ANAグループ、従業員教育訓練に「Monoxer(モノグサ)」を2026年4月より正式導入
-実証実験の成果を経て、年間約200名の国際線旅客係員の業務知識定着へ本格活用ー
記憶のプラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」を提供するモノグサ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 竹内孝太朗、畔柳圭佑)は、全日本空輸株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:平澤寿一、以下「ANA」)において、「Monoxer」が2026年4月より国際線旅客係員の教育訓練における業務知識定着のために正式導入されたことをお知らせいたします。
本件は、2025年10月に実施したシリーズCラウンドにおける、ANAホールディングス株式会社のCVCからの資金調達の使途でもある人的資本領域でのさらなる展開の取り組みの一環です。※1
導入に先立ち、昨年実施した実証実験※2において、従来の学習方法と比較して大幅に高い学習効率の向上が確認されました。
これを受け、今回、Monoxerの正式導入が決定し、年間約200名の国際線旅客係員の業務知識定着に向けた活用が開始されました。
※1 https://corp.monoxer.com/pr/251028/
※2 https://corp.monoxer.com/pr/260512/

■ 導入の背景
ANAグループの空港部門では、これまで業務領域ごとに教育訓練を行ってきましたが、サービス品質のさらなる向上に向けて、領域を横断した教育体制への転換が進められています。
一方で、現場では、集合研修で学んだ内容を実務の中で十分に活かしきれないケースもあり、知識を「理解している状態」から「使える状態」へと高めるプロセスに課題がありました。こうした背景から、基礎知識を効率的かつ確実に定着させる仕組みの強化が求められていました。
■ 実証実験における成果
2025年12月に行った実証実験※2では、Monoxerでの学習と従来のテキスト学習を比較し、「1分あたりの得点向上」という観点で学習効率を測定しました。
その結果、Monoxer利用時は1分あたり0.16点、テキスト学習時は0.011点と、約15倍の学習効率の差が確認されました。
この背景には、記憶すべきポイントを明確に提示し、未習得の内容を繰り返し出題することで、短時間でも効率的に知識の定着を促す仕組みがあります。また、学習履歴や記憶定着状況といった学習プロセスのデータを可視化できるため、集団での教育訓練と個々の理解状況に応じたフォローの両立が可能であることも確認されました。
これらの成果を踏まえ、2026年度よりANAグループの従業員教育訓練における業務知識定着を目的に、Monoxerの本格導入となりました。
実証実験に関する詳細については、当社活用支援ポータルサイトにて公開しています。
詳細はこちら:https://corp.monoxer.com/blog/enterprise/ana

■ 導入詳細
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対 象 者 :3空港(羽田、成田、関空)で採用された国際線旅客係員
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人 数:年間で200名ほど(今後、上記空港以外での利用へと拡張予定)
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記憶内容:専門用語やその意味/チェックイン業務や出発時の搭乗口での業務、到着業務などの研修内容に沿った知識の定着
■ 「全日本空輸株式会社」エアポートセンター 教育訓練部 教育訓練企画チーム 松野あかね 様のコメント
実証実験での成果を経て、Monoxerが知識を実務で活用できる状態まで定着させる有効な仕組みであることを実感しました。
「知識の定着」という土台を強固にすることで、社員一人ひとりがお客様に向き合い、『人にしかできない業務』により多くの時間を割ける環境を作っていきたいと考えています。
今後はこの成功モデルを旅客サービス以外の領域にも展開し、安全を基盤とした新たな価値創造を支えていきます。
■ 「モノグサ株式会社」代表取締役CEO 竹内 孝太朗のコメント
『安全第一』と『高いサービス品質』を徹底されるANA様の教育訓練の改革に、Monoxerを通じて伴走できることを大変光栄に思います。
学習の効率化は、単なる時間短縮ではなく、人が本来発揮すべき人間性や創造性に時間を使えるようにするためのものです。
今後も『記憶の定着』という観点から、ANA様のさらなる進化と、その先にある顧客体験価値の向上に貢献してまいります。
■「モノグサ株式会社」について
モノグサ株式会社は、「記憶を日常に。」をミッションとして掲げ、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer」の開発・提供をしております。
記憶は、私たち人類の知的活動の根幹を担うものです。
人が何かを認識する時や、判断する時。新しいものを生み出す時や、誰かと交流する時も、そこには自らの中に日々蓄積されてきた記憶という土台が必ず存在し、大きな影響を与えています。一方で「英単語の暗記」のように、記憶することは苦しい活動と捉えられてしまうことが多々あります。その苦しさは、情報が記憶しやすい形に整理されていないことや、記憶定着までの手法や管理が個人の感覚に任されていることに原因がある、と私たちは考えます。
その結果、記憶を無意識に遠ざけるようになってしまい、自らの可能性を形づくる土台をも狭めてしまっているのです。もし、記憶がだれにでも、負荷なく自然に行える活動になったなら、新しい言語を覚えて海外で働くことも、資格をとってなりたい職業に就くことも自由にできます。週末の過ごし方や日常の何気ない会話にすら新たな広がりが生まれることでしょう。
つまり、人の生き方にさまざまな奥行きと選択肢を与えてくれるもの、それが記憶なのです。モノグサは、“記憶をもっと容易に、より日常にすること”を使命とします。すべての人が自らの可能性を最大限に拡げることで、人生をより豊かに、実りあるものにするために。
【会社概要】
会社名 :モノグサ株式会社
設立 :2016年8月10日
代表者 :代表取締役 CEO 竹内 孝太朗
代表取締役 CTO 畔柳 圭佑
所在地 :〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-8-5 住友不動産飯田橋駅前ビル 7階
事業内容:記憶のプラットフォーム Monoxer の開発と運営
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