出社？リモート？理想のワークスタイルに関する本音を徹底調査！(BtoBマッチングサイト『一括.jp』調べ)

https://emeao.jp/ikkatsu-column/recommend_mobilephonecompany/ BtoBマッチングメディア『一括.jp』が理想のワークスタイルを徹底調査！

株式会社eclore

2025年6月28日 19時18分

働き方の変化がますます加速するなか、実際の現場ではどのような働き方を理想とし、何を重視して選択しているのでしょうか？

今回、厳選された業者を紹介するBtoBマッチングメディア「一括.jp（https://emeao.jp/ikkatsu-column/recommend_mobilephonecompany/ ）」は150名を対象にアンケート調査を実施しました。調査では、「理想の働き方」や「重視するポイント」、「出社・リモートそれぞれのメリットデメリット」などを多面的に分析しています。

本記事では、2025年6月20日に実施したアンケート調査をもとに、実際に現場で働いている方々のリアルな声や、理想のワークスタイルに対する本音を分かりやすくご紹介します。

▼ 調査概要

調査1：あなたの考える“理想の働き方”は？

調査2：理想のワークスタイルを選ぶ際、重視するポイントは？

調査3：出社・リモートそれぞれで感じた“良かった点”や “困った点”

調査結果1：あなたが考える“理想の働き方”を教えてください。

出社志向が依然として根強い結果に

今回の調査では、「ほぼ出社（フル出社）」を理想と考える人が45.3%（68人）と最も多く、出社志向が根強いことが明らかになりました。
コロナ禍を経てリモートワークが普及したものの、やはり「職場でのコミュニケーション」や「オン・オフの切り替えやすさ」を重視する層が多いことがうかがえます。

柔軟な働き方を希望する声も拡大

一方で、「ハイブリッド（出社とリモートの組み合わせ）」を希望する人も25.3%（38人）と全体の4分の1を占め、柔軟な働き方を望む声も一定数存在します。
また、「ほぼリモート（フルリモート）」も18.7%（28人）と少なくありません。場所を問わず働きやすい環境を求めるニーズも引き続き高い状況です。

働き方にこだわりのない層も1割程度

「特にこだわりはない／どちらでもよい」と回答した人は10.7%（16人）でした。自身のライフスタイルや業務内容に合わせて柔軟に働き方を選択したい、という“ニュートラル派”も一定割合存在していることが分かります。

調査結果2：理想のワークスタイルを選ぶ際、重視するポイントは何ですか？※複数選択可(注1)

(注1) 本設問は複数選択式ですが、選択肢は2つまでに制限しています。これにより、ワークスタイルを選ぶ際に重視するポイントをより明確に把握できるようにしています。

通勤の有無・負担が最重視されるポイントに

「通勤の有無・負担」が55.3%（83人）で最多となり、理想の働き方を考える上で“通勤”が依然として大きな決め手になっていることが分かります。毎日の通勤ストレスや時間的ロスをできるだけ減らしたいと考える人が多い傾向が見て取れます。

業務効率や集中のしやすさも重視

次いで、「業務の効率・集中しやすさ」が48.0%（72人）と高い割合を占めています。自身のパフォーマンスを最大限発揮できる環境で働きたいという“生産性重視”の声も多いことが特徴です。

プライベートや家族との両立意識も高まる

「プライベートや家族との両立」も34.0%（51人）と3人に1人以上が重視しており、ワークライフバランスの重要性が浸透していることがうかがえます。
働き方の多様化が進む中、家庭や自分の時間を大切にしたいという意識も確実に広がっています。

コミュニケーション・職場環境の快適さはやや低め

「コミュニケーションの取りやすさ」は22.0%（33人）、「オフィス設備や環境の快適さ」は10.0%（15人）と、やや低い結果となりました。対面でのやり取りや職場設備よりも、個人の働きやすさや生活との両立を優先する傾向が強いと言えそうです。

調査結果3：出社・リモートそれぞれで感じた“良かった点”や “困った点”を教えてください。※複数選択可

出社のメリットは「雑談・相談のしやすさ」や「集中力」

出社勤務における“良かった点”として最も多かったのは、「雑談や相談がしやすい（46.0%・69人）」でした。オフィスならではの気軽なコミュニケーションや、ちょっとした相談がしやすい環境の価値を感じている人が多いことがうかがえます。
また「集中できる・仕事のメリハリがつく（43.3%・65人）」も高い割合を占めており、オフィス環境での“オンとオフの切り替えやすさ”も評価されています。

出社のデメリットは「通勤・移動の大変さ」

一方、出社勤務の“困った点”としては「出勤・移動が大変（38.0%・57人）」が挙げられています。日々の通勤負担や移動時間のロスは、多くの人にとって大きなネックとなっているようです。

リモートの良さは「時間に余裕ができること」

リモートワークの“良かった点”として最も多かったのは、「通勤がなく時間に余裕ができる（44.7%・67人）」です。毎日の通勤時間が削減できることで、生活にゆとりが生まれるメリットを感じている人が多い結果となりました。

リモートの課題は「孤独感」と「自己管理」

一方で、リモートワークの“困った点”としては「孤独感・コミュニケーション不足（13.3%・20人）」、「自己管理やオン・オフの切り替えが難しい（17.3%・26人）」が挙げられています。リモートワーク特有の“つながりの薄さ”や“自己コントロールの難しさ”を感じる声も一定数存在していることが分かります。

まとめ：「理想の働き方」は“多様性”がカギ。柔軟性と効率性の両立が重要に

アンケート結果からは、理想のワークスタイルとして「出社」を支持する声が最も多かった一方で、ハイブリッド型やフルリモートなど、多様な働き方を望む層も一定数存在することが明らかになりました。
働き方を選ぶ際に重視されるポイントは、「通勤の負担軽減」や「業務効率・集中しやすさ」、「ワークライフバランス」など、個人の生活や生産性を意識した声が上位を占めています。
また、出社とリモート双方にはメリット・デメリットがあり、出社では“コミュニケーションのしやすさ”、リモートでは“時間の余裕”が評価される一方、それぞれに課題も存在します。
こうした結果から、今後は「画一的な働き方」ではなく、個人や業務に合わせた柔軟なワークスタイルの選択が、企業の競争力や従業員満足度向上のカギとなりそうです。働き方の“多様性”を前提とし、効率性と働きやすさのバランスを追求できる環境整備が、今後ますます重要になるといえるでしょう。