補助金クラウド、北國銀行と業務提携を開始

同行の補助金申請支援の体制を強化し、北陸地方に在する中小企業の持続可能な経営を支援

株式会社Stayway

2025年2月10日 08時00分

補助金支援のDXを通じた経営支援サービス「補助金クラウド」「前ほじょくん（補助金債権の早期資金化）」を運営する株式会社Stayway（本社：大阪府大阪市、代表取締役：佐藤淳、以下「Stayway」）と、株式会社北國銀行（本社：石川県金沢市、取締役頭取：杖村修司、以下「北國銀行」）は業務提携を開始いたしました。

業務提携の背景

補助金は中小企業にとって重要な資金源であり、設備投資や新規事業に係る資金計画を検討するにあたり、融資やリースと組み合わせて利用したいニーズが高まっており、近年では中小企業が利用できる補助金制度は増加傾向にあります。

北國銀行は、これまでも中小企業の補助金活用ニーズに対する相談対応を実施していましたが、多数の補助金情報の収集やアップデートが困難で、顧客に応じた最適な補助金情報を提供することが難しく、サポート可能な補助金が限られてしまうといった課題を抱えていました。

そのような中、Staywayはこの度の業務提携を通じて、北國銀行が機動的に補助金情報を提供し、顧客ニーズにきめ細やかに対応できるよう、同行の補助金相談体制の強化を図ります。

業務提携の概要

Staywayは、北國銀行に「補助金クラウド」を提供することで、同行の補助金相談体制の強化を図り、北陸地方に在する中小企業の持続可能な経営を支援いたします。具体的には、北國銀行が「補助金クラウド」の検索・専門家相談チャット機能を活用し、相談内容に応じた補助金探索を行います。

その後、同行の顧客が補助金申請を希望する場合、ビジネスマッチング契約を締結し、補助金クラウドの公認会計士等の専門家による相談対応・申請支援を提供いたします。

今後の展望における両社のコメント

株式会社北國銀行　執行役員法人部長伊谷武人様のコメント

北國銀行は、「豊かな明日へ、信頼の架け橋を」を企業理念に掲げ、お客さまの事業について深く理解する「事業性理解」と、お客さまと対話を深める「コミュニケーション」により、グループ全体で課題解決に取り組んでいます。

多様な経営課題を抱えるお客さまが多い中、補助金相談体制の強化は経営課題を解決するための重要な施策であると確信しています。

この度の業務提携を通じて、弊社の補助金相談体制の強化を図り、お取引先の皆さまをはじめとする地域の皆さまとのコラボレーションのさらなる進化、そして、地域の持続的な発展や新たな魅力の創出に貢献してまいります。

株式会社Stayway　代表取締役佐藤淳のコメント

近年、円安によるコスト高騰や人手不足の影響で、経営が圧迫される中小企業は少なくありません。特に北陸３県では、大きな経済損失を出した能登半島地震以降、地域活性化のために中小企業の経営成長は大きなテーマとなっています。

そのような中、北國銀行との業務提携は非常に有益な取り組みだと感じており、冥利に尽きる思いです。今後は、同行の補助金申請支援体制の強化を図り、持続可能な地域経済の発展に寄与してまいります。

「補助金クラウド」シリーズについて

「補助金クラウド」は、金融機関、事業会社、士業のための補助金申請DXサービスです。国や自治体ごとに散在している複雑な補助金等の情報を収集・一元化し、それぞれの中小企業のニーズに合わせた情報提供や、データ・テクノロジーを活用した可視化・分析・効率化など、あらゆる中小企業が補助金を通じて公平な成長機会を持てるプラットフォームの構築を目指しています。