HPE、ProLiant Gen12サーバーのラインアップを拡充

仮想化やエッジコンピューティングのモダナイゼーションをAI駆動型の自動管理機能で支援

HPE

  • 第5世代AMD EPYC™プロセッサーを搭載した新しいHPE ProLiant Compute Gen12サーバー2機種は、仮想化、VDI、コンテナワークロードに最適化され、前世代比で2倍のメモリ容量を実現

  • HPE Compute Ops Managementを通じて提供するAI駆動型の自動管理機能により、IT環境の可視性、セキュリティ、制御性を大幅に向上

  • HPE Morpheus VM Essentials Softwareによる仮想化の選択肢拡大により、運用の複雑さを軽減し、複数のハイパーバイザー環境の管理を簡素化

  • HPE ProLiant DL145は、Microsoft Azure Local Integrated Systemに対応し、エッジ環境での仮想化を強力にサポート

HPE(日本ヒューレット・パッカード合同会社 本社:東京都江東区、代表執行役員社長:望月 弘一)は、本日、次世代のセキュリティ、パフォーマンス、効率性を実現するHPE ProLiant Compute Gen12サーバーのラインアップ拡充を発表しました。今回の拡充により、第5世代AMD EPYC™プロセッサーを搭載した2機種を提供します。メモリ集約型ワークロードの最適化に対応し、HPE Compute Ops Managementを通じて提供される新たな自動化機能により、IT環境の可視性と制御性の向上が実現されます。

 

さらに、 HPEの新しい仮想化ソリューションであるHPE Morpheus VM Essentials SoftwareをHPE ProLiant Computeサーバーで利用できることも発表しました。HPE Morpheus VM Essentialsは、オープンな仮想化ソリューションで、コスト削減、ベンダーロックインの回避、IT管理の簡素化を支援します。また、新たにHPE for Azure LocalソリューションをHPE ProLiant DL145 Gen11サーバーで利用可能になり、分散環境におけるエッジ機能の拡張を支援し、現場に最適化されたITインフラの構築を可能にします。

  

企業のワークロードは、ますます多様化・複雑化しています。こうした変化に対応するため、IT環境を最大限に活用できる次世代テクノロジーが求められています。HPEは、HPE ProLiant Compute Gen12のラインアップに第5世代AMD EPYCプロセッサーを搭載した新たなサーバーを加えることで、こうしたニーズへの対応を強化します。この新しいサーバーは、ワークロードに最適化された優れたパフォーマンスを提供し、チップレベルからクラウドを網羅するセキュリティを実現、AIが駆動する管理機能により、運用の効率化と生産性の向上を支援します。  

新しいHPE ProLiant Gen12サーバーはメモリ容量を2倍に拡張 

最新のAMD EPYCプロセッサーを搭載したHPE ProLiant Gen12のラインアップに加わったサーバーは、HPE ProLiant Compute DL325およびDL345 Gen12サーバーの2機種です。

 

新しいサーバーは、前世代と比べて最大2倍(注1)となる最大6TBのメモリにより、仮想化やエッジ展開といったメモリ集約型のワークロードに最適化されています。 

 

新サーバーは、HPEが独自に開発したHPE iLO 7(Integrated Lights-Out 7)セキュリティプロセッサーを搭載し、シリコンレベルでの保護機能により脅威からの防御を実現します。サーバーの組み立て段階から工場出荷、そして使用終了に至るまで保護を継続し、将来的な量子コンピューターによる攻撃にも備えた保護機能(耐量子暗号対応)も備えています。 

HPE Compute Ops Managementの自動化機能強化により、管理の簡素化と生産性向上 

サーバーの監視と管理を行う安全なクラウドベースのソフトウェアアプリケーションである HPE Compute Ops Management に新たな自動化機能とAI駆動の機能を追加しました。

 

すべてのHPE ProLiant Compute Gen12で利用できる新機能が実現するメリットとして、以下が挙げられます。 

  • 高度なインサイトの提供: HPE Active Health SystemファイルをHPE Compute Ops Management上で直接確認できる新機能を追加しました。根本原因を迅速に特定することで、サポートチケットの発行を回避し、平均復旧時間(MTTR)の大幅な短縮を実現します。 

  • 複雑さの解消:複数ベンダーのサーバー監視を既存環境にシームレスに統合できるため、日常業務に必要なツールの数を削減し、サーバーインフラ全体を一元的に把握することが可能になります。 

  • ダウンタイムの削減:AIによるインサイトとワークフローポリシーの承認機能により、人為的ミスによる重大な運用障害を未然に防ぎます。最新機能では、ポリシーの検証と必要な承認プロセスが確実に実行されることで、ダウンタイムのリスクを低減します。  

HPE Compute Ops Managementの実績 

サーバー管理の簡素化や導入時の手動作業の大幅削減などの実績がForrester ConsultingにHPEが委託した調査結果(注2)により明らかになっており、以下のような結果が挙げられます。 

  • サーバー管理にかかる時間を最大75%削減 

  • 1サーバーあたり年間最大4.8時間のダウンタイム削減 

  • 3年間で最大152,000ドルの出張費およびソフトウェアコスト削減

HPE Morpheus VM Essentials Softwareによるモダナイゼーションとコスト最適化 

HPEは、最新のHPE ProLiantサーバー上でHPE Morpheus VM Essentials Softwareとの組み合わせにより、仮想化ワークロードのパフォーマンス向上に加え、設置スペースや消費電力の削減を実現するだけでなく、ライセンスコストを最大90%削減(注3)します。

AMD EPYC™プロセッサーを搭載したHPE ProLiant Compute Gen12サーバーは、HPE Morpheus VM Essentialsとの組み合わせにより、優れたパフォーマンスと電力効率を提供します。詳細は下記をご参照ください。
Driving Virtualization Forward: The Power of AMD and HPE Morpheus VM Essentials Software 

HPE ProLiant DL145 for Azure Local Integrated Systemを通じたシームレスな統合により、エッジにおける仮想化を強化 

エッジ向けに設計され、第5世代AMD EPYCプロセッサーを搭載した HPE ProLiant DL145 Gen11サーバー を、HPE Integrated System for Azure Localとして提供します。これにより、オンプレミスのインフラとクラウドサービス間のシームレスな統合が可能です。

 

多様なエッジ環境に対応するコンパクトなHPE ProLiant DL145 Gen11サーバーは、店舗、クリニック、銀行、ホテル、生産ラインなど、高パフォーマンスが求められるエッジ環境で力を発揮します。プラグアンドプレイによる簡単な導入が可能で、高性能なデータ処理とリアルタイムインサイトを提供します。HPE Compute Ops Management に対応しており、サーバーの設置場所を問わず、セキュアにアクセスして、監視・管理できます。最新のソフトウェアとセキュリティアップデートがあらかじめ適用された状態で提供されるため、迅速なシステム展開が可能です。

 

注記

(1)第5世代AMD EPYCプロセッサーと最大3TBのメモリを搭載したHPE ProLiant Compute DL325およびDL345 Gen11サーバーとの比較に基づく。 

(2)HPEが委託し、Forrester Consultingが実施した顧客フィードバック調査「New Technology: The Projected Total Economic Impact™ of HPE Compute Ops Management」(2024年6月)に基づく。https://www.hpe.com/psnow/doc/a00141308enw 

(3)HPE Morpheus VM Essentialsライセンスのコストに関する社内分析と、市場で入手可能な既存の仮想化ライセンスのコストデータとの比較に基づく。なお、削減効果には割引は含まれておらず、内容は予告なく変更される場合がある。

 

■ ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について  

HPE (NYSE: HPE)は、AI、クラウド、ネットワーキングの力を結集し、組織が持つ可能性を最大化できるよう支援する、エンタープライズテクノロジーのリーディングカンパニーです。新たな可能性を切り拓く先駆者として、HPEは、イノベーションと高度な知識と経験を通じて、人々の生活そして働き方の向上に貢献しています。HPEは、あらゆる業界のお客様が運用効率を最適化し、データから価値ある示唆を導き出し、その効果を最大化できるよう支援しています。Unlock your boldest ambitions with HPE - HPEはお客様と共に、大きな志の実現に寄与します。詳細は www.hpe.com をご覧ください。

 

■ プレスルーム 

https://www.hpe.com/jp/ja/newsroom/press-hub.html 

 

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会社概要

URL
https://www.hpe.com/jp/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都江東区大島2丁目2番1号
電話番号
-
代表者名
望月 弘一
上場
未上場
資本金
10億円
設立
1999年07月