青山学院大学にて社会連携ワークショップ「ビクター社員と制作現場から音楽ビジネスを学ぼう」を開催
ビクターエンタテインメント株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小野朗)は、青山学院大学にて社会連携ワークショップ「ビクター社員と制作現場から音楽ビジネスを学ぼう」を開催いたしました。2026年6月24日と7月1日の2日間で開催した本講座は、全学部・全学年を対象とし、約30名の学生が参加しました。


本講座では、スマートフォンでの音楽視聴やSNS投稿でのBGM利用など、身近な音楽を題材にして「どのように音楽が制作されリスナーのもとへ届くのか」および「音楽ビジネスの仕組み」を分かりやすく学ぶ機会を提供しました。講師を務めたのは、当社で音楽制作を担当するディレクターと、法務・契約を担当するライツプランニング部のスタッフです。具体的な事例を交えながら、作品制作の狙いから育成戦略、そして作品にまつわる権利の話題まで幅広く解説しました。
さらに、ワークショップと合わせてビクタースタジオの見学会も行いました。多くのアーティストの楽曲制作に携わってきたエンジニアがスタジオを案内しました。
本講座は今回で2回目の開催となります。初回は昨年度、2025年10月15日(水)および11月5日(水)の全2回にわたり、「音楽ビジネスから著作権を学ぶワークショップ」をテーマとして実施し、多くの学生が音楽業界における著作権の役割や実務について理解を深める機会となりました。
【6月24日:Day1レポート】
初日の会場となったのは、当社が運営するレコーディングスタジオ「ビクタースタジオ」のStudio302です。講座はまず、ソリューション本部スタッフによる開講挨拶および企業紹介からスタートし、当社の事業内容について紹介しました。

続いて、制作担当ディレクターおよびライツプランニング部スタッフによる講義を実施しました。
前半のセッションでは、音楽ビジネスの出発点ともいえる「制作」の仕事に焦点を当て、実際にアーティストや作品づくりに携わる現場の視点から、音楽制作の流れやレコード会社の役割について解説しました。特に、音楽業界特有の職種である「A&R(Artists & Repertoire)」については、アーティストの発掘・育成から楽曲制作、プロモーション戦略の立案に至るまで、その幅広い業務内容や重要性を具体的な事例を交えながら紹介し、参加学生は、音楽制作の舞台裏について理解を深めました。


後半のセッションでは、「メジャーデビューから2年後に日本武道館公演をソールドアウトさせる方法を考えよう」をテーマに、参加学生がレコード会社のA&R担当になったつもりで企画立案に挑戦しました。学生たちは5つのグループに分かれ、アーティストプロフィールやターゲット設定などについて議論を交わし、Day2でのプレゼンテーションに向けて意見を出し合いました。

また講義と合わせてビクタースタジオの見学会も実施しました。ビクタースタジオは1940年に築地に完成し、1969年に現在の渋谷区神宮前へ移転した、日本を代表するレコーディングスタジオの一つです。
見学会では、長年にわたり数多くの音楽作品に携わってきたエンジニアが案内役を務め、レコーディングルームやミキシングルームなどを巡りながら解説をしました。
Studio302では、ボーカルレコーディング用マイクを通して自身の声を聴く体験や、プロユースのピアノ試奏、ミキシングルームでの音源ミックスのデモンストレーション、大型スピーカーによる楽曲視聴なども実施。参加学生は、普段なかなか触れることのできないプロフェッショナルな制作環境を実際に体験しながら、音づくりの奥深さに触れました。


ビクタースタジオの見学会後のアンケートでは、「音楽制作は多くの方の技術やこだわりによって支えられていることを実感した。実際にスタジオで声を出してみるという貴重な経験もでき、説明と共に体感することができとても良かった」、「これまで音楽制作の現場を外側からしか知らなかったため、複数のトラックを同時に調整しながら一つの音像を作り上げていく作業の繊細さと専門性に大きな衝撃を受けた。“技術”と“感性”が密接に結びついていることを実感し、スタジオ業務に対する理解が大きく深まった」といった声が寄せられ、音楽制作の現場を身近に感じる機会となりました。
【7月1日:Day2レポート】
Day2は青山学院大学青山キャンパスにて開催しました。Day1で取り組んだ課題「メジャーデビューから2年後に日本武道館公演をソールドアウトさせる方法を考えよう」をもとに、各グループでディスカッションを行い、企画内容を発表しました。

発表では、楽曲リリースやライブ活動を重視した戦略から、SNSや動画コンテンツを中心としたデジタル施策重視の戦略まで、グループごとに異なるアプローチが提案されました。学生ならではの柔軟な発想と創意工夫にあふれた内容となり、会場では活発な質疑応答も行われました。


発表後には、当社講師陣がそれぞれの提案に対して講評を実施。制作現場の視点に加え、著作権など音楽ビジネスに欠かせない権利面の観点からもフィードバックを行いました。企画の魅力だけでなく、実際のビジネスとして成立させるために必要な考え方や、アーティスト活動を支える多様な要素について解説しました。
受講後アンケートでは、「アーティストをどう売り出すかが各グループで大きく異なっていてとても興味深かった。各グループの小さな工夫や細やかな記述にも着目して講評いただいた点がとても印象に残った」、「グループワークの中で講師の方からいただいたフィードバックが非常に実践的で、理論だけでは見えてこない現場の難しさをリアルに理解することができた」などの感想が寄せられました。
ビクターエンタテインメントは、グループ理念「Good Music, Good Culture」のもと、音楽と文化の力で人々の日常と未来をより豊かにすることを目指しています。今後も教育機関との連携を通じて、次世代を担う人材育成と音楽文化の発展に貢献する取り組みを推進してまいります。
<青山学院大学について>
学校法人青山学院は、米国のキリスト教宣教師により創設された3つの学校を源流とし、2024年に創立150周年を迎えました。創設当初から、他者や社会のために自ら進んで行動する「サーバント・リーダー」の育成に努めてきました。
青山学院大学は、11学部27学科を擁する総合大学です。「多様性を尊重する姿勢」や「垣根を越えて協働する力」により研究・教育のさらなる質的向上を目指し、「神と人とに仕え社会に貢献する」教育研究共同体として、これからも時代の要請に応えうる大学の創出に努力を重ねていきます。
本部所在地:〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25
学長:稲積 宏誠
学生数:学部20,051人 大学院・専門職大学院1,459人(2025年5月1日現在)
学部・学科・研究科数:11学部27学科11研究科
大学公式ウェブサイト: https://www.aoyama.ac.jp/
【関連URL】
・ビクターエンタテインメント公式サイト:https://www.jvcmusic.co.jp/
・青山学院大学公式ウェブサイト:https://www.aoyama.ac.jp/
・2025年度ワークショップ「<青山学院大学×ビクターエンタテインメント>「音楽ビジネスから著作権を学ぶワークショップ及びスタジオ見学」を実施」
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