JR東日本× mederi 共催ウェビナー開催レポート
【アーカイブ配信中】女性のキャリア形成と健康課題に、企業はどう向き合うべきか

mederi株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:坂梨亜里咲)は、東日本旅客鉄道株式会社が展開するワーキングマザー向けキャリア形成支援サービス「PeerCross」と共催で、企業の企業の人事・総務・健康経営・福利厚生・DE&I/女性活躍推進担当者を対象に、ウェビナー「なぜ女性は管理職を選ばないのか?」を2026年5月22日に開催いたしました。
本ウェビナーでは、女性が管理職を目指すうえで直面しやすいライフイベント、仕事上の役割変化、PMS・生理痛・更年期障害などの健康課題を切り口に、女性のキャリア形成を阻む要因や、企業に求められる支援についてトークセッションを実施しました。
開催概要
タイトル:なぜ女性は管理職を選ばないのか?
主催:mederi株式会社、東日本旅客鉄道株式会社「PeerCross」
日時:2026年5月22日(金)14:00〜15:00
形式:オンライン(Zoom)
対象:企業の人事・総務・健康経営・福利厚生・DE&I/女性活躍推進担当者など
当日アジェンダ
1.トークセッション①
自身の経験から生まれた、女性のキャリア・健康支援
登壇者:JR東日本 小西氏/mederi 坂梨
2.トークセッション②
女性が自分らしくキャリアを選択するために
登壇者:JR東日本 小西氏/mederi 坂梨 ほか
3.PeerCross サービス紹介
4.mederi for biz サービス紹介
登壇者プロフィール

東日本旅客鉄道株式会社
マーケティング本部 くらしづくり・地方創生部門 新規事業ユニット 副長
小西 好美 氏
2009年JR東日本入社。総合職の事務系で入社し、駅・車掌・運転士といった鉄道現場を経験後、人事(採用・ダイバーシティ推進)、Suica事業等を担当。第一子育休後、仕事と育児の両立に悩んだ経験をもとに、2019年にJR東日本グループ新事業創造プログラム「ON1000」に応募。実証実験、第二子の出産後、2023年7月~ワーキングマザー向けキャリア形成支援サービスPeerCrossをスタート。
2025年7月~はライフイベント前の女性が利用できるサービス「&bloom」をスタート。9歳・4歳の母。

mederi株式会社 代表取締役 坂梨 亜里咲
明治大学卒業後、大手ファッション通販サイト及びECコンサルティング会社にてマーケティング及びECオペレーションを担当。
2014年より女性向けwebメディアのディレクター、COO、代表取締役を経験した後に、自らの不妊治療経験からmederi株式会社を起業。オンラインピル診療サービス「mederi Pill(メデリピル)」、企業の健康経営を支える福利厚生サービス「mederi for biz(メデリフォービズ)」を展開。2025年に、オンライン診療サービス「レバクリ」などを手がけるレバレジーズ株式会社に参画。
講演レポート
【女性が管理職を選びづらくなる背景とは】

ウェビナー冒頭では、「なぜ女性は管理職を選ばないのか?」というテーマについて、女性本人の意欲だけではなく、健康課題やライフイベント、職場環境などが複合的に影響する構造的な課題として解説しました。
女性のキャリア形成においては、主に2つのタイミングで停滞が起こりやすいとされています。1つ目は、20代のキャリア初期です。この時期には、PMSなどホルモンバランスの変化に起因する体調不良や、それに伴うパフォーマンスの不安定化、自信・キャリア意欲の低下といった、表に出にくい健康課題が生じやすいと説明しました。これらは離職理由として明確に語られにくく、企業側も気づきにくいため、結果として将来の管理職候補層が十分に育成されない要因にもなります。
2つ目は、おおよそ30代以降に出産・育児などのライフイベントを迎えるタイミングです。育児との両立による時間的制約や、挑戦機会が与えられにくくなる「マミートラック」により、制度は整っていても、本人が昇進を望まない、あるいは自信を持てないケースがあることが共有されました。
本ウェビナーでは、こうした20代から30代前半の心身のコンディション課題と、出産・育児などの のライフイベントに伴うキャリア課題を踏まえ、企業が女性のキャリア形成をどのように支援していくべきかについて議論しました。
【トークセッション①:マミートラックの経験から生まれた、ワーキングマザーのキャリア支援】
ウェビナー前半では、東日本旅客鉄道株式会社の小西氏とmederi代表の坂梨が、それぞれの経験をもとに、女性のキャリア形成における課題について議論しました。
小西氏は、第一子出産前までは順調にキャリアを築いていた一方、出産後にいわゆる「マミートラック」に陥った経験について言及しました。周囲からの配慮や気遣いはありがたいものの、キャリアを大切にしてきた立場からすると、責任ある仕事から距離を置かれることに、もどかしさや不安を感じる場面もあったといいます。
また、職場にはアンコンシャスバイアスや性別役割分担意識が根強く残っており、日系企業においては、子育てをしながらキャリアを築く女性管理職のロールモデルがまだ十分に多くない現状も共有されました。特に、出産・育児後に自身のキャリアがどの方向へ向かっているのか分からず、誰にも相談できないと感じる女性は少なくありません。
こうした自身の経験から、小西氏は「同じような悩みを抱える人とつながり、相談できる場が必要だ」と考え、JR東日本グループ新事業創造プログラム「ON1000」への応募をきっかけに、ワーキングマザー向けキャリア形成支援サービス「PeerCross」の立ち上げに至ったと説明しました。
坂梨からは、周囲の善意による配慮が、キャリアを大切にしてきた女性にとって不安やもどかしさにつながることもあると共感が示されました。両者の対話を通じて、出産・育児などのライフイベントを経ても、自分らしいキャリアを歩み続けられる環境づくりの重要性が共有されました。
【トークセッション②:日系大手からベンチャーへ。キャリア選択と女性特有の健康課題】
続くトークセッションでは、企業規模や組織文化の異なる環境を経験した女性社員も加わり 加わり、日系大手企業からベンチャー企業へ転職した経験をもとに、女性のキャリア選択や健康課題について意見を交わしました。
セッションでは、女性がキャリアを築くうえで、企業の女性活躍推進施策が整備されていても、必ずしも一人ひとりのキャリア意向や能力開発と十分に結びついていないと感じるケースがあることが共有されました。特に、配属や職種変更、昇格のタイミングが本人の希望やライフイベントと重なることで、自身のキャリアに対する主導権を持ちづらいと感じる場面もあるといいます。 、
また、また、結婚・妊娠・出産などのライフイベントと昇格のタイミングが重なることで、昇進機会が後ろ倒しになったり、本人の意欲低下につながったりする可能性についても話題に上がりました。こうした状況は、本人の能力や意欲の問題だけではなく、企業側の制度設計やキャリア支援のあり方とも深く関わっています。
さらに、PMSなどの体調不良が仕事上のストレスと重なることで、思うようなパフォーマンスを発揮できない悪循環につながることも共有されました。一方で、低用量ピルの服用など自分に合ったケアの選択肢を知ることで、心身のコンディションが安定し、前向きに仕事へ向き合いやすくなるケースもあります。
坂梨からは、女性が男性と同じようにキャリア形成を進めていくことは、労働力不足が進む日本社会において、企業にとっても重要なテーマであると述べました。そのうえで、女性特有の健康課題やライフイベントに伴う悩みに対して、PeerCrossやmederi for bizのようなサービスを通じて、キャリア支援と健康支援の両面からサポートする仕組みが今後さらに広がっていくことへの期待が語られました。
【総括:キャリア支援と健康支援の両面から、女性が挑戦しやすい環境へ】
本ウェビナーでは、女性が管理職や責任あるポジションを選びづらくなる背景について、ライフイベント、職場のアンコンシャスバイアス、ロールモデル不足、PMS・生理痛などの健康課題といった複数の観点から議論しました。
出産・育児後に責任ある仕事から距離を置かれ、キャリアが停滞してしまう「マミートラック」は、両立への配慮から管理職の昇格といった成長機会が得られない状況となり、女性本人の努力だけでは解決が難しい課題です。企業には、相談しやすい環境やロールモデルとの接点をつくることに加え、健康課題に対する正しい理解と医療につながる選択肢を整えることが求められます。
対談を通じて、女性活躍推進は単に管理職比率を高める取り組みではなく、一人ひとりがライフイベントや体調の変化を抱えながらも、自分らしくキャリアを選択できる環境づくりであることが示されました。
mederiは今後も、企業の人事・健康経営・女性活躍推進に関わる方々に向けて、「生理・PMSに関する正しい知識の啓発」「個々の身体に合った選択肢の提供」を目的としたセミナーや啓発活動を継続してまいります。
■mederiの取り組み:福利厚生パッケージ「mederi for biz」について

「mederi for biz」は、企業の健康経営を支援する福利厚生サービスです。
申込から最短1週間で導入可能で、セミナー、動画コンテンツ・オンライン診療・漢方/ピル処方の4つのサポートメニューを組み合わせて導入いただけます。
導入企業では、「生理による仕事への影響」や「昇進機会を諦めざるを得ない」といった課題の解消につながり、社員のモチベーション・パフォーマンス向上、女性活躍推進、離職率対策に寄与しています。
mederi for biz公式ページ:https://mederi.jp/mederiforbiz/
【mederi株式会社】

誰もが愛でりあえる社会へ。
すべての人が自分の体のことをきちんと知り、大切に、愛でられるように。安心、安全を追い求めながら、心と体のバランスを整えるためのサービスを展開しています。
代表者:代表取締役 坂梨 亜里咲
所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア24F/25F
設立日:2019年8月1日
事業内容:
・生理の悩みを産婦人科医に相談できるオンラインピル診療サービス『mederi Pill(メデリピル)』の運営
・企業向け福利厚生プラン『mederi for biz』の提供
・学生向け性教育出張授業『mederi for school』の提供 など
【本リリースに関するお問い合わせ先】
mederi株式会社 広報窓口:https://contact.mederi.jp/corporate
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
mederi株式会社 広報窓口
E-mail:pr@mederi.jp
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