中高生向けサイエンスキャッスル研究費「価値共創賞」採択チームの成果発表会を開催しました
株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、代表取締役社長:小河義美)は、株式会社リバネス(本社:東京、代表取締役社長 COO 髙橋修一郎、以下リバネス)が運営するサイエンスキャッスル研究費において「サイエンスキャッスル研究費2024価値共創賞」を設け、中高生が提案する研究テーマへの助成や当社研究員との意見交換を通じ、次世代の研究者たちとの価値共創を追究しています。今年は着眼点や実行力に優れた4件を採択し、当社社員が半年間にわたり研究コーチとしてサポートして共に研究を進めてきました。
2025年2月14日、当社東京本社において、成果発表会を開催しました。
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成果発表会では、今回採択された各チームが半年間の研究のプロセスや成果をプレゼンテーションし、コメンテーターをつとめる当社役員との質疑応答を行いました。発表内容のレベルの高さや研究テーマへの情熱に感動したと、役員からコメントがありました。 また、発表会には現地会場とオンライン同時配信に当社従業員が国内各地の事業所から出席し、研究に携わる同じ仲間として、学生の方々と熱いコミュニケーションを交わしました。
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発表を終えた学生は「当初、研究分野が異なる研究コーチたちに不安もあったが、このプログラムを通じ、仮説の立て方・検証の仕方、発表のストーリーやまとめ方など親身にアドバイスいただき、とても参考になった。」と感想を述べていました。参加した当社社員は、「高校生たちの旺盛な好奇心から出る力強いエネルギーを実感し、自分達の研究や事業への向き合い方にも大変刺激を受けた」と話していました。研究コーチにとっても、年齢や職位の壁を超えた半年間の伴走は貴重で楽しい経験となりました。
修了証授与の後は会場を移し、当社が現在取り組んでいる新事業のマイクロ流体プラントを見学しました。企業における開発現場の見学は学生にとっては非常に貴重な機会となり、大きな刺激を受けたようです。
当社は、今後も積極的に次世代のイノベーションを担う未来の研究者の卵たちの果敢な挑戦を応援して参ります。
採択テーマ一覧
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演題/テーマ名 |
学校名 |
研究代表者 |
ホウ素ケージド技術による細胞機能の光制御 |
広尾学園高等学校 |
秋庭 琉衣 |
オジギソウの刺激に対する記憶能のメカニズム の化学的解明 |
長野県諏訪清陵高等学校 |
小松 和滉 |
うずらの胚を観察しながら鶏卵殻内で人工孵化 させる方法の検討 |
神山まるごと高専 |
藤原 雪愛 |
ヒドラの動き方と明暗周期の関係・また低照度 の恒常明下における活動量の推移 |
長野県諏訪清陵高等学校 |
佐藤 琢音 片山 悠輝 森川 源太 |
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