「鬼の王」酒吞童子、大阪・関西万博で百鬼夜行を決行!ワークショップでオリジナル鬼お面をつくって万博に仮装参加したい人を福知山市が大募集!
妖怪クリエイター河野隼也さんの「オリジナル鬼お面づくりワークショップ」
京都府福知山市は、2025年大阪・関西万博の関西パビリオン多目的エリアにおいて、5月3日に妖怪仮装行列「百鬼夜行(ひゃっきやぎょう)」イベントを開催する予定です。万博に向けた特別企画として、福知山市内で3~4月にかけて行う「オリジナル鬼お面づくりワークショップ」の参加者を募集します。ワークショップ参加者は、大阪・関西万博での百鬼夜行イベントにも出演いただきます。
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■福知山市の鬼伝説×大阪・関西万博
福知山市の大江山に君臨した平安時代の“鬼の王”酒吞童子(しゅてんどうじ)。その鬼伝説をもとにオリジナル鬼お面をつくり世界中の人が集まる大阪・関西万博で開催する妖怪行列「百鬼夜行」に参加しよう!
お面づくりワークショップの講師と百鬼夜行イベントのクリエイティブディレクターを務めるのは、国内外で妖怪(YOKAI)文化の魅力を発信し活躍する、妖怪芸術団体「百妖箱」の代表で百鬼夜行クリエイターの河野隼也さんです。(※百鬼夜行の詳細は、改めて発表します)
ワークショップ概要
タイトル:
「オリジナル鬼お面づくりワークショップ ~大阪・関西万博 百鬼夜行に仮装参加~」
講師:河野隼也さん(妖怪芸術団体「百妖箱」代表/百鬼夜行クリエイター)
内容: オリジナル鬼お面づくり 〇お面づくりが初めての方も大歓迎です!
日程: ①2025年3月29日(土) ②3月30日(日) ③4月12日(土) ④4月13日(日)
※作業工程の必要上①~④のうち、2日間を選んでご参加いただきます。
①②でも②③でも③④でも①④でも構いません。組み合わせは自由です。
時間: 各日13:30~15:30
会場: 3月開催(①②) 日本の鬼の交流博物館(京都府福知山市大江町佛性寺909)
4月開催(③④) 市民交流プラザふくちやま(京都府福知山市駅前町400/福知山駅北口すぐ)
定員: 25名(応募多数の場合は書類選考)
対象: 小学生以上かつ、福知山市に在住・在学・在勤またはゆかりがある方※に限定します。
(※福知山市出身、かつて在住・在学・在勤、世界鬼学会会員の方など)
主な参加条件:
・上記4回のワークショップのうち、2回に参加できること
・2025年5月3日(土)19:00~(予定)に大阪・関西万博 関西パビリオン 多目的エリアで福知 山市が行う予定の「百鬼夜行」に出演できること
・2025年秋 日本の鬼の交流博物館で開催予定の特別展にて、お面の展示に協力できること
※詳しい条件は、HPでご確認ください
参加費: 500円(材料費)
※①②では別途、博物館の入館料が必要です。ワークショップ前後で展示をご覧いただけます
(入館料:大人330円、高校生220円、小中学生160円)
応募方法: 福知山市HP内の申込フォームから
https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/site/promotion/expo2025oni-ws.html
応募締切:2025年3月2日(日)
※応募多数の場合は書類選考
主催:京都府福知山市
福知山市出展「大阪・関西万博での百鬼夜行」クリエイティブディレクター:河野隼也
河野隼也さんプロフィール・コメント
河野隼也(こうの・じゅんや)
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【プロフィール】
妖怪芸術団体 百妖箱 代表/ 妖怪文化研究家/ 妖怪造形家/ 百鬼夜行クリエイター
妖怪をテーマとした作家活動、イベント企画を手掛ける。
京都市上京区の大将軍商店街妖怪ストリートにて妖怪仮装行列「一条百鬼夜行」をプロデュースして以来、京都市を本拠に活動。「妖怪アートフリマ モノノケ市」「嵐電妖怪電車」「三井寺妖怪ナイト」「東映太秦映画村 怪々YOKAI 祭」などを手がけ、2018 年には大江山にある日本の鬼の交流博物館25周年特別展「怪鬼! 大江山妖怪屋敷」をプロデュース。
【コメント】
私が2005 年に妖怪仮装行列「一条百鬼夜行」を始めてから20 年が経ちました。そもそも百鬼夜行とは平安時代に夜の都大路を大勢の鬼が行進したというお話で、当時の人々はその日の夜の外出を控えたといいます。この時代、様々な姿のお化け”のことを”鬼”と呼びました。今でいう“妖怪”の原型のようなモノです。
さて、百鬼夜行が都に現れたのと同じ時代、ここ福知山市の大江山には鬼の王様が住んでおり、夜な夜な都を襲ったといいます。お酒をたくさん呑み、童子のようなカムロ頭(マゲを結ばない髪型)なので“酒呑童子”と呼ばれました。
今回、この鬼の伝説を福知山の鬼文化として世界に向けてPR するため大阪・関西万博で酒呑童子が率いる百鬼夜行を決行します。昔々、京都の人々を恐れさせた酒呑童子と百鬼夜行が、今年、世界の人々をおどろかせるのです。福知山市にゆかりがある皆さんも是非、自分だけのお面で鬼となり、一緒に百鬼夜行に参加してもらいたいと思います。
ワークショップ チラシ
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鬼のまち、福知山市
京都府福知山市は、最強の鬼・酒吞童子など3つの鬼伝説を有する大江山、成田亨さん制作の鬼モニュメント、世界一巨大な鬼瓦がある日本の鬼の交流博物館、また市のイメージキャラクター「酒吞童子」など、鬼づくしのまちです。そのため、多くの地域で恐れられる“鬼”を親しむ、少し変わった文化が根付いています。
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■「鬼の聖地」大江山に伝わる最強の鬼・酒呑童子の伝説
福知山市にある大江山には、平安時代中期の武将「源頼光(みなもと よりみつ/らいこう)」が、「頼光四天王」と呼ばれる屈強な家臣らを従え丹波国⼤江⼭へ向かい、酒吞童子(しゅてんどうじ)率いる鬼の一味を討伐(鬼退治)するという伝説が伝わっています。大江山は2007年に「丹後天橋立大江山国定公園」に指定。毎秋、酒呑童子伝説と大江山をテーマとした「大江山酒呑童子祭り」が開催されています。
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■昭和から令和まで、市としての「鬼のまちづくり」の取り組み
昭和以降、大江山の鬼伝説がまちおこしに使われるようになりました。大江駅前では72体の鬼瓦がお出迎えし、大江山までの道中には13体の鬼像が佇んでいるなど、様々な場所に自然と鬼が共生しています。
令和に入っても、福知山市は鬼伝説をモチーフにしたPR動画やポスター、鬼ラッピングのタクシーなど、様々な鬼コンテンツを企画してきました。コロナ禍では2月2日を「鬼鬼の日」として市役所大江支所職員や地域で働く人々の鬼のコスプレ姿が一躍話題に。“鬼のまち”をポップに楽しくアピールしようと、すすんで鬼マスクや角を装着し、そのシュールな姿にメディアの注目を集めることとなりました。以降、「鬼鬼の日」周辺で地域の人々が行う様々な鬼にまつわる企画を「鬼鬼祭」として発信し、まちを盛り上げています。
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