「年間12日」「夜の数時間」だけの副業もOK。京都府亀岡市がタクシー運転手のアルバイト採用に独自の補助制度を開始
通常約20〜25万円かかる2種免許の取得費用が「自己負担ゼロ」。流し営業・ノルマなしの好条件で、夜間のタクシー不足解消へ

京都府亀岡市は、全国的な課題※となっている夜間のタクシー不足や「帰宅難民」問題の解消に向け、副業やWワークに最適な「アルバイトタクシー運転手」を対象とした市独自の補助制度を開始し、現在ドライバーの募集を強化しています。本事業は、多様な働き方を後押しすることで市民の生活路線を守り、亀岡の豊かな自然や京都サンガF.C.のナイトゲームをはじめとする夜の観光を安心して楽しんでいただくことを目的とした、官民連携の取り組みです。
※参考:地域公共交通の現状(国土交通省)
【背景・目的】深刻化する夜間の「帰宅難民」と地域経済への影響
全国ハイヤー・タクシー連合会のまとめによると、全国の法人タクシー運転手数は、コロナ禍前の2019年3月末(約29万1,000人)から2023年3月末(約23万1,000人)にかけて、約2割(約6万人)減少しています。特に運転士の高齢化などを背景に、夜間に稼働するドライバーの不足は都市部・地方を問わず全国的な社会課題となっています。
亀岡市内においても夜間のタクシー稼働台数は極端に減少し、配車までに30分程度の待ち時間が発生するなど、いわゆる「帰宅難民」が大きな課題となっています。さらに、運転士不足による路線バスの最終便繰り上げも重なり、市民の夜間の帰宅手段の確保だけでなく、市内の飲食店等への客足減少など、地域経済への影響も懸念されています。
【実施内容】全国でも珍しい「アルバイト・副業」への市独自補助
これまでタクシー事業者の採用活動は正社員確保が主流であり、市内の主要交通を担う京都タクシー株式会社(以下、京都タクシー)においても、アルバイトドライバーは補助の対象外でした。そこで亀岡市は、即戦力となる人材を確保するため、新たな切り口として「アルバイト運転手」に対する市独自の補助制度を創設しました。行政がアルバイト採用に直接補助を出し、事業者の採用活動を後押しする全国的にも稀有な取り組みであり、特に「夜の数時間だけ働いて稼ぎたい」という副業・Wワーク層の取り込みを狙います。
【募集概要】タイパ抜群。亀岡で始める「タクシー副業」の魅力


今回の制度を活用して募集を行う京都タクシーでは、未経験者や副業希望者が安心して働けるよう、以下の通り非常に柔軟で手厚いサポート体制を整えています。
2種免許取得費用(通常約20〜25万円)が「自己負担ゼロ」
普通免許取得から3年以上(AT限定可)であれば応募可能。通常であれば約20万円〜25万円程度かかる2種免許の取得費用が不要(自己負担なし)で、約7日間の教習で取得が可能です。
「夜の数時間だけ」「年間12日だけ」の超・柔軟シフト
「夜の時間帯のみ」「月に数回(例:月1回=年間12日)」など、本業やライフスタイルに合わせた自由な働き方が可能です。夜に効率よく稼ぎたい副業層に最適です。
流し営業・ノルマ一切なし
営業スタイルは「無線予約」と「駅待ち」のみ。お客様を探して走り回る「流し営業」や厳しいノルマがないため、副業でも心にゆとりを持って働けます。
時給最低保証&経費は会社負担
歩合給を基本としつつ、時給の最低保証(夜間は1,403円〜)を完備。さらに車両代やガス代などの営業経費はすべて会社負担です。
2026年「全国都市緑化フェア」を見据えたインフラ整備

亀岡市では、2026年9月18日から日本最大級の緑の祭典「第43回全国都市緑化フェアin京都丹波」(京都丹波みどりの里まつり)の開催を控えており、国内外から多くの来訪者が予想されます。夜間の移動手段が乏しい状態では、せっかくの集客効果が一過性に終わり、市内の飲食や宿泊に結びつかない危惧があります。
本制度により夜間の交通インフラを強化し、まちの活性化と持続可能な観光地づくりを推進します。
【担当者コメント】
亀岡市は本制度を通じて夜間稼働できるドライバーを確保し、市民の利便性向上と地域経済の活性化を両立する交通ネットワークの構築を目指します。
市民の皆さまの日常生活を守ることはもちろん、今後亀岡市を訪れる多くの皆さんに「夜も安心して飲食や観光を楽しめるまち」と感じていただくためには、交通インフラの維持が不可欠です。市として、正社員だけでなく副業やアルバイトといった多様な働き方を後押しすることで、一人でも多くの方に「夜の亀岡を支えるドライバー」として活躍していただきたいと願っています。
現在、京都タクシーの特設ページにてアルバイトドライバーの募集を行っています。
【京都府亀岡市とは】

京都府の中央部に位置し、JR京都駅から快速で約20分とアクセス良好な田園都市です。秋から春にかけて発生する幻想的な「丹波霧」でも知られています。
「環境先進都市」を目指す取り組みと並び、豊かな自然環境が育む高品質な「亀岡牛」は"幻の和牛"とも称され、「京の台所」として多くの食通を魅了しています。令和7年に市制70周年を迎え、2026年9月18日からは、日本最大級の緑のイベント「第43回全国都市緑化フェアin京都丹波」の開催を控えるなど、大型プロジェクトが続く、注目が高まるエリアの一つです。
・市公式ホームページ:https://www.city.kameoka.kyoto.jp/
・市公式Instagram:https://www.instagram.com/kameokacity/
【お問い合わせ先】
■本補助制度・市の取り組みに関するお問い合わせ
京都府亀岡市まちづくり推進部 桂川・道路交通課
担当:小林(こばやし)、伏木(ふしき)
TEL:0771-25-5070 E-mail:katsuragawa@city.kameoka.lg.jp
HP:https://www.city.kameoka.kyoto.jp/soshiki/34/87025.html
■求人・採用に関するお問い合わせ
京都タクシー株式会社 採用係
TEL 0771-24-8500
HP:https://www.kyoto-taxi.com/kyototaxi2/kyujin_d.htm?L=BMSDetail&ID=AE0402011159
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