【サマリーレポート公開】6/30(火)開催『Mobility Transformation 2026』
~AI・データが自動車ビジネスの構造を変える~
モビリティデータを活用したサービスを提供する株式会社スマートドライブ(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役:北川 烈、以下「当社」)は、2026年6月30日(火)に大手町三井ホールにて開催した「Mobility Transformation 2026」のサマリーレポートを公開しましたのでお知らせします。
レポートは、当日の全10セッションの内容や、参加者の属性などをまとめています。申込者属性や各セッションの要点など、モビリティ業界の最新動向を把握する資料としてご活用いただけます。
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■ カンファレンス開催の背景と概要
モビリティ業界は今、労働集約型のビジネスモデルから、データとAIを活用した「新収益モデル」への転換期を迎えています。これまで分断されていた自動車ビジネスは、人口減少や人手不足により単一事業での成長が限界に達しつつある一方、車両から生み出される「データ」は異業種を巻き込む巨大な経済圏(エコシステム)を形成する資産へと変わり始めています。このような環境下で、新たな「顧客体験」と「収益」を生み出すヒントを共有する場として当カンファレンスを開催しました。総勢18名の国内外のリーダーが登壇し、AIによるSaaSの役割の変化や産業構造への影響などについて提言が共有され、カンファレンス終了後のアンケート回答者の多くの回答者から「満足」とのご回答をいただき、盛況となりました。


■参加者の声(一部抜粋)
●企業それぞれの強みを活かした共創のお話、とても興味を引かれるものでした。
●最先端のAIエージェントの進化がここまで来たかと実感できた時間でした。
●モビリティ業界の未来のみならず、データやAIを活用したビジネスの構造転換という非常に熱量の高いテーマに触れ、大変刺激を受けました。
●実際の仕組みや具体的な機能説明を丁寧にしていただき、最先端の取り組みを肌で体感することができました。
■期間限定アーカイブ配信について
多くの方からのご要望を受け、全セッションのアーカイブ配信を実施しております。見逃してしまった方、もう一度視聴したい方は、ぜひ特設ページよりお申し込みください。
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2013年の創業以来、「移動の進化を後押しする」をビジョンに掲げサービスの開発・提供に取り組んできた当社は、今後も、お客様のニーズやご要望にお応えするサービスを開発・提供してまいります。
以上
【別紙】ピックアップセッションサマリー
AIとデータで描く『モビリティ共創』の最適解
登壇者:
北川 烈(株式会社スマートドライブ 代表取締役)

モビリティの未来は「点」から「OS」へ
日々のビジネスシーンにおいて、移動に関わる業務の多くが「分断」されています。車両の購入、修理、レンタカーの配備、そして日々の運行管理。これらは現状、別々のプレイヤーによって、異なる収益モデルとシステムで提供されており、管理者は、給油精算、整備工場の予約、さらにはアルコールチェックの義務化対応といった、移動そのものに付随する煩雑な事務作業に追われている現状が多く見られます。
しかし、もしこれらすべてのトランザクションが統合され、一つの「OS(オペレーションシステム)」として機能し始めたらどうなるでしょうか。スマートドライブでは、AI Mobility OS(AIMOS)を通じて、分断されたコストを、企業の成長を支える「戦略的資産」へと転換させるための、再設計を始めています。
例えば、走行データから安全運転をリアルタイムに指導する「AI安全運転管理者」や、移動と決済データを照合し、領収書不要の処理を行う「AI経費精算担当」といった存在が、人間の労働を直接代替し始める可能性があります。
日本のモビリティ産業が直面する整備士不足や営業現場の疲弊を救うのは、単なる「効率化ツール」ではありません。人が介在せずとも業務が「実行」される仕組みこそが、LTV(顧客生涯価値)を最大化する鍵となります。
Geotab × SmartDriveで共創する AIとデータを軸とした車両メンテナンスとは?〜海外事例を交えながら日本への共同事業展開を対談〜
登壇者:
竹内 崇道氏(Geotab Inc. APAC 事業開発統括)
鏡山 健二氏(株式会社インターゾーン 代表取締役社長)

データとAIが書き換える「車両メンテナンス」の衝撃
データ連携による車両メンテナンスの変革について対談しました。人手不足が深刻な整備業界において、AIとデータ活用は不可欠との議論が交わされました。
世界600万台のデータを解析するGeotab Inc.は、AIによる「予知保全」でロンドンバスのダウンタイムを防ぎ、年間約4.6億円の損失を削減した事例を紹介。こうした車両データをインターゾーンのCRMと連携させれば、従来の「半年・1年」といった期間ベースの管理から、車両状況に応じた「状態ベース」の管理へ移行でき、不要な入庫を減らし整備士の負担軽減も期待できます。
さらに、車両の残価データを掛け合わせることで、最適なタイミングでの買い替え提案など、顧客のLTV最大化にも繋がります。こうした未来を実現するには、データを自社に囲い込まず、企業間で連携する「共創」が重要であると強調されました。
現場のデータ連携から見据える、サプライチェーンの未来像〜自動運転は物流をどう変えるのか?〜
登壇者:
河合 秀治氏(セイノーホールディングス株式会社 専務執行役員 ラストワンマイル戦略部・コールド戦略部 オープンイノベーション推進室担当)
羽賀 雄介氏(株式会社ロボトラック代表取締役CEO)
滝川 麻衣子氏(株式会社EVeM Chief Impact Officer)

自動運転トラックが、日本の「地図」を書き換える
セイノーホールディングスの河合氏とロボトラックの羽賀氏が描く未来は、物流の効率化という言葉では収まりきりません。2028〜29年には高速道路での無人トラック走行が現実味を帯びる中、それは「距離」と「時間」という物理的制約の崩壊を意味します。
対談では「飲料メーカー」を例に、鮮度を保ち物流を最適化するために各地に点在している工場や倉庫は、24時間365日の無人輸送が実現すれば、その必要性を失うかもしれないという示唆を提示しました。
また、地域ごとの拠点を統合し、生産を集中化することで、数億から数十億円規模の設備投資を削減できる可能性があります。自動運転は単なる「運転の代替」ではなく、サプライチェーン全体、さらには工場の立地戦略そのものを書き換える力を持っていると考えられます。
『THE MODEL』福田氏に聞く、AIエージェント時代のビジネス変革〜経営・事業・組織はどう変わるのか〜
登壇者:
福田 康隆氏(ジャパン・クラウド・コンサルティング株式会社 代表取締役社長)
吉無田 修氏(一般社団法人共同通信社 事業局デジタル事業部担当部長)

AI導入の「その先」へ。エージェント時代に生き残る組織の条件
クロージングセッションにて、『THE MODEL』の著者である福田氏と共同通信社の吉無田氏が、AIエージェント時代のビジネスと組織の変革について対談しました。
AIが単なるツールから自律的に動く「エージェント」へと進化する中、企業は業務効率化にとどまらず、収益モデルや組織の再設計を迫られています。
福田氏は、真の独自資産は、モデルを制御し、業務に適合させるための「ハーネス(制御設計)」にあると語り、OpenAIのファイナンスチームを例に、専門職、オペレーション職、そしてAIエンジニアが三位一体で動く組織像を示しました。
また、AI導入を外部に丸投げするのではなく、人材採用時のように、自社の業務や判断基準を一番理解している社内の人間がAIを教育することの重要性を指摘しました。
自社の業務をいかに細かく「分解・言語化」し、AIに教え込めるか。この「言語化力」こそが、AI時代の新たな競争優位性につながると指摘します。
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