鈴与がTeachme Bizを10年活用し、変動する人員体制のなかで安定した物流品質を維持する体制を構築

〜口頭指示依存から現場主導の標準化へ。拠点横断のナレッジ共有と多能工化を実現〜

スタディスト

リーンオペレーションの実現を支援する株式会社スタディスト(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:鈴木悟史、以下「スタディスト」)は、鈴与株式会社(本社:静岡県静岡市清水区、代表取締役社長:鈴木健一郎、以下「鈴与」)第三DC事業部が、AIマニュアル「Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)」を2017年に導入したことをきっかけに、約10年にわたり活用し、人手不足が深刻化する物流業界において現場主導のマニュアル整備と拠点横断のナレッジ共有を推進していることを発表します。

同事業部では、口頭指示中心の属人化リスクと拠点間のナレッジ分断を課題としていましたが、Teachme Biz導入により現場リーダー主導のマニュアル整備体制を確立。全工程のマニュアル化と拠点横断のナレッジ共有により、多能工化と顧客対応品質の向上を実現しました。今後はこのマニュアル資産を基盤に、習熟度管理や倉庫周辺業務への活用拡大など、省人化が加速する時代に対応した現場ナレッジの体系化をさらに推進していく方針です。

■導入の背景と目的

鈴与株式会社 第三DC事業部は、食品・日用品・輸入品等の保管・流通加工・出荷を一貫して担うDC事業を展開しています。埼玉県内で3拠点を構え、「出荷精度99.999%」を掲げる高い物流品質を維持しています。

口頭教育に頼る運用では管理者に知識が集中し、繁忙期に月100名規模の新規派遣スタッフが入退する現場では「管理者が休んだら現場が止まってしまう」という属人化リスクを抱えていました。また、動画を活用したわかりやすい手順書の整備や、作業者目線のマニュアルへの刷新も課題となっており、こうした背景から2017年にTeachme Bizを導入しました。近年は法人向けの大ロット案件に加え、個人向けの小口配送や細かな流通加工の依頼が増加しており、作業の複雑さはさらに増しています。誰が作業しても同じ品質を再現できる仲組みへの必要性は、導入当時から一段と高まっています。約10年にわたるTeachme Bizの活用と継続的なマニュアル整備は、こうした現場の変化に対応し続けるための基盤となっています。

■Teachme Bizの活用方法

  • 現場リーダー主導による全工程のマニュアル化

    鈴与が作業を設計し、実作業を担うグループ会社・鈴与カーゴサービスの現場リーダーがマニュアル化して展開するという体制のもと、担当者チェック・管理者最終確認を経て、入荷・流通加工・ピッキング・梱包・出荷等の全工程をマニュアル化しています。言葉では伝わりにくい製造工程、梱包手順などは動画・写真で補完し、経験のない作業者が「マニュアルだけで作業できるか」を確認したうえで現場に展開しています。

  • 複数拠点でのマニュアル共有

    同一荷主のオペレーションを複数拠点で担当するケースでは、1拠点で作成したマニュアルをほかの拠点でも参照できる体制を整えています。他部署でのマニュアルについても閲覧可能になっており、同じ工程におけるオペレーション方法を共有化し、他部署でも社内のオペレーション方法を活用できる環境を整備しています。

  • 顧客との合意形成ツールとしての活用

    納品先ごとの納品条件、同梱物、梱包手順を写真付きのマニュアルにまとめて提示することで、作業内容を視覚的に確認・合意できる仕組みを構築しています。

■導入後の成果

  1. 属人化リスクの解消と引き継ぎの効率化

    口頭教育への依存から脱却し、誰もが正確な手順にアクセスできる環境へと移行しました。社内の担当者交代で懸念される業務停滞リスクを低減し、スタッフの入れ替えが頻繁な現場でもスムーズな引き継ぎが可能になっています。

  2. 拠点横断の多能工化の推進

    他拠点のマニュアルをその場で参照できる環境が整ったことで、手順の共有化が社内でスムーズにできるようになりました。人手不足のなかでも拠点間で戦力を融通し合える体制も実現しています。

  3. 顧客対応品質の向上と信頼関係の構築

    以前は都度発生していた顧客からの作業依頼時の詳細確認が不要になり、作業内容の合意が一度で完結するようになりました。可視化された業務品質が顧客との信頼醸成に直結しています。

■今後の展開

Teachme Bizのテスト・習熟度管理機能を活用し、スタッフの習得状況の可視化と育成の効率化につなげていく方針です。また、倉庫を訪れるドライバー向けの二次元コードによる受付案内や、水害・地震等災害発生時の避難経路掲示など、倉庫内業務にとどまらない現場周辺業務への活用拡大も検討しています。

省人化・自動化が加速する物流業界においても、変動する人員体制のなかで安定した物流品質を再現できる仕組みへのニーズはさらに高まっています。同事業部では、約10年にわたって整備してきたマニュアル資産を基盤に、現場ナレッジのさらなる体系化と活用領域の拡大に取り組む方針です。

■鈴与株式会社 第三DC事業部 次長 野田 明子様 コメント

物流業界における人手不足がさらに深刻化するなかでも、誰にでもわかりやすく、スピーディーに業務を進行できる仕組みが欠かせません。細かい業務でも誰が作業しても同じ品質を再現できる安定した仕組みをつくることは、物流業の現場にこそ必要な投資だと感じています。Teachme Bizを活用して現場ナレッジを積み上げてきた経験は、省人化が加速するこれからの時代にこそ、大きな意味を持つものになっていくと思います。

さらに詳しいインタビューはこちらから

https://biz.teachme.jp/casestudy/suzuyo/

■Teachme Bizについて

AIマニュアル「Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)」は、マニュアルの作成から活用・更新までをAIが支援することで、現場の余力を生み出すAIマニュアルです。AIによる動画の自動編集やマニュアルの自動作成も可能で、手順書の作成時間を大幅に削減するだけでなく、スムーズな運用もサポート。国内外2,400社以上で活用されており、「ITR(※1)」「富士キメラ総研(※2)」「デロイト トーマツ ミック経済研究所(※3)」の各最新調査において、売上金額シェアNo.1を獲得。 業種や企業規模を問わず、マニュアル作成・現場教育市場のスタンダードとして高く評価されています。

https://biz.teachme.jp/

※1:ITR「ITR Market View:人材管理市場2026」マニュアル作成支援市場:ベンダー別売上金額推移およびシェア(2024年度実績)

※2:『業種別IT投資動向/DX市場の将来展望 2026年版 DX投資編』マニュアル作成/現場教育ツール 2024年度実績(数量・金額/SaaS)ベンダーシェア

※3:『デスクレスSaaS市場の実態と展望 2025年度版』動画マニュアル作成支援ツール市場

■リーンオペレーションについて

スタディストが提唱するリーンオペレーションとは、業務の「ムリ・ムダ・ムラ」を取り除き、効率化で生まれた余力を「価値強化」に再投資して組織全体の生産性と持続的な成長を実現する、継続的な改善プロセスです。具体的には、業務の可視化・標準化・単純化・徹底化のステップを通じて、筋肉質な組織を目指し、最終的にコア業務に注力できる体制構築を支援します。

当社では、リーンオペレーションのフレームワーク「9 Steps」の実行を支援する、AIマニュアル「Teachme Biz」等を含むAI主軸のプロダクト群「Teachme シリーズ」を展開しています。また、業務自動化支援、業務アセスメントやマニュアル作成代行、研修などを組み合わせたハンズオン型のサービス提供を通じ、お客様の生産性向上を実現するパートナーとして、リーンオペレーションの実現を支援しています。

 https://studist.jp/our-vision

■会社概要

会 社 名:株式会社スタディスト 

本社所在地:東京都千代田区神田錦町1-6 住友商事錦町ビル9階 

拠   点: 【国内】東京(本社)、名古屋、大阪、福岡、宮崎

                 【海外】タイ(バンコク)、ベトナム(ホーチミン) 

事 業 内 容 :AIマニュアル「Teachme Biz」を含む「Teachmeシリーズ」の展開、

      生産性向上に関するコンサルティング、企業研修事業等

創   業:2010年3月19日 

資 本 金:10,320万円(資本準備金含む) 

U R L:https://studist.jp/

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会社概要

株式会社スタディスト

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URL
https://studist.jp/
業種
情報通信
本社所在地
千代田区神田錦町1−6 住友商事錦町ビル9階
電話番号
050-1744-3760
代表者名
鈴木悟史
上場
未上場
資本金
1億320万円
設立
2010年03月