2022年を総括!YouTube流行語大賞を発表

ポケモンSVやスパイファミリーがYouTubeでも話題に

株式会社エビリー

国内最大級のYouTubeデータ分析ツール『kamui tracker(カムイトラッカー)』を運営している株式会社エビリー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中川恵介、以下エビリー)は、2022年のYouTube上でトレンドになったキーワードを調査し、YouTube流行語大賞を発表しました。調査にあたっては当社の『kamui tracker』を活用しています。

早いもので、2022年も年末を迎えています。今年もさまざまな出来事がありました。2022年を振り返るべく、今回はYouTube上でトレンドになったキーワードを調査し、エビリー独自の「YouTube流行語大賞」を発表しました。
当調査はkamui trackerで独自に集計したデータを用い、YouTube上で急上昇したキーワードの出現回数や、特定のキーワードに関連する動画数の昨対比上昇率を測定しています。

これらの結果から、動画投稿本数や上昇率などの要素を総合的に判断し、2022年のYouTube流行語大賞を決定しました。

 
  • 大賞に輝いたのは「ポケモンSV」
見事、大賞に輝いたのは「ポケモンSV」でした。ゲーム「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」の略称で、2022年11月18日(金)に発売された新作です。発売前から注目されており、初リリース日からまだ1ヶ月ほどしか経っていないにも関わらず、YouTubeでの関連動画の投稿本数は2.2万本を超えています(2022年12月13日時点kamui tracker調べ)。

ポケモンゲームとしては初のオープンワールド化が話題となり、発売前から注目を集めていた要因と考えられます。また、このような新しい機能を搭載したゲームは実況やレビュー、プレイまとめ動画、攻略など、さまざまなパターンでYouTubeとの相性が良いため、YouTube上でもトレンドになったと考察できます。
 

  • エビリー独自発表!YouTube流行語大賞ノミネート12選を解説!
それでは、大賞以外のノミネートされたキーワードについてそれぞれご紹介していきます。

 
  • ウタ

アニメ「ワンピース」の映画「ONE PIECE FILM RED」にて登場してくるキャラクターです。歌手のAdoが歌う「新時代」が劇中でウタの歌唱パートとして登場することで人気に火がつき、YouTubeでは「歌ってみた」「踊ってみた」動画やコスプレ動画やイラスト動画が多く投稿されました。AdoのYouTubeチャンネルでもこの楽曲が公開されたことが、YouTube上でも人気が高まった理由の一つでしょう。

 

  • スパイファミリー/SPY×FAMILY

遠藤達哉による日本の漫画「SPY×FAMILY」が原作で、2022年4月のTVアニメ開始によって一気に人気が広がった作品です。その勢いは止まらず、来年2023年3月には舞台も上映されることになっています。YouTube上では、キャラクターのコスプレをしている動画やイラストを描く動画、クリエイターによるオリジナルアニメ動画など、さまざまなコンテンツが投稿されていました。

 
  • アーニャ

先ほどご紹介した「SPY×FAMILY」の登場人物である、心を読む超能力を持つ少女「アーニャ」もノミネートとして選出されました。アニメの中でも「かわいい」と人気が高く、彼女を真似してコスプレをする動画がYouTube上でも多く投稿されていました。日本アニメは海外での人気もあり、動画へのコメントは海外ファンからも多く寄せられています。

 
  • 美容整形

2022年は「美容整形」がより身近になったと感じている人も多いのではないでしょうか?かつては整形したことをオープンにするのは避けられてきましたが、芸能人が整形を告白したり、インフルエンサーが整形の様子を配信することで、美容整形への興味関心が高まったと考えられます。YouTube上でもYouTuberの整形の様子やおすすめ美容整形の紹介、その経過などを配信する動画が多く投稿されるようになり、昨年比で2倍近くに投稿本数が伸びていました。

 
  • スプラトゥーン3

「スプラトゥーン3」は、2022年9月9日(金)に発売されたアクションシューティングゲームです。2017年に発売されたシリーズ2に続く、5年越しのシーズン3ということで発売前からYouTubeに限らずさまざまなメディアで話題となっていました。関連動画の投稿本数は5.3万本を超えています。YouTube上では実況や攻略、紹介動画だけでなく、キャラクターも人気でクリエイターによるオリジナルアニメなども投稿されています。

 
  • アルセウス

2022年1月28日(金)に発売されたゲーム「Pokémon LEGENDS アルセウス」に登場してくる幻のポケモンの一種です。アクションとRPGが融合した完全新作としてファンの間でも話題となり、ゲームと親和性の高いYouTube上でもたくさんの動画が投稿され人気が高まりました。有名YouTuberや芸人がプレイ動画を配信するなど、さまざまなチャンネルで話題に挙げられていました。

 
  • Elden Ring

Elden Ring(エルデンリング)は2022年2月25日(金)に発売されたオープンワールドのアクションRPGです。海外からの人気も高く、今年の9月末時点で販売本数は1750万本を突破しています。YouTube上ではElden Ringに関連する動画の投稿本数が2万本を超えており、VTuberによるゲーム実況動画も人気でした。

 
  • コムドット

2021年一気に人気が爆発した「地元ノリを全国ノリに」「放課後の延長」をスローガンに掲げるYouTubeグループですが、コムドットチャンネルのみならずその周りでも話題になり関連動画投稿本数が昨対比で170%以上伸びていました。チャンネル登録者自体の伸びは2021年よりは上回っていませんが、コムドット以外のYouTubeチャンネルが「コムドット」に関する動画を多く挙げているなど、2022年も引き続きYouTubeでの話題性は高まっていたことからノミネートとなりました。

 
  • ギャル

平成ギャルのようなファッションやメイクが注目されるという流行り方とは異なり、2022年はギャルの明るくて物怖じしない前向きなキャラクターを生かした「もしギャルが◯◯だったら」シリーズや「ギャルあるある」などのコンテンツの人気が高まっていることがわかりました。実際にギャルの関連動画の投稿本数も昨対比で上昇しています。

 
  • Railroad Crossing(ふみきり)

昔から鉄道自体は子供からの人気が高い乗り物ですが、今年は「ふみきり(踏切)」の人気が高まり踏切のおもちゃやグッズが発売されるなどのふみきりブームがありました。そして、YouTube上でもふみきり(Railroad Crossing)のアニメが増加し、人気が高まっています。またノンバーバルのアニメが多く、海外からのファンも増えていることから英語表記で「Railroad Crossing」の人気が高まったと考えられます。海外のファンも取り入れやすいYouTubeならではの傾向と考え、今回のノミネートに至りました。

 
  • 40代・50代

この数年は40代以上のYouTube利用が増えており、さらに2022年は40代以上が出演するYouTubeチャンネルも人気が出てきています。YouTube以外のメディアも40代以上向けのYouTubeチャンネルを特集するなどの動きも見られました。40代・50代向けのコンテンツを発信する動画も今年は増加し、今後も伸びていくテーマだと考えられます。なお、40代以上向けの人気YouTubeチャンネルについては、当社でも調査を実施しています。下記を参照してください。

【40代以上に人気のYouTubeチャンネル7選!-kamui tracker調べ-】
https://kamuitracker.com/blog/archives/9911
 
  • 睡眠用BGM

2022年は社会全体としても日本人の睡眠時間の短さや質について改める風潮がより強まっていたことから、YouTube上でも睡眠の質をよくするBGMが増加したと考えられます。BGMコンテンツ自体は、YouTubeではずっと人気の高いコンテンツですが、睡眠×BGMという組み合わせでは、今年成長が見られたキーワードでした。



皆さんが想像したYouTube上のトレンドキーワードは入っていたでしょうか?YouTubeならではの流行キーワードもあったかと思います。2022年のYouTube流行語を振り返りながら、ぜひ2023年のトレンド予測もしてみてください。

【2023年注目のYouTuberを予測!ネクストトレンドYouTuber調査】
https://kamuitracker.com/blog/archives/14727

【過去発表の新人YouTuberランキングリリース】
2021年新人YouTuberランキングは芸能人チャンネルと切り抜きチャンネルの伸びが顕著 ― kamui tracker調べ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000021986.html
 
  • 調査概要
調査期間:2022年1月1日〜2022年12月13日
調査ツール:kamui tracker
調査対象:上記調査期間に投稿された動画9,066,894本
調査条件:2021年の投稿本数と比較した時の上昇率、実際の投稿本数、動画コンテンツ内容など総合的に見てノミネートと大賞を選出
 
  • 会社概要
株式会社エビリーは、動画の活用で企業のDX推進を支援することをミッションに掲げ複数の事業を展開する企業です。
会社名:株式会社エビリー (EVIRY Inc.)
資本金:8億7,000万円(資本準備金含む)
所在地:東京都渋谷区渋谷1-2-5 MFPR渋谷ビル 12F
代表:代表取締役社長 中川恵介
従業員数:74名(正社員のみ、2022年11月時点)
事業内容:ビデオソリューション事業、kamui tracker事業
URL: https://eviry.com/

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会社概要

株式会社エビリー

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URL
https://eviry.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷1-2-5 MFPR渋谷ビル12F
電話番号
03-6452-8917
代表者名
中川恵介
上場
未上場
資本金
3億円
設立
2006年10月