アズビル、IFRS第16号対応等で日本子会社・中国現法に「multibook」を導入
連結パッケージ作成を自動化・外注化し、リース資産管理業務を効率化
株式会社マルチブック(東京都品川区、代表取締役社長:渡部 学、以下「当社」)は、当社が提供するグローバルクラウドERP「multibook」とアウトソーシングサービスが、アズビル株式会社(東京都千代田区、取締役 代表執行役社長:山本 清博、以下「アズビル」)の日本子会社および中国の現地法人に導入されたことをお知らせいたします。今回の導入により、IFRS第16号「リース」等への対応に求められる連結パッケージ作成プロセスの効率化が実現されました。
■アズビルについて
アズビル株式会社は、1906年創業のオートメーション機器メーカーです。「人を中心としたオートメーション」を理念に掲げ、ビルや工場、ライフラインなど多様な分野において、最先端の計測・制御技術を提供しています。ビルディングオートメーション、アドバンスオートメーション、ライフオートメーションの3つの事業領域を中心に、世界約15カ国で事業を展開。スマートビルディングなどの社会課題にも積極的に取り組む、日本を代表するグローバル企業です。
■背景と課題
IFRS第16号では、リース契約を資産として計上する必要があり、国内外拠点からの契約情報収集、連結パッケージ作成、連結システムへの登録といった一連の業務を正確かつ効率的に処理する体制が求められます。しかし、表計算ソフトを用いた手作業による処理では、契約ごとの仕訳対応に多くの工数が必要になるため、属人化やヒューマンエラーなどのリスクが発生する可能性があります。
■導入内容と効果
アズビルはIFRS第16号および新リース会計基準の適用に向けた子会社のリース関連決算作業の効率化に向けて、「multibook」および当社のアウトソーシングサービスの導入を決定しました。
各拠点から提出される新規契約・更新・変更・解約などの契約情報を「multibook」で一元管理。連結修正仕訳や注記情報も「multibook」上で作成され、連結システムに適した形式で迅速に出力されるようになりました。また、連結パッケージの作成や登録作業などの一部の業務を当社のアウトソーシングチームに委託。現場の経理担当者は、作成されたデータの確認や分析などの判断業務に集中できるようになり、IFRS第16号への決算対応を安定的かつ効率的に運用できる体制が構築されています。

■今後の展望
アズビルでは、2027年に強制適用が予定されている新リース会計基準への対応も見据え、今後も「multibook」とアウトソーシングサービスの活用を通じ、リース資産管理業務のさらなる高度化を目指してまいります。
■グローバルクラウドERP 「multibook」概要
2027年4月1日以後に開始する事業年度から強制適用となる新リース会計基準に対応。
導入が速い、処理速度が速い、解決が早い、速さを追求するグローバルクラウドERP。
12カ国語・多通貨・複数帳簿に対応し、全世界の拠点をシームレスに統合します。製造・商社・飲食・建設など多業種にわたり、上場企業から非上場企業まで、33ヵ国・600社以上での導入実績があります。
主な機能:会計、ロジスティクス、固定資産管理、IFRSリース資産管理、新リース会計基準、立替経費精算、マネジメントコックピット、BPOコックピット、外部連携(連結会計、倉庫管理等)機能
サービス名:「multibook」(マルチブック)
※12の対応言語:
日本語、英語、タイ語、ベトナム語、韓国語、ミャンマー語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語(繁体字・簡体字)、インドネシア語
■アズビル株式会社 会社概要
会社名:アズビル株式会社
代表者:取締役 代表執行役社長 山本 清博
創業:1906年12月1日
本社:東京都千代田区丸の内2-7-3
事業内容:計測・制御機器の開発・生産・販売・サービス
■株式会社マルチブック 会社概要
会社名:株式会社マルチブック
代表者:代表取締役社長 渡部 学
設立:2000年9月
本社:東京都品川区西五反田1-1-8 NMF五反田駅前ビル5階
事業内容:グローバルクラウドERPサービス 「multibook」等の企画・開発・提供
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