スペースデータ、宇宙・防衛・防災AIを体系化した「SpaceBrain」公式プロダクトサイトを公開

〜「宇宙・地球・国家を守る頭脳」を掲げ、飛翔体の軌道・衝突・破壊シミュレーションやフィジカルAI、デジタルツインを核とするデュアルユースのソリューション群を一覧できるカタログサイト〜

株式会社スペースデータ

株式会社スペースデータ(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤航陽、以下「スペースデータ」)は、2026年7月22日、AIプラットフォーム「SpaceBrain(スペースブレイン)」を軸とするソリューション群を体系化した公式プロダクトサイト「SpaceBrain Product Catalog」(https://catalog.spacebrain.org)を公開しました。

本サイトは、「宇宙・地球・国家を守る頭脳(INTELLIGENCE FOR SPACE, EARTH & NATIONAL SECURITY)」をコンセプトに、ミサイル・無人機・宇宙物体などの飛翔体の軌道・衝突・破壊シミュレーション、デジタルツイン、フィジカルAIというコア技術と、その横展開である10以上のソリューションを、「宇宙」「安全保障」「レジリエンス」の3領域で一覧できるカタログサイトです。

各ソリューションは実際に動くプロトタイプとして開発されており、お問い合わせいただいた方に個別にデモをご案内します。

背景:個別事象から、連鎖する複合リスクへ

気候変動による災害の激甚化や地政学リスクの高まりにより、社会が向き合う脅威は、連鎖的な事象として発生し、個別の事象のみを検証するだけでは不十分な実態があります。例えば、豪雨による浸水が停電や交通の途絶へ波及し、干ばつが水力発電の低下を通じて電力危機へつながるように、災害は複数のインフラを横断して連鎖する複合事象へと変化しました。安全保障においても、(弾道・極超音速ミサイル、無人機)といった多様な飛翔体への対処が同時に求められています。そして、宇宙領域にも様々な脅威が存在し、スペースデブリや人工衛星など宇宙物体の把握も将来的な安全保障に重要な役割を担います。このような複雑な個別の事象を縦割りで対応する従来のアプローチでは、状況の把握から予測、意思決定までが分断され、変化の速さに追随することが難しくなっています。

スペースデータはこうした認識のもと、地球と宇宙全体を仮想空間上に再現する地球・宇宙デジタルツインと飛翔体の軌道・衝突・破壊シミュレーション、フィジカルAIという共通のコア技術の上に、宇宙状況把握(SSA)から統合防空・ミサイル防衛(IAMD)、災害リスク評価まで、防衛と防災・レジリエンスを横断するソリューション群を構築してきました。今回公開した公式プロダクトサイトは、これらを「共通のコア技術の横展開」として体系化し、政府機関・自治体・企業・海外のパートナーが全体像を一望し、連鎖するリスクへの打ち手を横断的に検討できる入口となるものです。防衛で培った技術を防災・レジリエンスへ、防災で磨いた技術を防衛へと相互に還元するデュアルユースの構造を、カタログとして明示しました。

「SpaceBrain Product Catalog」の概要

本サイトでは、SpaceBrainのコア技術である「飛翔体の軌道・衝突・破壊シミュレーション」「デジタルツイン」「フィジカルAI」と、それを裏付ける実績を紹介しています。技術面では、3Dモデル自動生成(特許第7232552号)、3Dテクスチャー自動生成(特許第7353690号)、ビジュアルと物理演算を両立する環境シミュレーション技術(特許第7850469号)などの特許技術群がその基盤です。

掲載中のソリューションは、以下の3領域・15件あります(2026年7月24日時点)。

【宇宙領域(SPACE INTELLIGENCE)】

  • 衛星データAIプラットフォーム基盤:衛星データを統合し、3D可視化・災害インテリジェンス・アラート通知連携まで幅広い情報を統合するプラットフォーム基盤

【安全保障領域(DEFENSE & SECURITY)】

  • 統合防空・ミサイル防衛(IAMD)シミュレーション:多様な経空脅威の探知・追尾から、多層迎撃の武器割当・AIによる迎撃推奨・交戦評価までを3D作戦図上で統合的に可視化

  • 航空作戦運用シミュレーション:戦闘機・無人機の出撃から目的空域到達までの飛行を3D空間で可視化し、天候・編隊・視点を切り替えて航空作戦の運用イメージを提示

  • 着弾・衝突被害シミュレーション:衝突体の着弾に伴う火球・クレーター・爆風などの衝突物理と、死傷者・経済損失などの社会経済影響を推計

【レジリエンス領域(GEO-RESILIENCE)】

  • 落雷・停電被害シミュレーション:任意地点への落雷を起点に、停電の影響範囲・規模を推計し、被害の広がりを時系列に可視化

  • 河川氾濫 浸水被害シミュレーション:河川の越水から堤防決壊・浸水拡大までの外水氾濫の進行を3D都市空間で時系列に再現し、避難計画・防災教育・リスク共有を支援

  • 火山噴火・降灰シミュレーション:大規模噴火から風下への降灰までを実在地形の3D空間で時系列に模擬し、状況認識共有・図上訓練・防災教育を支援

  • 豪雪・雪崩シミュレーション:山間部の豪雪と雪崩の危険度・走路を3D空間で可視化し、雪崩リスク評価と避難・警戒判断を支援

  • 干ばつ・エネルギー危機シミュレーション:干ばつによる貯水池の水位低下から水力発電の低下・大規模停電までの連鎖を時系列に評価

  • 電力・交通インフラ途絶シミュレーション:発電所・送電網と交通・物流網を可視化し、輸送路遮断の影響や広域災害リスクを評価

  • 海洋船舶検出(衛星画像解析):光学衛星画像からAIで海上の船舶を自動検出して地図に可視化し、海域監視・違法漁業対策の初動を支援

  • 森林変化検知(衛星画像解析):光学衛星の2時点画像から森林減少域を検出・地図可視化し、大規模な減少を違法伐採の疑いとして通知

  • 海底ケーブル監視(海洋デジタルツイン):海底地形デジタルツイン上に海底ケーブル・船舶・衛星情報を重ね、不審船検知やリスク分析で海洋状況把握を支援

  • 地盤沈下・隆起マップ(InSAR解析):衛星レーダーの時系列解析で年数ミリの地盤変位を面的に可視化し、要注意箇所の早期把握を支援

  • 風水害被害評価シミュレーション:台風・豪雨・洪水の被災人口・資産・経済損失を3D地球儀上で定量評価し、被害規模の共通理解を支援

各ソリューションの実際に動くプロトタイプのデモは、お問い合わせをいただいた上で個別にご案内しています。実データとの連携や対象地域の変更などのご相談にも対応します。

今後の展望

スペースデータは、SpaceBrainを軸とする事業において、「宇宙・地球・国家を守る頭脳になること」をビジョンに掲げています。宇宙における宇宙物体(隕石・スペースデブリ等)、地球におけるミサイル(弾道・極超音速等)、国家に対する無人機(ドローン・UAV等)——現代の脅威の中心にある「飛翔体」に対し、軌道・衝突・破壊のシミュレーション技術等解析能力を磨き、防衛にとどまらず防災・レジリエンス・意思決定支援まで応用するデュアルユースの展開を進め、連鎖・複合化する脅威に向き合います。

あわせて、衛星データを起点に宇宙規模で広域データを処理する技術基盤と、「Space4Resilience」をはじめとする国際的な枠組みを生かし、各国・地域の環境に適応したソリューションの海外展開を見据えています。スペースデータは今後も「SpaceBrain Product Catalog」のソリューション群を拡充し、AIを駆使して宇宙・地球・国家の脅威から人々の安全を守り抜く、次世代インテリジェンス基盤の構築を目指してまいります。

株式会社スペースデータについて

株式会社スペースデータは、「宇宙を誰もが活用できる社会へ」という思いのもと、宇宙とデジタル技術の融合によって新たな産業や社会基盤を創造するテクノロジースタートアップです。

地球・宇宙環境を精密に再現するデジタルツイン技術を活用して、宇宙から都市開発、防災、安全保障まで、次の未来を支えるデジタルプラットフォームの構築を目指しています。さらに、宇宙ロボット・宇宙ステーションの運用基盤開発を通じて、宇宙社会の実現に向けて取り組んでいます。

スペースデータの公式サイトでは、「NEWS」にて最新の取り組みや発表をご紹介しています。

詳細は https://spacedata.jp/news をご覧ください。

社名:株式会社スペースデータ

代表:佐藤航陽

所在地:東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階

資本金:15億1300万円

事業内容:宇宙開発に関わる投資と研究

HP:https://spacedata.jp

NEWS:https://spacedata.jp/news

X:https://x.com/spacedatainc

LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/spacedatajp/

採用情報:https://www.wantedly.com/companies/spacedata/projects

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下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。

https://spacedata.jp/contact 

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会社概要

株式会社スペースデータ

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URL
https://spacedata.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門 1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階
電話番号
-
代表者名
佐藤 航陽
上場
未上場
資本金
15億1300万円
設立
2017年01月