遠隔地をリアルに体感!没入型遠隔観光体験の実証実験を行います
〇東日本旅客鉄道株式会社(代表取締役社長:喜㔟 陽一、以下「JR東日本」)、日本電気株式会社(取締役 代表執行役社長:森田 隆之、以下「NEC」)、長野県(県知事:阿部 守一)、株式会社ビーマップ(代表取締役社長:杉野 文則、以下「ビーマップ」)は、信州首都圏総合活動拠点(以下、「銀座NAGANO」*1)において、現地で感じられる感覚を遠隔地で体感できる新しいバーチャル技術(以下、「没入システム」)による遠隔観光体験が、UX*2と行動変容にどう影響するかを検証する実証実験(以下、「本実証」)を行います。
〇日本三大そばの1つ、長野県長野市の戸隠地区に伝わる「戸隠そば」に焦点を当て、没入システムのブース内で栽培地の気候・風土・環境、そば打ちの様子などを香りも含めて仮想的に体験いただきながら、そばの試食等のリアル空間でのコンテンツも併せて提供します。一連の五感での体験が地域への訪問の動機づけや購買行動に繋がるかを検証します。本実証はJR東日本が設立した「WaaS共創コンソーシアム*3」の取り組みのひとつです。
*1:「銀座NAGANO」は、首都圏と長野をつなぐ情報発信拠点です。 信州の豊かな風土と歴史に育まれた特産品が並ぶアンテナショップをはじめ、お酒のテイスティングができるスペースや開放的なイベントスペース、移住・就職の相談ができる窓口から観光案内所まで、長野とのつながりを創れるあらゆる機能が揃った空間です。(https://www.ginza-nagano.jp)
*2:UX(ユーザーエクスペリエンス)は、ユーザーが製品やサービスを使用する際に感じる体験全体を指します。これには、使いやすさ、デザイン、機能性などの個別の要素だけでなく、感情的な満足度や全体的な印象も含まれます。
*3:「WaaS 共創コンソーシアム」は、Well-being な社会の実現に向けて、移動×空間価値の向上をめざすコンソーシアムです。
(https://www.jreast.co.jp/jrewcc/)
1. 実証実験について
(1)概 要
本実証は、没入システムを用いたリアルな遠隔観光体験が、長野県および長野市戸隠地区への誘客や地域産品の購買促進にどのように影響するかを検証します。そば試食などのリアル空間でのコンテンツも併せて提供するため、遠隔体験のみならず、リアルも含めた五感での体験が可能です。
2)没入システムによる遠隔観光体験イベント
■実施期間:令和7年1月11日(土)~1月15日(水)
■各日スケジュール:
1月11日(土) 12日(日) (録画配信のみ)
【第1回】11:00~11:50
【第2回】13:00~13:50
【第3回】14:30~15:20
【第4回】16:00~16:50
1月13日(月・祝) (録画配信+ライブ配信)
【第1回】11:00~11:50
【第2回】13:00~13:50
【第3回】15:00~15:50
1月14日(火) (録画配信+ライブ配信)
【第1回】11:00~11:50
【第2回】13:00~13:50
1月15日(水) (録画配信のみ)
【第1回】11:00~11:50
【第2回】13:00~13:50
【第3回】14:30~15:20
【第4回】16:00~16:50
■定員:各日1回あたり8名 ※予約制・先着順となります
■体験場所:「銀座NAGANO」イベントスペース(東京都中央区銀座5丁目6-5 NOCOビル2F)
■体験内容: イマーシブ体験をして、味わって、そして信州へ行こう!
①店舗での受付後、指定された席にご着席いただき、没入システムの説明を受けていただきます。
②没入システムのブースで、「戸隠山・鏡池→戸隠神社(中社・奥社)→そば畑→そば打ち→新そば献納祭」の没入型映像をお楽しみいただきます。1月13日・14日開催時は撮影地の長野市戸隠地区と中継を結び、現地からの最新情報をライブ配信します。
③視聴後、リアル空間にて長野県信州そば協同組合の皆さまから信州そばについてご案内するとともに、茹でたての信州そば(乾麺)をご試食いただきます。気に入った試食品は、その場で購入いただけます。
④体験アンケートにご回答いただきます。
⑤体験された方へ、長野県への旅行情報等をご案内します。
■体験申込
体験には予約が必要です。下記のURLまたは二次元コードより予約申込が可能です。
※香料の噴霧とそばの試食があるため、香りに敏感な方やそばアレルギー及びその疑いのある方のお申込みはご遠慮ください。
※香水等、香りの強いものを身に着けてのご来場はお控えください。
銀座NAGANO予約フォーム
(https://www.ginza-nagano.jp/blogs/event-news/immersive-soba)
■試食を予定している信州そば(乾麺)
2. 本実証の体制
※体験内容は予告なく変更となる場合がございます。
※画像等はすべてイメージです。
<参考>
■長野県長野市戸隠地区
神世の昔、「天の岩戸」が飛来し現在の姿になったといわれる霊山・戸隠山。その麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる戸隠神社があります。平安時代には修験道の道場として知られ、鎌倉時代には高野山、比叡山と並ぶほどに栄えた霊場としての歴史を今に伝えています。
戸隠でのそばの歴史は、平安時代、山岳修験者の携帯食として、そば粉が珍重されたことに始まります。江戸時代になると、寛永寺から当時の戸隠山・顕光寺に「そばきり」の技が伝えられたという記録があります。その後、遠来の賓客や戸隠講の人々に振る舞うおもてなし料理として広がりました。戸隠神社となった明治以降も、そば打ちの技は大切に受け継がれ、今に至っています。
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