人口減少が進む地域で始まる新たな英語教育

青森県中泊町がoviceを活用し小中学校での英語学習を開始

oVice株式会社

2023年12月26日 15時16分

oVice株式会社（本社：石川県七尾市、代表取締役CEO：ジョン・セーヒョン）は、青森県中泊町が、誰もが、どこからでも“つながる”バーチャルオフィス「ovice（オヴィス）」を活用した新たな英語学習プログラムを同町内の全小中学校での導入を決定したことをお知らせします。この英語学習のプログラムは、オンライン英語学習を提供するClassmate株式会社への業務委託契約のもと行われるもので、フィリピンの小中学校と講師などと協力して生きた英語が学べるオンライン留学プログラム（英会話、国際交流、異文化理解）です。2024年1月から、町内1つの小学校で試験導入後、2025年4月からは町内の全小中学校（計5校）に展開される予定です。

◆中泊町でのovice活用の経緯

全人口が1万人を割り人口減少が進む青森県中泊町。その中で、20年後を見据えて世界で活躍する人材育成のため、oviceを活用した英語教育の実施を決めました。

oviceを活用し、フィリピンの先生から1：2で英語を学ぶとともに、ライブツアーの実施や国際交流も行う予定です。

2024年1月から、小学校1校で試験的にoviceを活用した英語学習を実施。2025年に町内の全ての小中学校計5校に導入し、約400人の小中学生が、週に一回ovice上で英語のレッスンを受ける予定です。

◆中泊町でのovice活用に対する想い

Classmate代表取締役社長　井坂浩章

中泊町の小中学校がovice（2Dメタバース）を活用したオンライン留学プログラムを導入する試みは非常に画期的であり、学生たちにとって7年間、通年で毎週にわたる異文化コミュニケーションの実践という素晴らしい機会を提供します。このプログラムは、英会話スキルの向上だけでなく、国際的な視野を広げるものとなります。特に、メタバース（ovice）の特長である「距離」の概念のなさが、世界の学校と学校を結びつけ、国を超えた生徒同士の国際交流や国際協働を促進します。これにより、生徒たちは共に学び、成長し、異なる文化と直接触れ合う良い経験ができるでしょう。この革新的な英語教育の一環が波及すれば、青森県だけでなく、全国の英語教育に良い影響をもたらすことは確実であり、日本の教育において大きな変革をもたらす可能性が高まります。

◆青森県中泊町について

青森県北津軽郡中泊町は、津軽半島の中央部に位置する、人口は9,894人（2023年3月末時点）です。2005年に隣接していない2町村が合併して誕生し、米やイカ、メバルなどが特産の町です。

◆Classmate株式会社について

だれもが留学や国際交流を体験できる世界を、メタバースの活用や現地留学のサービスの提供により実現する企業です。オンライン英会話、オンライン国際交流、オンラインライブスタディーツアー、マインクラフト×英会話、留学など、さまざまな教育プログラムを提供しています。

◆oviceとは？アバターを使い交流する2次元のバーチャルオフィス

oviceは「誰もが、どこからでも“つながる”」2次元のバーチャルオフィスです。2020年8月のサービス開始以降、テレワークにおけるオフィスやオンラインイベント、オープンキャンパスなど、さまざまな場面での活用が進み、2023年4月末時点で約4,000社に導入されています。

◆会社概要

「誰もが、どこからでも“つながる”」ことができるバーチャルオフィス「ovice(オヴィス)」を開発・提供しています。また、oViceはシリーズBラウンドで新規投資家および既存株主含む複数投資家を引受先とする第三者割当増資に加え、複数の金融機関からの融資により総額45億円の資金調達を行ったことを2022年8月31日に発表しました。