アクアクララ×HONOKA 「Trace of Water -水の痕跡-」 展示会開催中
2024年10月18日(金)-10月27日(日) 日比谷OKUROJI[H-05](東京・内幸町)
Trace of Water 水の痕跡
※会場イメージ
アクアクララ株式会社(東京都港区・代表取締役社長 赤津裕次郎)とデザインラボ HONOKA(ほのか)はDESIGNART TOKYO 2024に参加し、2024年10月27日(日)まで新プロジェクト『Trace of Water (トレース オブ ウォーター) - 水の痕跡 - 』の発表・展示を日比谷OKUROJI[H-05]にて開催しております。
この新しいプロジェクトはウォーターサーバー用リターナブルボトルの〝素材〟としての潜在力にフォーカスし、その未知の可能性や用途を探求する取組みです。
水は生命を支え、心身を潤し、私たちにとってなくてはならない存在です。水の一滴がもたらす清涼感、そしてその水を守り、安全に運ぶための器としてのボトル。その役割は時代と共に進化し、私たちの生活に欠かせないものとなっています。今、このボトルは単なる容器を超え、持続可能な未来に向けた新しい役割を果たそうとしています。その具現化に向けた取り組みが、この『Trace of Water - 水の痕跡 - 』です。
※アクアクララのウォーターボトル
※HONOKA
繰り返し使用されたウォーターボトルは、 アクアクララグループで丁寧に管理され、 これまでも素材としての価値は大切に保たれてきました。 常に次のステップへと進化するための可能性の源となっています。このたびのHONOKAのリサーチと実験を経て、高品質なポリカーボネート製のウォーターボトルの歩みの記憶が、 これまでにない視点から美しく顕れています。
HONOKAは、ウォーターボトルの美しい色彩や吸湿した樹脂の特性からインスピレーションを受けて、 アップサイクルの過程で新たな価値を創造しています。
こうした美しさや剛性、 水が見せる魅力的な特性を建材やプロダクトに内包させ、 トレーサビリティの概念をも反映して、プロジェクト名を 『Trace of Water 水の痕跡-』 と名付けました。
ウォーターボトルの役割やその変遷を、 素材の可能性と共に探求するこのプロジェクトの本質を映しています。
なお、現在開催中の本展示は世界中のデザイン情報を発信し、700万人以上のソーシャルメディアフォロワーを持つイギリスのウェブマガジンで、DESIGNART TOKYO 2024のメディアパートナーであるdezeenが全展示の中から5つ選ぶ ‘dezeen selects’ のひとつに選出されました。
展示内容
安心で美味しいお水をお届けするアクアクララは、環境に配慮し、洗浄して繰り返し利用できるリターナブルボトルを採用しています。また、使用期限が過ぎたボトルを適切にリサイクルし、再資源化することをブランド目標の一つとして積極的に取り組んでいます。
デザインラボHONOKAは、この使い終わったリターナブルボトルを新しい表現方法で再利用し、地球の持続可能性に貢献することを目指しています。 歴史や文化を感じさせる素材や技術の魅力を可視化し、 その永続的な価値を未来に届けるという理想を実現するためです。
今回のプロジェクトでは、これまで培ってきた多様な加工方法や素材への知見を活かして、審美性と機能性を兼ね備えた美しい 「建材」という新たなマテリアルデザインに重点的に取り組んでいます。
併せて、その建材を応用したスツール、ペンダントライト、花器などのプロダクトも制作・展示し、素材の可能性を幅広く探求しています。これらの新しい建材とプロダクトは、多用途でさまざまな空間を創り出し、豊かな体験を提供することが可能です。
この『Trace of Water 水の痕跡 - 』では、リターナブルボトルの美しい色彩や吸湿した樹脂の特性、そしてポリカーボネートならではの強度を存分に引き出した他に類を見ないアップサイクリングの展示をご覧いただきます。私たちの取り組みがどのように美しく循環型経済を支え、未来の持続可能な社会の実現に寄与するか、その一端をぜひご体験ください。
上記の写真は、 アクアクララのリターナブルボトルから、 新たな価値を引き出す過程を捉えたものです。HONOKAがリサーチと実験を通してボトルの素材に新たな価値を創る瞬間を象徴しています。
透過性のある素材に浮かび上がる微細な表情は、ボトルが辿ってきた歴史を示し、アップサイクルされた建材としての次の可能性を示唆しています。
HONOKAのデザイナーたちが手を動かし、試行錯誤を重ねながら、ポリカーボネートの特性を最大限に引き出し、 美しくかつ機能的な素材へと変貌させていく様子を表現したイメージです。
会場では、こうした実験やリサーチの過程も展示して、
素材の可能性を探るために行ったさまざまな試みをご紹介します。
上記の写真は、ポリカーボネートの耐衝撃性、透明性、軽量性、耐熱性、耐候性、寸法安定性といった特性を活かしたデザインによる障子のような構造を持つ作品です。サイズは4,100×2,700mm。
YAMAGIWAの技術協力および器具提供のご協賛によって実現した緻密なライティング計画により、素材の透明性と光が織りなす美しさと機能性が際立ち、本作品は展示に奥行きと広がりをもたらし、鑑賞者に静かで味わい深い空間体験を提供します。
この体験は建材としての強度と実用性を備えつつ、繊細な美しさと幽玄な趣が調和したことで実現します。アップサイクルした建材の新たな可能性を示し、素材の未来の表現力を探求する展示です。
ウォーターボトルは、まず、アクアクララグループで長きにわたって再利用され、環境への配慮が行われます。
HONOKAはその役目を終えたウォーターボトルを建材やプロダクトへとアップサイクルし、新たな価値を創造する可能性を探求しています。今回、HONOKAの視野はさらに遠くを見つめ、もう1段階進んだアップサイクルにもトライしています。それは、建材やプロダクトとして使い終わったのちに、 それらを粉末化し、塗る建材 (左官材料) として再利用するという方法です。
この塗る建材を応用したプロダクトのデザインにも取り組んでいます。
この3ステップを通して、アクアクララのウォーターボトルは形を変えながら、長期間にわたって活用され、 持続可能な未来に貢献していきます。
会場では、塗る建材を用いた左官壁を展示し、長期的視野に立った循環のプロセスとその可能性をご紹介します。
開催概要
展覧会名: Trace of Water 水の痕跡 -
会期:2024年10月18日 (金)~ 10月27日 (日)-
開場時間 : 11:00 - 20:00
会場:日比谷OKUROJI [H-05] 東京都千代田区内幸町1-7-1
アクセス:
https://www.jrtk.jp/hibiya-okuroji/access/
オフィシャルサイト:
●トークイベント & レセプション : 10月26日 (土) 18:00-20:00
アクアクララ株式会社の藤尾伸弘と、 デザインディレクションを担当したHONOKAのメンバー6名全員が登壇し、プロジェクトの開発についてお話しいたします。
トークイベントの後は、 皆さまと交流いただける簡単なレセプションもご用意しております。
お時間の許す限り、 ぜひご参加いただけますと幸いです。
主催 : アクアクララ株式会社
全国各地の優良な地場企業と契約し、高純度デザインウォーターの製造から販売、宅配までを一貫して手がけるフランチャイズ事業を展開しています。 オフィスや家庭向けの専用ウォーターサーバー業界のリーディングカンパニーとして、現在、2030年までに100%の再資源化を目指して持続可能な取り組みを進めています。
デザインディレクション: HONOKA
素材・技術・文化の持続可能な体制を目指すデザインラボ。受け継がれてきた歴史を現代のテクノロジーで紡ぎ、素材がもつ魅力をほのかに感じさせるものづくりを行っています。
代表作TATAMI ReFAB PROJECTはSalone Satellite Award 2023 1st Prize や iF Design Award 2024Gold など多数受賞し、イタリア他、6カ国で巡回展示を行いました。
ご協賛:株式会社YAMAGIWA
1923年創業。オリジナル照明をはじめ世界の照明・家具ブランドの輸入・販売、 照明計画を行うYAMAGIWA は、日本の照明業界におけるパイオニアとして革新的な照明器具・技術を追求してきました。 タグライン「The Art of Lighting」のもと、美しい暮らしと社会の実現に向け、光が生み出す情緒的価値を社会に提供し続けています。 Official Website: https://www.yamagiwa.co.jp/
Instagram:@yamagiwa_official_
ご協力:
●お問い合わせ先
for General
アクアクララ株式会社
URL: https://www.aquaclara.co.jp/
e-mail: pr@aquaclara.co.jp
HONOKA
URL: https://www.honoka-lab.jp/
e-mail: contact@honoka-lab.jp
for Press
レプレ 夏目康子
e-mail: ynatsume@mac.com
すべての画像