ソフトバンク株式会社の農業AIブレーン「e-kakashi」のゲートウェイに独立駆動で見える化を実現した環境センシングソリューションが選定

東京エレクトロン デバイス株式会社(本社：横浜市神奈川区、代表取締役社長：徳重　敦之　以下、TED)は、ソフトバンク株式会社が提供する農業AIブレーン「e-kakashi」のゲートウェイに、TEDが開発した独立駆動で、機器の稼働状態の見える化を実現した環境センシングソリューション（TED　Portable　IoT　Gateway）を2021年10月4日より納入を開始します。
URL：https://www.teldevice.co.jp/ted_real_iot/solution/environmental-sensing/

                                             ＜環境センシングソリューション　イメージ図＞

■環境センシングソリューションの特長
今回、開発した環境センシングソリューション（TED　Portable　IoT　Gateway）は、外部電源接続なしに携帯電話通信網との接続が可能な、完全独立駆動を採用しています。また、ソーラーパネルを搭載しており、充電池に蓄電しながら動作します。

必要な対応センサーを接続した後は、電源ボタン1回の長押しだけで簡単に設定が可能です。本機は、センサーデータの収集に必要な機能を厳選し、ゲートウェイ装置の小型化および低消費電力を実現し、農業に必要なセンサー（デジタル式およびアナログ式）を最大４つまで同時接続可能です。収集したセンサーデータは、Azureポータルを経由してe-kakashiのクラウドサーバに送信され、e-kakashiでの様々な付加価値サービスへの展開を可能にします。

Azureポータルは、センサーデータの転送と保存に加え、リモートコマンド機能により、各ゲートウェイの設定やファームウェアのアップデートを実行します。万が一、電波障害などでゲートウェイからのデータ収集が滞った場合にも、Azureポータルからゲートウェイに必要なデータ送信を促す操作を、クラウド上で実行できる点が最大のメリットです。

本機は、電源接続なく広大な農地での利用や人が作業できない場所などでも、快適な通信接続を可能にするだけでなく、暗号化されセキュアかつ低消費な無線通信によるセンサーデータの収集と、位置情報や機器の稼働状態の見える化を実現しています。

■TED　Portable　IoT　Gateway の仕様

 

 

RL： https://www.teldevice.co.jp/ted_real_iot/download/docs/read-me-tedgw.pdf
＊製品仕様は、予告なく変更する可能性がありますので、最新の情報は上記URLよりご確認ください。

■今後の展開
今後、TEDでは、ゲートウェイ装置に接続可能な対応センサーのラインアップを増やす予定です。本機の汎用性の高さを生かし、一次産業以外にも幅広い用途でAzureポータルを経由してクラウドサービス事業者様に導入されることを目指してまいります。

 
【東京エレクトロン デバイス株式会社について】
東京エレクトロンデバイスは、半導体製品やITソリューション等を提供する「商社ビジネス」と、お客様の設計受託や自社ブランド商品の開発を行う「メーカー機能」を有する技術商社です。
URL： https://www.teldevice.co.jp/

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東京エレクトロン デバイス株式会社　総務部　広報グループ　堀田・山下
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