AIQ、SCSKのパーソナライズドスタイリングサービス「MIM」にAIの独自ノウハウと開発技術を提供

~画像生成AIを活用したバーチャル試着を通じて革新的なショッピング体験の創出を支援~

AIQ株式会社

特許技術AIで新たな産業DXを実現するAIQ(アイキュー)株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長CEO兼COO 渡辺 求、以下 AIQ)は、SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員 社長:當麻 隆昭、以下 SCSK)が2024年10月15日より提供開始したパーソナライズドスタイリングサービス「MIM(My Image Model)(ミム)」に、AIの独自ノウハウと開発技術を提供いたしました。これにより、革新的なショッピング体験を通じて、消費者の体験価値向上を実現いたします。

1.背景

近年、オンラインショッピングが一般化し、多くの消費者がECサイトで購入する中、特にアパレル事業者において、購入品の返品率の高さや、商品画像やモデル着用画像の撮影負担が大きいといった課題を抱えています。返品率が高い理由の一つとして、EC上に掲載されている商品画像やモデル着用画像が、顧客一人ひとりの体型や雰囲気など個性に合わせたものにすることが難しく、購入後に実際の商品イメージとの不一致が発生していることが挙げられます。

このような課題を解決するため、AIQはこれまでの自社サービスや幅広いR&D支援によって培ったAIの独自ノウハウと開発技術をSCSKに提供いたしました。


2.サービスの概要

MIMは、ECサイト上で消費者の属性情報や雰囲気などの特徴を反映した「マイモデル」がアパレル商品を着用することでバーチャル試着を可能にするだけでなく、消費者の特徴に合わせた全身のコーディネートを画像で提案するレコメンド機能を搭載したサービスです。


3.MIMサービスの特長


                    【サービス特長のイメージ】

① 消費者の特徴を反映したAIモデルのリアルタイム生成

消費者が入力した体型や髪型などの自身の特徴をもとに、パーソナライズされたモデルをリアルタイムに生成します。また、自身の顔写真をアップロードすることで、本人の顔を反映したモデルの作成も可能です。これにより、消費者自身にそっくりなパーソナライズモデルがバーチャルで試着できます。


② 再現性が高いバーチャル試着

実際の商品画像を画像生成AIの入力データとして使用することで、服のシワ、光沢、透け感などの特徴を捉えた再現性の高いバーチャル試着を実現します。これにより、消費者は実店舗に行くことなく、着用感や服の質感をオンラインで確認できます。


③ パーソナライズドレコメンド

従来のECサイトでは単品商品のレコメンドにとどまっていましたが、「MIM」のレコメンド機能では、ユーザーの身長・体重、骨格タイプ、パーソナルカラーなどを考慮した全身のトータルコーディネートを提案します。これにより、消費者は自分に合ったコーディネートをよりイメージしやすくなります。


4. 本サービスを導入することによる期待効果

① コンバージョン率の増加

試着ができないことによる購入を控えたユーザーの取りこぼし防止や、アップセル・クロスセルの誘発効果が期待できます。「MIM」はコンバージョン率の増加に貢献します。

 

② モデル撮影コストの削減

アパレル事業者がECサイトへ商品情報を掲載する際に必要となる、商品を着用したモデルの撮影作業を「MIM」で代替することができ、モデルの撮影費といったコストの削減が可能です。


③ 取得データの活用

これまで収集できなかったユーザーの体型データや着用データを入手することが可能となり、精度の高いマーケティングや新商品の企画にデータを活用できます。


5.AIQの支援内容

AIQは、これまでの自社サービス開発や多岐にわたるR&D支援を通じて培った高度なAI技術とノウハウを活用し、「MIM」の開発を強力に支援しております。

特に、LLM(大規模言語モデル)や生成AIの活用に関する深い知見を持つAIQは、これらの最先端技術を効果的に統合することで、サービス全体の機能性とユーザー体験の向上に貢献しました。


具体的な支援内容は以下の通りです。

  • パーソナライズモデルのリアルタイム生成
    消費者の入力情報をもとに、個々の特徴を正確に反映したモデルをリアルタイムで生成するための技術的支援を行いました。これにより、ユーザーは自分に似たモデルでバーチャル試着を体験できます。

  • 再現性の高いバーチャル試着機能の実現
    服のシワや光沢、透け感などの細部まで忠実に再現するためのAI技術の統合と最適化をサポートしました。これにより、オンライン上で実際の着用感や質感を確認できる環境を提供しました。

さらに、これらの高度なAI機能を効率的かつ効果的にシステムへ組み込むための開発リソースを提供し、サービスの品質向上と開発期間の短縮に寄与しております。


6.今後の展望

今後もAIQは、AIノウハウと開発技術を活かし、SCSKとの協業を通じてサービスの高度化を推進します。また、他業界への展開や新たな顧客体験を創出するための技術開発を進め、産業DXの実現に貢献してまいります。


【DX支援に関するお問い合わせ先】

AIQ株式会社では、DX領域における開発支援だけでなく、マーケティングDX分野の戦略支援やマーケティングに関するご支援も行っております。ご興味をお持ちの方は、以下のお問い合わせリンクよりお気軽にご連絡ください。 https://www.aiqlab.com/information


【製品・サービスに関するお問い合わせ先】

SCSK株式会社
ビジネスデザイングループ
CXセンター サービス開発第三部
E-mail:cx-info@scsk.jp

MIMに関する詳細・お問い合わせは以下の製品ページをご覧ください。
https://www.scsk.jp/product/common/mim/

SCSK側のリリースはこちら:URL


【SCSK株式会社の会社概要】
会社名:SCSK株式会社 (SCSK Corporation)

所在地:〒135-8110 東京都江東区豊洲3-2-20 豊洲フロント

代表者名: 代表取締役 執行役員 社長: 當麻 隆昭

URL:https://www.scsk.jp/
事業内容:SCSK株式会社は、コンサルティングから、システム開発、検証サービス、IT インフラ構築、IT マネジメント、ITハード・ソフト販売、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)まで、ビジネスに必要なすべてのITサービスをフルラインアップで提供しています。また、IT を軸としたお客様や社会との共創による、さまざまな業種・業界や社会の課題解決にむけた新たな挑戦に取り組んでいます。


【AIQ株式会社の会社概要】

会社名 :AIQ(アイキュー)株式会社

所在地 :東京都文京区後楽1丁目4番地14 後楽森ビル8F

代表者 :代表取締役社長CEO兼COO 渡辺 求

      代表取締役CTO 髙松 睦

URL  :https://aiqlab.com/

事業内容:特許技術 AI によるマーケティング DX をはじめとする新たな産業DX の実現

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※ 掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。
※ 本サービスで活用している技術は特許出願中です。

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AIQ株式会社のプレスリリース一覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/37916

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会社概要

AIQ株式会社

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URL
https://aiqlab.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区後楽1丁目4―14 後楽森ビル8F
電話番号
-
代表者名
渡辺 求
上場
未上場
資本金
11億4865万円
設立
2017年07月