにいてね-feat. こまっちゃクレズマ-」

会場：鉢＆田島征三絵本と木の実の美術館

昨年他界したヴォイス・アーティスト、おおたか静流。絵本と木の実の美術館のPR部長を名乗り、鉢集落や多くの人を巻き込み、芸術祭の発展に寄与してくれました。この夏、そんな彼女の軌跡とともに作家・田島征三が想いつくりあげた作品を展示（7/29～11/5）し、それにあわせて1日限りのトリビュートLiveを開催。おおたか静流とコラボしてきた梅津和時率いるこまっちゃクレズマが、久々に登場。シズリンの想いを天に、みんなで楽しく歌い踊りましょう！

URL：https://www.echigo-tsumari.jp/event/20230820/

7/29-8/27　「上郷クローブ座レストラン」

会場：越後妻有「上郷クローブ座」

大地の芸術祭 2015から継続している演劇レストランプロジェクト。EAT&ART TAROプロデュースでスタートし、地元のお母さんたちが、毎年テーマを変えながら期間限定で明るく楽しくお芝居風にお料理を提供。お料理は地元野菜やつなんポークなどを使い、地場産物の魅力を演劇を鑑賞しながら楽しめます。2023年は、昨年好評だった演目をリバイバル公演。脚本・演出に原倫太郎＋原游に迎え、雪国の暮らしを描いた江戸時代のベストセラー『北越雪譜』をもとにしたお話を演じます。

URL：https://www.echigo-tsumari.jp/event/20230729_0827/

10/21　EAT＆ART TARO 「おにぎりのための運動会！」

会場：奴奈川キャンパス

「房総里山芸術祭いちはらアート×ミックス」で好評を博した、作家・EAT＆ART TAROのイベント作品「おにぎりのための運動会！」が奴奈川キャンパスにやってきます。より美味しくおにぎりを食べるために運動会をやろうという本作品。オリジナル競技で熱い戦いを繰り広げ、越後妻有の美味しいおにぎりをさらに美味しく食べましょう。音楽演出では作品「農具は楽器だ！」を手掛けたジャズミュージシャン・岡淳が楽団を結成して運動会を盛り上げ、団長を務める農業女子サッカーチーム「FC越後妻有」の選手が皆さんを勝利へ導きます。

URL：https://www.echigo-tsumari.jp/event/20231022/