【佐賀市】県内初 「少し休みたい」に寄り添う新しい預け先に「里親家庭」を追加
子育てショートステイの受け入れ先に「里親家庭」を追加。こどもが家庭的な環境で安心して過ごせる新たな仕組みを始めました。
保護者の病気や出産、育児疲れなどで一時的にこどもを預けたいときに利用できる「子育てショートステイ」について、7月から新たに市内16世帯の里親家庭での受け入れを順次開始します。里親家庭での受け入れは県内初の取り組みです。こどもたちは、施設に加えて、普段の暮らしに近い家庭的な環境で安心して過ごすことができます。


「預けること」も、子育ての選択肢に
子育ては、毎日の積み重ねです。
保護者が病気になったとき、出産で家を空けるとき、育児疲れで少し休みたいと感じたとき。
そんなときに、こどもを一時的に預けることができる仕組みが「子育てショートステイ」です。
市では、令和5年度からこの仕組みをより使いやすくするため、専用居室の設置や専従職員の配置、育児疲れによる利用への対応など、受け入れ体制を強化してきました。
利用日数は約10倍。必要としている家庭が増えています
受け入れ体制を強化したことで、子育てショートステイの利用は大きく増えています。
令和4年度に210日だった延べ利用日数は、令和7年度には2,017日に増加し、約10倍となりました。延べ利用者数も60人から860人へと増え、約14倍になっています。
利用が増える中で、土日など希望が集中する日には、希望どおりに受け入れができないケースもありました。市は、先行する自治体の取り組みを視察し、市内の里親家庭の協力を得て、新たな受け皿づくりを進めました。
新たな預け先は、市内16世帯の「里親家庭」
これまで市の子育てショートステイは、市内4か所の児童福祉施設で受け入れていました。
そこに市内16世帯の里親家庭が加わりました。
里親家庭での受け入れは、佐賀県内で初めての取り組みです。
里親は、事情により自分の家庭で暮らせないこどもを家庭に迎え入れ、愛情と理解を持って養育する方々です。佐賀県の児童相談所を通じて必要な研修を受け、認定を受けています。
こどもが、いつもの暮らしに近い環境で過ごせるように
地域みんなで、子育てを支えるまちへ
里親家庭での受け入れにより、こどもたちは施設だけでなく、家庭的な環境で過ごせる選択肢を持つことができます。
市内には、県の認定を受けた里親家庭が60世帯あります。そのうち、今回16世帯が子育てショートステイの受け入れに協力します。確かな知識と経験を持つサポーターのもとで、こどもたちは普段の生活環境と変化の少ない場所で安心して過ごすことができます。
子育ての悩みや疲れを、家庭だけで抱え込まない。
必要なときに頼れる場所がある。
そんな安心感を、地域全体で育てていきます。
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