黒大豆の豆がらを使った「森のタンブラーKUROMAME」
兵庫県丹波篠山市内で10月中旬から販売開始
アサヒユウアス株式会社(本社 東京、森 裕佳子)は兵庫県丹波篠山市と協力し、廃棄予定だった黒大豆の豆がら(枝や豆のさや)を活用したリユースカップ「森のタンブラーKUROMAME」を開発しました。丹波篠山市内で10月中旬から販売開始します。
丹波篠山市の黒大豆は300年以上前から栽培され、地域の特産物やソウルフードとして親しまれています。2021年には、「丹波篠山の黒大豆栽培」が地域の気候風土や歴史・文化、景観や生物多様性を守り受け継ぐ技術や知恵が反映された取り組みとして、日本農業遺産に認定されました。これまで丹波篠山市内では、黒大豆の収穫後に残った豆がらの大半は農地で焼却され、肥料として活用してきましたが、焼却の煙や作業の安全性が課題となっていました。当社はこの課題解決に取り組むと同時に地域の特産物である黒大豆の魅力を伝えていくために、丹波篠山市と連携し、黒大豆を収穫した後の豆がらを使った「森のタンブラーKUROMAME」(460ml)を開発しました。
■「森のタンブラーKUROMAME」商品特長
・ 丹波篠山市内で黒大豆を収穫した後に発生した豆がら(枝や豆のさや)を51%使用しています。
・ 丹波篠山市の特産品である実物大の丹波黒大豆のイラストが描かれた<丹波篠山市デザイン>と、丹波黒大豆のイラストに加えて、反対面に黒豆卸店の老舗である小田垣商店のロゴマークをデザインした<小田垣商店デザイン付>の2種類を展開します。<小田垣商店デザイン付>は小田垣商店のみでの販売予定です。
・ 丹波篠山市内の土産物店や飲食店などで、10月中旬から1,300円(税込)で販売開始します。
・ 黒大豆の豆がらを約70kgを使用し、<丹波篠山市デザイン>800個と<小田垣商店デザイン付>200個の合計1,000個を製造しました。
丹波篠山市では行政と市民、事業者が一体となり「丹波篠山SDGs」を推し進めています。当社の強みを生かしたタンブラーを開発することにより、丹波篠山市の活動を後押ししていきます。
■アサヒユウアスについて
「森のタンブラー」は“使い捨て”という消費行動自体を変革することを目標とし、“使い捨てしない”飲料容器としてアサヒビールとパナソニックが2019年に共同開発したリユースカップです。2024年は、栃木県さくら市でやむを得ず伐採されたソメイヨシノの老木を活用した「森のタンブラーSAKURA」、福岡ソフトバンクホークスの選手が練習や試合で使用し折れてしまったバットを使用した「森のタンブラー for 福岡ソフトバンクホークス」などを開発し、持続可能な資源利用に取り組んできました。
アサヒユウアスはアサヒグループにおける新たなサステナビリティ事業を展開する会社として、2022年1月に設立しました。リユースできる「森のタンブラー」や「森のマイボトル」をはじめ、コーヒーの副産物のアップサイクルに取り組む「Coffeeloopプロジェクト」、廃棄予定の食材などを原料としたサステナブルクラフトビールを展開しています。本年7月からはプラスチック素材を資源として有効活用する「plaloopプロジェクト」を新たに立ち上げました。また、自治体・企業・団体などのそれぞれの課題に合わせたコンサルティング事業にも取り組んでいます。今後もステークホルダーとの共創を通じて、サステナブルな商品・サービスの開発に取り組み、社会課題の解決を目指します。
【ご参考】
アサヒユウアスHP https://www.asahi-youus.com/
アサヒユウアスECサイト「アサヒユウアスモール」 https://asahiyouus.official.ec/
アサヒユウアスInstagram https://instagram.com/asahi_youus
アサヒユウアスYouTube https://www.youtube.com/channel/UCxfnoakynyFoGQ4OG9Wyxcw
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