【1/20講演会】麻薬からロープウェーまで‥‥南米コロンビアのスラム暮らしのリアル、住人が語る

コロンビアの若者が頑張って日本語で話します！

特定非営利活動法人開発メディア

2025年1月14日 20時01分

世界最大の麻薬組織がかつてあった場所、それが南米コロンビア第2の都市メデジンです。

麻薬組織のメデジンカルテル、その首領パブロ・エスコバル、麻薬抗争、ギャング‥‥TBSのテレビ番組「クレイジージャーニー」でも取り上げられたので、興味をもった方も少なくないことでしょう。

ただメデジンを実際に訪問すると、こうした負のイメージとのギャップに驚かされます。外国人が目にする風景は現代的な街並み。整然とした道路が縦横無尽に走り、しかもきれい。高架鉄道も通っています。まるで先進国のようです。ちなみにメデジンは2013年に、「世界で最も革新的な都市」に選ばれました。

革新的な風景を“表の顔”とすれば、メデジンには“裏の顔”もあります（生活者にとっては表も裏もありませんが）。その象徴がスラムです。

今回の講演会では、メデジンのいくつかのスラムで暮らした経験をもつコロンビア人青年とZoomでつなげ、知られざる“スラム暮らしのリアル”についてたっぷりお話してもらいます。スラムの住人はどんな日々を送っているのか、どんなことを考えながら生きているのか、麻薬は蔓延っているのか、スラムと街の中心部を空中で結ぶロープウェー（5本通っている）はどんな効果をもたらしたのか、など。

この青年は日本語を少し話します（通じにくい部分についてはこちらでサポートします）。スラム暮らしのリアルを日本語で聞ける機会はかなりレア。質問もたくさんしてみましょう（プチ取材体験）。

コロンビアへ実際に行ったとしても、スラムの中に足を踏み入れるのは容易ではありません。ましてや住人から直接話を聞くのはかなり難しい。

貧困削減に寄与する仕事に将来就きたい大学生、JICA海外協力隊に関心のある社会人、ラテンアメリカが好きな老若男女の皆さん、旅行好きの皆さん、ぜひお越しください。外からはなかなか見えない「コロンビアの現実のひとつ」を垣間見てみませんか？

1月20日（月）の夜8時半からZoomで！　自宅にいながら、好奇心を知識に変える（世界を知る）一歩を踏み出しましょう。

登壇者

カルロス・プエルタさん（大学生）

メデジン出身のコロンビア人。23歳。DIDIフード（ウーバーイーツのような宅配・出前サービス）のドライバーとして働きながら、獣医学を専攻する大学2年生。いまはメデジン郊外に住んでいるが、これまでにメデジン市内のいくつかのスラムで暮らした経験をもつ。空いた時間に瞑想したり、いろいろ読んだり、新しい言語を学んだり、チェスをしたりするのが好き。

カルロス・プエルタさんの講演の主な内容

①メデジンのスラムでは、マリファナを吸って心の安定を求める人が増えているそうです。マリファナはフェイスブックやテレグラムなどのSNSを使って簡単に買えます。プランターでも育つので、自分で栽培しようと思えば簡単。ただマリファナを売ることがマフィアに見つかると殺されることも。

②メデジンの革新性の象徴といえば、スラムの上空を走るロープウェー（メトロカブレ）。メトロカブレが運行する前、住人はバスに乗ってメデジンの中心部まで通勤・通学していました。スラムは斜面にあるため道はくねくね曲がっており、バスだと所要時間は1時間半～2時間。一直線に走るメトロカブレを使えば、移動時間は半分以下に。交通費も安くなりました。

＊ganasはこの3月、メデジンのスラムなどを取材するプログラム『Global Media Camp in コロンビア』を開催する予定です。詳しくは下記をご覧ください。
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【早割1/22、開催決定間近】ベネズエラ難民・国内避難民・先住民を取材しよう！『Global Media Camp in コロンビア』参加者募集

日時

1月20日（月）20時30分～22時15分

＜タイムライン（予定）＞

20：25　開場
20：30　開始
20：35　講演「スラムの暮らしのリアル」（カルロス・プエルタさん）
21：30　質問してみよう
22：05　『Global Media Camp in コロンビア』のご案内
22：15　終了

こんな方におススメ

・コロンビアを含むラテンアメリカに興味がある！
・現地にただ行ってもなかなかわからないスラムの暮らしを知りたい！
・国際協力を仕事にしたい！
・JICA海外協力隊に参加したい！
・途上国で取材してみたい！／Global Media Campに興味がある！
・コロンビアの大学生（庶民）について知りたい！

会場

オンライン（Zoomを使います）

＊当日の正午をめどに、ZoomのURLをPeatixのアカウントにお送りします。ご確認ください。

定員

80人（先着順）

＊定員に達した時点で締め切らせていただきます。

参加費

・社会人＆学生：1000円
・ganasサポーターズクラブのパートナー／サポーター：無料
・録画を後日視聴（当日欠席）：1000円

＊参加費は経費を除く全額、カルロス・プエルタさんに講演代（生活費となる。頑張る彼を応援したい）として送ります。
＊キャンセルされても参加費は返金できません。ご了承ください。
＊途上国を盛り上げ、途上国から学ぶコミュニティ「ganasサポーターズクラブ」にまだ入っていらっしゃらない方はこの機会にどうぞ。途上国をテーマとする非営利メディア「ganas」の活動をサポートしていただくだけでなく、さまざまな特典（お得に学べたり、途上国に関心がある人同士で交流も）もご用意しております。今回の講演も無料となります。
＊当日参加する予定が都合が悪くなり欠席された方には録画をシェアいたします。