【自宅の防犯に関する意識調査】男女501人アンケート
自宅の防犯に関する意識調査
株式会社AlbaLink(本社:東京都江東区、代表取締役:河田 憲二)は、全国の男女501人を対象に「自宅の防犯に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキングにしました。
詳細は訳あり物件買取ナビにて公開。( https://albalink.co.jp/realestate/home-security/ )
昨今、ニュースなどで空き巣や強盗関連の報道が多く報じられ、不安を感じている人も多いのではないでしょうか。今まで自宅の防犯についてあまり意識してこなかった方も、「うちは大丈夫だろうか?」「もっと防犯対策をしたほうがよいのでは?」と考えることがあるかもしれません。
今回、株式会社AlbaLink( https://albalink.co.jp/)が運営する訳あり物件買取ナビ( https://albalink.co.jp/realestate/)は、全国の男女501人を対象に「自宅の防犯」についてアンケート調査を実施しました。
【調査概要】
調査対象:全国の男女
調査期間:2024年11月8日~22日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:501人(女性313人/男性188人)
回答者の年代:20代 15.4%/30代 26.7%/40代 32.5%/50代 18.2%/60代以上 7.2%
【調査結果サマリー】
・お住まいの地域の治安が良いと感じている人は83.8%
・自宅の防犯について家族と話し合っている人は74.8%
・もっとも不安を感じる自宅の犯罪は「空き巣」
・今後行いたい自宅の防犯対策は「防犯カメラの設置」
お住まいの地域の治安が良いと感じている人は83.8%
「お住まいの地域は治安がいいか」と聞いたところ、「とても良い(14.4%)」「まあ良い(69.4%)」が合わせて83.8%にのぼりました。8割以上の人は、現在お住まいの地域の治安が良いと感じているとわかりました。
「近所で犯罪が発生したという話を聞かない」「住み始めてから現在までとくに問題がなかった」という人であれば、具体的な不安は感じないのではないでしょうか。また、街灯が多く夜でも明るい、住民同士が顔見知りで見守り活動が行われている、といったエリアは安心感があり、治安が良いと感じるでしょう。
自宅の防犯について家族と話すことがある人は74.8%
「自宅の防犯について家族と話すことがあるか」という問いには、「よくある」と回答した人が15.4%、「たまにある」と回答した人が59.4%でした。「話すことがある」という人が7割以上にのぼっています。
昨今はニュースなどで物騒な事件を目にする機会も増えました。そのため、治安の良い地域にお住まいであっても「他人事ではない」と考える人も多くなったのではないでしょうか。
もっとも不安を感じる自宅の犯罪は「空き巣」
もっとも不安を感じる自宅の犯罪を聞いたところ、ダントツは「空き巣(53.7%)」でした。「強盗、忍び込み(39.9%)」も4割近くにのぼっています。
最近とくに頻発している「空き巣」や「強盗、忍び込み」に不安を感じている人が多くなっています。
<1位 空き巣>
・外出中の空き巣が心配。外出先から戻ってきてインターホンを見ると、ならされているときがあるので、誰かが来たと思うだけで嫌(40代 女性)
・知らない訪問者が自宅の空き巣の下調べをしているのではないだろうか?と疑う(40代 男性)
・一人暮らしなので、家を空けている時間もあり、よく空き巣被害の報告と注意の張り紙がしてあるため(30代 女性)
・1階から窓ガラスを破られて進入されるのではないかと思います。共働きで日中は留守にしているので。車も停まっていないので留守がバレバレです(30代 男性)
空き巣は、住人が出かけている時間を狙います。一人暮らしや共働きで毎日決まった時間に長時間を家をあけるご家庭では、不安が強まりやすいようです。
インターホンに残る訪問の痕跡や不審な人物の目撃などが、不安を増幅させる要因になっている人もいました。
<2位 強盗、忍び込み>
・家にいない時よりも家にいる時の方が犯人と対面する可能性があるので怖いです(20代 女性)
・ガラスを割っててでも入ってくる強盗犯が増えているし、防ぐのが難しいので(50代 男性)
・最近よくテレビで強盗のニュースが報道されていて、暴行や死亡する事件も増えているから(20代 女性)
・仕事帰りまで子供に留守番をお願いすることが多いから(40代 女性)
一人暮らしの人だけでなく、家族と住んでいる人からも不安の声が多く寄せられています。最近は、在宅中でも構わず犯行に及ぶ「強盗」のニュースをよく目にしますよね。
「忍び込み」は就寝中に侵入して金品を盗む犯罪ですが、犯人と鉢合わせしてしまうケースも少なくありません。空き巣の場合、金品の被害のみにとどまりますが、強盗や忍込みの場合は危害を加えられる可能性もあるため、不安を感じる人が多くなりました。
子どもだけで留守番をしている時間帯の強盗に不安を感じている親御さんも目立ちました。
<3位 自転車・バイクの盗難>
・以前に自転車を盗難されたから(30代 女性)
・施錠はしてあるものの、持ち上げれば、敷地に入るだけで簡単に持って行けてしまうから(50代 女性)
・夫のスポーツタイプの自転車を一階の駐輪場に停めていたのですが、出勤しようと行ったら盗まれてました。かなり頑丈なチェーンを付けていたのに切られており、自転車には特に気をつけてます(40代 女性)
警視庁の発表によると、自転車の盗難は年間2万件以上。そのうち8割近くが住宅敷地内や駐車場・駐輪場で発生しています。玄関前や庭など安全そうな場所に置く場合でも、二重ロックするなどして注意する必要がありそうです。
ただ、十分な防犯対策をしていても、チェーンを切られるなどして盗まれてしまった人もいました。
<4位 放火>
・ゴミ置き場に前日からごみを出す人がいて、そこの放火が一番気になります(50代 女性)
・昔、近所で放火の事件があり、その印象がとても強いので、ご近所さんの皆さんも、その意識がとても高い感じがします(50代 男性)
・近所で放火があったため(40代 女性)
放火は、住人が自分自身で完全に防ぐことが難しい犯罪です。そのため、漠然とした不安を抱えている人が多くなりました。
また実際、過去に近所で放火があったという人も。防犯対策としては、「火をつけられやすいものを家の近くに置かない」「夜間のうちにゴミを出さない」「地域ぐるみの見守りをする」などが挙げられます。
<5位 不審者・変質者>
・子どもがひとりで留守番する機会が増えたから(40代 女性)
・子どもは小さいが会話が成立する時期なので、うそをついて家に侵入する可能性があるから(50代 男性)
・女性の一人暮らしのため、どこで狙われるか分からないから(20代 女性)
とくに小さなお子さんがいるご家庭からの声が多く寄せられました。具体的な不安としては、「一人で留守番をしている際の業者を装っての訪問」「下校の際に後をつけて家に押し入る」などが挙げられています。
犯罪のニュースを頻繁に目にすることや、学校からの不審者情報が、不安をいっそう強くしているようです。
今後行いたい自宅の防犯対策は「防犯カメラの設置」
自宅での犯罪を防ぐために今後行いたい「防犯対策」を聞いたところ、ダントツで多かったのは「防犯カメラの設置(44.3%)」でした。2位には「鍵の強化(14.6%)」、3位に「施錠の徹底(11.0%)」、4位に「人感センサーライトの設置(10.0%)」がランクインしています。
防犯対策には、威嚇によって「犯行を未然に防ぐ方法」と物理的に「侵入を防ぐ方法」の2つがあります。「防犯カメラ」を設置したいと考える人からは、そもそも自宅を犯行の対象にされるのを防ぎたいという思いが伺えます。
<1位 防犯カメラの設置>
・スマホで監視できる防犯カメラを自宅駐車場につけたいと思っています(40代 女性)
・防犯カメラと玄関を映しているモニターを部屋に設置し、確認できるようにしようかと検討しています(40代 男性)
・Webカメラを設置して外出時もスマートフォン等で監視できるようにしたいと考えています(50代 女性)
防犯カメラには2つの役割があります。
1つ目は「犯罪の防止」。犯罪者は見られることを嫌がるので、防犯カメラがあれば犯罪を抑止する効果が期待できます。
2つ目は「証拠の撮影」です。万が一泥棒に入れられたときに犯罪の証拠を押さえることができます。
最近はスマホと連動した防犯カメラもあり、外出先からリアルタイムで監視できたり、インターホンに外出先から対応できたりします。
<2位 鍵の強化>
・玄関の鍵をディンプルキーに交換する(50代 女性)
・玄関戸のカギを2つにする(50代 男性)
・玄関のオート施錠検討(30代 女性)
玄関や窓の鍵を今よりも強化したいと考えている人もいました。具体例としては、「窓に補助錠をつける」「玄関の鍵をピッキングしにくいディンプルキーに変える」などが挙げられています。最近はスマホを使って鍵の開け締めができる「スマートキー」もあります。
空き巣は人に見られて通報されるリスクを避けるために、「5分ほど」の短時間で犯行を完了するケースが大半。解錠に時間がかかる場合は、犯行を諦める傾向があります。
そのため、鍵を複数個つけたり、解錠しにくい鍵に変えることは、一定の防犯効果が期待できるでしょう。
<3位 施錠の徹底>
・マンションなので入りにくいとは思いますが、きっちり施錠すること(40代 女性)
・鍵を閉めたかどうかを毎回きちんと確認する(30代 男性)
・在宅時でもカギをかけることを徹底すること(30代 女性)
今回ランクインしたなかで、唯一お金をかけずにできるのが「施錠の徹底」でした。
これまで在宅時に鍵をかける習慣がなかった人も、昨今の強盗多発を受けて、施錠を徹底しようと決意したケースが増えています。また、空き巣は数分で侵入から盗みまでを完了することも多いため、ゴミ捨てなどわずかな外出時にも施錠するようになった人も目立ちました。
<4位 人感センサー付きライトの設置>
・人を感知して光るセンサーライトを取り付けたいです(30代 女性)
・センサーライトをもう1ヶ所に付けようかと話をしています。夜間でも人の行き来が多い道に面しているので、ご近所さんも付けられた方も多いです(50代 男性)
人が近づくと感知して照明がつく「人感センサーライト」を設置したいと検討している人も。侵入者は人に見られないよう暗い場所を好む傾向があるため、ライトによって自身が照らされることを嫌がります。
また、センサーライトが点灯することで住居人が侵入者の存在に早く気づき、通報や見回りなどの対応を迅速に行うことができるのもメリットです。
<5位 警備会社の利用>
・防犯会社に警備を依頼する(40代 男性)
・お金に余裕があれば、セキュリティの警備会社と契約したいです(40代 女性)
・窓や玄関扉が破壊された時の警備保障会社へのアラーム通知設備の投資です(60代以上 男性)
警備会社のメリットは、窓やドアからの侵入を感知すると、24時間365日いつでも警備員がかけつけてくれるという安心感です。また、異常を察知すると警告音が鳴り響くため、侵入者が犯行を諦める効果もあります。
さらに、警備会社と契約している証であるステッカーを貼ることで、犯罪抑止効果を期待できると考えている人もいました。初期費用や月額料金がかかりますが、安心して暮らしたいという人は検討する価値があるでしょう。
<6位 ドアや窓の交換・強化>
・玄関の扉をもっと頑丈な物に交換したい(40代 男性)
・窓を強化ガラスや2重サッシして、すぐに割れない対策をしたいです(50代 女性)
・窓ガラスに飛散防止のシートを張って割れにくくしたい(50代 男性)
泥棒は侵入に時間を要することを嫌がるため、「ドアや窓の交換・強化」は有効な方法です。
昔ながらの日本家屋は、簡単に外せる引き戸や、軽量で簡素な木製ドアであるケースが多いため、頑丈な玄関扉への交換を検討する声が寄せられました。
窓に関しては、強化ガラスや二重サッシにすることで、防犯性を高めたいという声が挙がっています。また、比較的安価にできる対策として、窓が割られにくくなる「防犯フィルム」を貼りたいという人もいました。
<7位 警報装置の設置>
・窓枠につける防犯ブザー
・進入センサーなどが安価であれば購入したい(30代 男性)
・誰かが侵入してきたら、音がなるグッズの購入など(40代 男性)
窓枠やドアなどに取り付ける「警報装置」の設置を検討している人もいました。
警報装置は、「窓やドアが開閉されたとき」「窓に外部からの衝撃があったとき」などに警報が鳴るもの、動く人を探知して警報が鳴るものなどがあります。侵入した際に大きな音が鳴り響けば、犯行を諦めて逃げる犯人が多いと期待できます。
ホームセンターなどで数百円から購入できるので、「警備会社への契約は金銭的に難しい」という人は検討してみましょう。
まとめ
昨今の社会事情を受け、自宅での犯罪に不安を感じる人が多いとわかりました。とくにニュースなどで頻繁に報道される「空き巣」や「強盗・忍び込み」に対しての警戒心が強いようです。
今後行いたい防犯対策としては、「防犯カメラの設置」「鍵の強化」「人感センサーライトの設置」など、費用がかかるものを検討している人が多くいました。
家や財産・命の安全を守るために、多少のコストがかかっても防犯対策を強化したいと考える人が多いことがわかりました。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://albalink.co.jp/realestate/home-security/
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株式会社AlbaLinkについて
AlbaLinkは、「事業を通じて未来をつなぐ」をコンセプトに、訳あり不動産の買取再販業を行う不動産会社です。事故物件、共有持分、空き家、底地借地など権利関係の難しい物件などをメインに取り扱い、不動産問題に悩むすべての方に手を差し伸べます。
会社概要
会社名:株式会社AlbaLink
代表者:代表取締役 河田 憲二
所在地:〒135-0047 東京都江東区富岡2-11-18 リードシー門前仲町ビル6F
設立:平成23年(2011年) 1月
資本金:2,400万円
URL:https://albalink.co.jp/company/
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