【年収868万円】データサイエンティスト案件2025年最新｜フリーランス副業調査

フルリモート案件が71%超

CAMELORS株式会社

2025年9月19日 09時00分

フリーランス・複業・副業の求人マッチングサービス『SOKUDAN(ソクダン)』を運営する、CAMELORS株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：田根靖之）がお知らせいたします。

2025年最新のフリーランス・副業の「データサイエンティスト案件の調査レポート」を発表します。

約5,500件のSOKUDANに掲載されている実際のフリーランス・副業案件（一部抜粋）から作成しました。

■調査サマリー

・案件の平均年収は868万円

・週3日以下の案件が43%超

・フルリモート案件が71%超

■目次

・データサイエンティスト案件の平均年収

・データサイエンティストのリモート可否、稼働日数

・データサイエンティスト案件の多い業界、職種

・データサイエンティストの特徴、など

■調査結果はこちら

【2025年】データサイエンティスト案件の平均年収、案件数｜フリーランス副業調査

調査対象

SOKUDANに掲載された求人案件（一部抜粋）の単価と稼働時間から平均時給を計算し、その平均時給から1日8時間、月21日稼働で想定月収と想定年収を試算しました。

・対象期間

2019年7月1月ー2024年12月31日

・対象案件数

　5,524件　※一部抜粋

※本データ引用の際のお願い

メディア掲載の際に出典先を掲載する場合は、下記を追加いただくようお願いします。

出典：SOKUDAN Magazine https://magazine.sokudan.work/

データサイエンティスト案件の平均年収

平均年収868万円（エンジニア職種別年収ランキング3位）

データサイエンティスト案件の平均年収は868万円で、エンジニア職種ランキング3位です。バックエンドエンジニア（862万円）をわずかに上回る水準で、AI・機械学習ブームによりデータ活用の重要性が高まっていることが年収に反映されています。企業のDX推進において、データから価値あるインサイトを導き出すスキルは不可欠であり、ビジネス理解と統計知識の両方を兼ね備えた専門人材への需要は今後も高い水準を維持するでしょう。上位2位までがより技術特化型の職種である中、データサイエンティストはビジネス課題解決という観点で高く評価されている職種と言えます。

データサイエンティスト案件の稼働日数

週4~5日: 56.4%

週2~3日: 41.8%

週1日: 1.8%

データサイエンティストは週4～5日が56.4%で過半数ですが、週2～3日も41.8%と高い割合を示しています。この結果は、データ分析や機械学習モデル開発がプロジェクトベースで進むことが多く、継続的な運用管理よりも成果物重視の業務特性を反映しています。分析結果の導出やモデル構築は集中的な作業が中心となるため、フロントエンドエンジニアと同様に柔軟な働き方を実現しやすい職種です。週1日の案件も1.8%と少なく、ある程度まとまった稼働時間でじっくりと課題解決に取り組む案件が主流となっています。

データサイエンティスト案件のリモート可否

フルリモート(在宅OK): 71.1%

リモート(一部)可: 23.0%

リモート不可: 5.9%

データサイエンティストは、フルリモートが71.1%、一部リモート可が23.0%で、合計94.1%がリモートワークに対応しています。フロントエンドエンジニアと同じ水準で、エンジニア職種の中でも最高レベルのリモート対応率です。データ分析や機械学習モデルの開発は、データベースやクラウド環境にアクセスできれば場所を選ばずに作業でき、集中的な思考が求められる業務特性がリモートワークとの親和性を高めています。リモート不可はわずか5.9%で、データサイエンティストにとって働く場所の自由度は非常に高い職種と言えるでしょう。

データサイエンティスト案件の多い業界

その他IT関連: 34.66%

Web制作: 12.42%

その他人材サービス: 10.03%

SaaS: 8.17%

AI（人工知能）: 4.19%

データサイエンティストは、その他IT関連が34.66%で最多ですが、Web制作（12.42%）や人材サービス（10.03%）も一定の割合を占めており、業界の多様性が見られます。人材サービス業界での需要の高さは、マッチングアルゴリズムやレコメンド機能の開発において、データ分析スキルが重要視されていることを示しています。意外にもAI業界は4.19%と控えめで、AI技術そのものを開発する企業よりも、既存ビジネスにデータ活用を組み込む企業での需要が高い状況です。データサイエンティストは特定の業界に偏らず、幅広い分野でビジネス価値を創出する役割として位置付けられているといえるでしょう。

データサイエンティスト案件の多い職種

PM 6.88%

プロジェクトマネジメント 6.26%

Salesforce 3.47%

PMO 2.91%

要件定義 2.79%

データサイエンティスト案件では、PM（6.88%）やプロジェクトマネジメント（6.26%）といった管理スキルの需要が高く、合計で13%を超えています。これは、データ分析だけでなく、プロジェクト全体を推進する能力も求められていることを示しています。Salesforce（3.47%）や要件定義（2.79%）なども上位に入っており、単純な技術スキルを超えて、ビジネス要件の理解やツール活用能力が重要視されています。データサイエンティストは純粋な分析作業だけでなく、プロジェクト管理や顧客折衝といった幅広いスキルを持つ人材が高く評価される傾向にあるといえるでしょう。

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