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株式会社クロス・マーケティング
会社概要

国内最大規模 約35万人の疾患情報パネルを構築 患者インサイトの高度な分析を可能にするデータの提供を開始

~コホート研究などの縦断研究への利用を見据えて~

株式会社クロス・マーケティング

株式会社メディリード (https://www.medi-l.com/ 本社:東京都新宿区、代表取締役社長:亀井 晋、
以下「当社」)は、全国の男女を対象に「Medilead  Healthcare Panel(以下「MHP」)構築調査」を実施し、一般生活者35万人の疾患情報パネル(直近1年以内に入通院歴のある方:約15万人、同期間に入通院歴のない方:約20万人)を構築しました。本パネルは、アンケートパネルとして利用できるだけでなく、インサイト獲得を目的としたコホート研究(集団の追跡)などの縦断研究における分析にも十分に耐えうる疾患情報パネルとして、国内最大規模となります。
MHPは、国内最大規模の疾患に関するアンケートデータであり、(1)一般生活者の疾患情報に関する大規模調査、(2)何らかの症状・疾患で入通院中の方の主疾患に関する追跡調査から構成されています。回答者への追跡調査は、より深いインサイトの獲得を可能にします。また、電子カルテ情報やレセプトデータなどの大規模データベースには含まれないデータも多く、ヘルスリテラシー(健康や医療に関する情報を入手・理解・評価・活用するための能力)向上の意義など、社会的に重要な意味を持つ分析も可能です。

■MHP調査における主な聴取事項
<大規模調査>
ヘルスリテラシー(HLS-EU-Q47:ヘルスリテラシーの評価尺度)
QOL(EQ-5D:健康関連QOLの包括的な評価尺度)
服薬アドヒアランス尺度
(治療意欲、積極的な薬物治療への参加、服薬遵守の指標)
労働損失(WPAI:仕事の生産性および活動障害に関する質問票)
1ヵ月の医療費
新しい治療を受けたいかどうか
新しい治療に対する支払い意思額

<追跡調査>
通院のきっかけ
現在および過去に処方されている薬剤
現在の治療に対する満足度
治療に関する詳細なニーズ

※ご自身の1年以内の入通院歴、1~3年前の入通院歴に加え、同居のご家族の1年以内の入通院歴および疾患についても聴取しています。
※気になる症状として、「不眠」や「いらいら」「肩こり」などの未病レベルのデータも収集しています。
 


MHPのデータから、QOLの高い患者さんの特徴や、QOLとヘルスリテラシーの関係、治療満足度の高い患者さんの通院のきっかけ、薬剤ごとの治療満足度、疾患ごとに患者さんから必要とされるコミュニケーションなどを把握することができます。さらに、定期的にMHP構築調査を実施していくことにより、コホートとしてご利用いただけるデータベースの構築を目指しています。

また、MHPデータベースはアドホック調査の基礎知識として活用いただくことが可能なため、今後積極的に協働を図り、有意義なデータの発信を推進するほか、ローデータへのアクセスや、あらかじめ定めた範囲でのデータ集計などをサービスとしてご提供する予定です。

 

当社の顧問を務める五十嵐 中 東京大学大学院 薬学系研究科 客員准教授のコメント
MHPはヘルスリテラシーをはじめとした患者インサイトに繋がる指標を多く含んでおり、MHPのみでも十分分析に耐えうるものです。レセプトや健診データからは得られない患者視点のデータを、経時的に蓄積することで、今までにない視点からの分析が可能になります。漠然とした情報のみに頼りがちだったアンメットニーズ(いまだ満たされていない医療ニーズ)についても、治療ニーズをさまざまな項目に分けてそれぞれの満足度・重視度をとることで、定量化の可能性が開けます。ひとつの疾患の患者を見るだけでなく、複数の疾患間での比較や、非発症者との比較を通して、さまざまの疾患で誰とのコミュニケーションが求められているか、どのようなニーズが大きいのかを明らかにできる、強力なツールになります。

 

■関節リウマチについてのMHPデータ分析

新薬の研究開発などが活発に行われている関節リウマチについて、MHPの(1)大規模調査・(2)追跡調査を通じての分析を行いました。
※分析にあたっては、大規模調査に回答した20歳以上の方を対象とし、性年代分布を人口構成に合わせるウェイトバック処理を行っています。
※調査レポートは、こちらからご覧いただけます。
https://www.medi-l.com/research/release20190806-jp/

<分析結果>(一部抜粋)
・関節リウマチで入通院中の方のQOLスコアは平均より低くなっている。<表1>
・関節リウマチの患者さんの医師とのコミュニケーションに対する満足度は全体に比べて高く、治療に対する満足度の低下を防いでいる。<図1-1><図1-2>
・ヘルスリテラシーや服薬アドヒアランス(治療意欲、積極的な薬物治療への参加)のスコアが高くなっている。<表3>
・関節リウマチの領域は新しい治療に対する患者さんの期待が高く、新しい治療を「受けたい」とする割合が全疾患と比べて8ポイント高くなっている。<図2>
・介護の場面においては、関節リウマチの患者さんは一般生活者より介護を負担に感じる傾向がある。<表4>
 

 



当社は、今後も医療にまつわるあらゆるステークホルダーの皆さまの相互理解をサポートするとともに、すべての患者さんの今日、そして明日の生活を、少しでもより良いものにすることを目指してまいります。

 
■株式会社メディリードについて
代表者:      代表取締役 亀井 晋
所在地:      東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
設立:        2015年4月1日
主な事業:    医療関連領域の調査業務
持株会社:     株式会社クロス・マーケティンググループ(東証一部:3675)
URL:         https://www.medi-l.com/

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社メディリード 広報担当:野々宮 香子
TEL : 03-6859-1192  FAX : 03-6859-2275  E-mail : pr-mdl@medi-l.co.jp
 

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URL
http://www.cross-m.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24階
電話番号
03-6859-2251
代表者名
五十嵐 幹
上場
-
資本金
1億円
設立
-
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