理想の残業時間は?1位は意外にも「残業ゼロ」ではありませんでした!/「女の転職type」が、働く女性約758名にアンケート調査!【第5回】

正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査するコンテンツ【データで知る「女性と仕事」】の第5回の調査結果をリリースしました。(https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-5/

■第5回のテーマは、「残業してる?」
働く女性たちの残業に対する理想と現実について聞いてみました。

▼「残業してる?」
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-5/

調査結果概要
★ 71.5%の女性が「現在の残業は月19時間以内」と回答
★ 92.6%の女性が、「理想の残業は月19時間以内」と回答
★ 32.8%の女性が「会社で残業を減らす取り組みがあった」と回答
★ 44.7%の女性が「残業を減らすためには、上司や組織の意識改革が必要」と回答

調査詳細
★ 71.5%の女性が「現在の残業は月19時間以内」と回答

 【Q. 月間の残業時間の平均は?】

 

 

働く女性に実際の残業時間について聞いてみたところ、全体の8割以上が残業をしているものの、残業ゼロが19.1%、「1~19時間」が52.4%、つまり全体の約7割は「月の残業20時間未満」ということに。50時間以上の長時間残業をしている女性はどの年代でも5%程度にとどまり、それほど多くないことが判明しました。

年代別に見ると20代の残業ゼロ割合がやや少なく、同時に「20〜49時間」の割合が他世代よりもやや高くなっています。20代は覚えることが多いことや経験不足、社内でも仕事を回されやすい立ち位置であることなどが原因し、自分のペースで仕事ができない場合も多いのかもしれません。

★ 92.6%の女性が、「理想の残業は月19時間以内」と回答

【Q. 理想の月間残業時間は?】

 


質問文の注意書きに、「実現可能性は考慮せず、あなたにとってのベストをお答えください」と添えたものの、理想の残業時間1位は意外にも「残業ゼロ」ではありませんでした。

結果は、「1〜19時間」を選んだ人が最多で約6割。残業ゼロもしくは20時間未満を理想としている人が全体の9割以上を占めました。Q.1で実際の残業が20時間未満と答えたのは約7割、つまり約2割の女性が理想よりも残業が多い現状となっているようです。

また、「理想は残業ゼロ」という回答について、20代と40代以上が3割前後ですが、30代では4割を超えるという結果が出ており、結婚や出産によって家事・育児に割く時間が増える年代であることが残業時間に対する考えに影響しているのかもしれません。

★ 32.8%の女性が「会社で残業を減らす取り組みがあった」と回答

【Q. あなたの会社では直近1年間に残業時間を減らす取り組みはあった?】
 


<具体的な取り組み事例>
・上司自ら残業をしない方針をとり、部下が退勤しやすい環境を作った(30代/サービス・販売系/正社員/大阪)
・残業時間の多い人は社内掲示板に掲載されるようになった(30代/事務・経理・人事系/正社員/神奈川)
・ようやくという感じですが、リモート勤務やフレックス勤務が導入されました(30代/事務・経理・人事系/派遣社員/神奈川)
・PCが管理されていて、ログインできない時間帯がある(40代/営業系/正社員/東京)
・手作業だったものをシステム化した(30代/介護・医療・福祉系/正社員/神奈川)
・残業時間を減らすと、評価が上がる仕組み(20代/営業系/正社員/千葉)

 ★ 44.7%の女性が「残業を減らすためには、上司や組織の意識改革が必要」と回答

 【Q. 社員の残業時間を減らすのに最も効果的だと思うものは?】


どの世代においても「上司や組織が意識を変える」が圧倒的多数という結果に。
年代別に見てみると、僅差ながら、30代で「国の法律や罰則を厳しくする」という強制力の強い施策を選んだ割合が他世代より高く、逆に40代以上では「社員自身の業務効率アップ」を選んだ割合が高いという特徴が見られました。
また、その他の回答として、「不要な業務を減らす」「必要な人員の確保」という声も挙がっており、実際の業務量に対して人手不足が問題と考える人が少なくないようです。

残業時間や働き方改革の理想と現実はまだまだ乖離があるものの、この1年で取り組みがあったと感じる人が3割いるなど、社会が大きく動き出しているのは事実。

働く女性自身による、業務に必要なスキルを伸ばしたり、効率的な業務フローを提案したりといった、「残業を減らす努力」がより実りやすい世の中になっているのではないでしょうか。

(調査概要)
●調査内容:「女性と仕事」に関するアンケート
●調査期間: 2020年1月14日~1月24日
●有効回答数:758名
●調査対象: 女の転職type会員
●調査方法: Web上でのアンケート

 (過去に実施したアンケート)
第1回 「いつまで働く?」
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-1/
女性の約80%以上が●●歳まで働きたい!ことが判明!興味をお持ちの方はぜひご覧ください。

第2回 「女性の活躍って?」
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-2/
女性の活躍を阻害している原因とは?興味をお持ちの方はぜひご覧ください。

第3回 「面接って不安じゃない?」
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-3/
面接にまつわる女性たちの本音とは?興味をお持ちの方はぜひご覧ください。

第4回 「仕事は楽しい?」
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-4/
仕事の「楽しい」の割合が最も高くなるのは●●代以上。その年齢とは?

 ■『女の転職type 』とは
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正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。
未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、
仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。
マッチング機能も充実しているので、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。

■株式会社キャリアデザインセンター 会社概要
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本社所在地■〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル
資本金■5億5866 万円
設 立■1993年7月8日
従業員数■605名(平成30年9月30日現在)
代表者■代表取締役社長兼会長 多田 弘實
事業内容■
1.キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営
2.転職フェアの開催
3.人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)
4.質の高い就職活動を情報誌、 イベント、 情報サイト、 人材紹介で支援する『type就活』サービス
5.パンフレット、 ノベルティー採用 HP 作成などのアウトソーシング事業
6.Webマガジン『20’s type』『エンジニアtype』『Woman type』の企画・編集・運営
など、 企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供しています。

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女の転職type事務局
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代表者名
多田 弘實
上場
東証1部
資本金
5億5866万円
設立
1993年07月