セキュリティ監視サービス「D-SOC」が、製造業向けOT SOCの提供を開 始
デジタルデータソリューション、IT環境の監視で培った技術・知見を生かし、OT環境へ監視領域を拡大
デジタルデータソリューション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:熊谷 聖司、以下デジタルデータソリューション)は、ランサムウェアや不正アクセスなど累計2万件を超えるサイバーインシデントへの対応実績を基盤に、社内のネットワーク・サーバ・PC・クラウドを24時間365日丸ごと監視するセキュリティ監視サービス「D-SOC」を提供しています。「D-SOC」はこれまでIT環境を対象としたIT SOC監視を提供してまいりましたが、このたび、自動車・製薬・半導体をはじめとする製造業向けのセキュリティ対策として、新たにOT環境にもSOC監視の対象を拡大したことをお知らせします。


高まる製造業のサイバーリスクに対応、「D-SOC」がOT環境への監視領域を拡大
デジタルデータソリューションは、「困った人を助け、困った人を生み出さず、世界中のデータトラブルを解決します。」という理念のもと「サイバーセキュリティ事業」「フォレンジクス事業」「データリカバリー事業」の3事業を展開しています。
近年、製造業のDX推進に伴い、工場・プラントなどの制御システム(OTシステム)を取り巻く環境が大きく変化しています。従来、独自OSを使用し、閉じた環境で運用されていたOTシステムは、現在では汎用OSの採用やITシステムとの連携が進み、インターネット・クラウドサービスとの接続点が急増しています。こうした接続環境の変化を背景に、ITシステムとOTシステムの双方がサイバー攻撃の標的となっており、どちらか一方の対策だけでは製造業全体を守ることが困難な状況となっています。
デジタルデータソリューションが、製造業の経営層・工場長・製造責任者・セキュリティ担当者など500名以上を対象に実施したアンケート調査では、31%の企業が「OTセキュリティインシデントやヒヤリハット(未遂・兆候)を経験したことがある」と回答しました。また、約30%の企業が「インシデント経験はないものの、潜在的リスクを感じている」と回答しており、OTセキュリティへの懸念が広がっている実態が明らかになりました(※1)。国内でも、大手自動車メーカーがランサムウェア攻撃を受けた事例が発生しています。生産ラインを制御するシステムに接続されたパソコンが感染の侵入口となり、社内ネットワークを通じて被害が拡大。工場の生産ラインが一時停止する事態に至りました。
こうした状況を受け、経済産業省は2022年に「工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン(工場セキュリティガイドライン)」を策定しました。IT・OT双方を対象としたセキュリティ対策の強化が求められています。
デジタルデータソリューションは、これまで社内のネットワーク・サーバ・PC・クラウドなどのIT環境に対するSOC常時監視で培ってきた技術・知見を生かし、このたびセキュリティ監視サービス「D-SOC」の監視領域をOT環境にも拡大しました。

業界高評価のNozomi Networksのシステムを採用し、PLC・センサなどの制御システムを全方位監視
「D-SOC」が提供するOT SOCは、OTシステムの可視化・監視に強みを持つNozomi Networksの監視システムを採用しています。Nozomi Networksは、世界中のセキュリティツールを評価するガートナー社による2026年の評価(※2)において、13社のベンダーの中から2年連続リーダーに選出された実績を持ちます。
IT環境への対策のみでは、OT環境を直接標的とするサイバー攻撃を防ぐことには限界があります。ITとOTはそれぞれ独立した攻撃の標的となるだけでなく、一方への侵害がもう一方へと連鎖的に波及する経路ともなります。こうしたIT・OT双方にまたがる脅威に対応するためには、OT環境に特化した専門的な監視体制の構築が不可欠です。今回採用したNozomi Networksのシステムは工場の制御システムや機器に干渉することなく監視を行えるため、既存の稼働環境に影響を与えずに導入できる点も大きな強みです。
「D-SOC」は工場内のすべてのOT資産を可視化・一元管理し、資産の脆弱性の把握・管理から不正通信の監視・検知まで一貫して対応します。制御システムから収集したログを集約し、24時間365日体制の有人監視により、サイバー攻撃の早期検知・防御を実現します。

ITとOTを統合監視し、企業全体をサイバー攻撃から守る
多くの製造業では、IT環境は情報システム担当者が、OT環境は生産部門が担当しており、別々に管理されているケースがほとんどです。しかしサイバー攻撃を受けた場合、ITシステムへの侵入がOT環境へと波及するなど、IT・OT双方のシステムに影響が及ぶリスクがあります。個別に監視する体制では境界を越えた攻撃の全体像を把握することが難しく、初動対応が遅れる要因となります。
デジタルデータソリューションはIT SOCとOT SOCを一社で提供することで、IT・OT双方のログ・通信データを組み合わせて分析し、個別監視では気づきにくい脅威も早期に捉え、被害が拡大する前に迅速な対応を実現します。縦割りになりがちな両環境の管理を一元的にサポートし、IT・OT双方を熟知した視点からお客様の環境を確実にお守りします。

63万件以上のデータインシデント対応実績を誇る「100名体制の専門部隊」が事後対応をサポート
ランサムウェアや不正アクセス、データ復旧など日本国内累計63万件以上のデータインシデント対応を行ってきたデジタルデータソリューションは、高い調査能力と迅速な対応体制を自社内に備えています。万が一攻撃を検知した場合でも、100名体制の専門部隊による迅速なサポートが可能となります。

*1 データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50%以上を占める企業のこと。第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2025年)
*2 算出期間:2011年1月1日~
*3 算出期間:2016年9月1日~
*4 算出期間:2017年8月1日~
セキュリティ監視サービス「D-SOC」が提供するOT SOCの5つの特徴
1. PLC・センサなどの制御システムを24時間365日リアルタイム有人監視
「D-SOC」が提供するOT SOCは、工場内のすべてのOT資産を可視化・一元管理し、脆弱性の把握・管理から不正通信の監視・検知まで一貫して対応します。PLC・センサなどの制御システムから収集したログを集約し、24時間365日体制の有人監視により、サイバー攻撃の早期検知・防御を実現します。

2. 世界トップクラスの監視システムを採用
業界で高い評価を受けるNozomi Networksの監視システムに採用しています。Nozomi Networksは、世界中のセキュリティツールを評価するガートナー社による2026年の評価において、13社のベンダーの中からリーダーに選出された実績を持ちます。

3. 高度な専門資格を持つアナリストによる監視体制
ネットワーク監視経験30年以上のトップクラスエンジニアや、専門資格を保有する国内トップレベルのエンジニア、フォレンジクス経験を有するエンジニアが、アナリストとして監視を行います。セキュリティ製品だけでは防御が難しい標的型攻撃や隠れた攻撃まで、あらゆる脅威を防ぎます。

4. ITとOTを統合監視、国内外の複数拠点にも対応
IT SOCとOT SOCを一社で提供することで、IT・OT双方のログ・通信データを組み合わせて分析し、個別監視では気づきにくい脅威も早期に捉えます。縦割りになりがちな両環境の管理を一元的にサポートし、国内外の複数拠点やリモートワーク環境といった複雑な社内システムを持つ企業でも、丸ごと監視が可能です。

5. データインシデント発生時も「100名体制の専門部隊」が復旧・調査を支援
累計63万件以上のインシデント対応実績を持つ100名体制の専門部隊が、感染原因の調査や暗号化データの復旧を行い事後対応を迅速にサポート。D-SOCの導入により、アラート通知から万が一の事後対応まで、すべてを一社で完結できます。調査結果は、個人情報保護委員会や外部への速報・確報に利用できる報告書におまとめします。

17行の金融機関と提携し、企業のサイバーセキュリティ対策を強化
経済産業省および内閣官房国家サイバー統括室は、サプライチェーンにおける企業のセキュリティ対策状況を5段階で評価・可視化する「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)」について、2026年度末頃の制度開始を予定しています。特に製造業のサプライチェーンを標的とした攻撃が増加傾向にあり、IT・OT双方を含む包括的なセキュリティ対策の強化が強く求められています。
こうした背景のもと、デジタルデータソリューションでは、セキュリティ対策が十分でない製造業をはじめとする企業の支援を目的として、メガバンクおよび全国の地方銀行との連携を強化しています。金融機関との提携を通じて、デジタルデータソリューションが提供するセキュリティ監視サービス「D-SOC」のIT SOC・OT SOCを活用したサイバーセキュリティ対策を提案しています。本サービスにより、大手行・地方銀行の取引先である製造業を含む企業における包括的なセキュリティリスク対策を実現し、安全なビジネス環境の構築が可能となります。

OT SOC提供開始に寄せて
【Nozomi Networks 日本担当カントリーマネージャー
芦矢 悠司 氏 コメント】
このたび、デジタルデータソリューションが「D-SOC」の監視領域をOT環境へ拡大し、OT SOC監視サービスの提供を開始されることを歓迎いたします。
OT環境では、長期間稼働する設備や多様な制御機器が存在し、安定稼働を維持しながらセキュリティ対策を進めることが求められます。また、専門的な知見や人材を確保し、自社だけで継続的な監視・運用体制を構築することに課題を抱える企業も少なくありません。
Nozomi Networksは、OT・IoT・CPS環境における資産の可視化やネットワーク監視、脅威検知を通じて、世界各国の産業・重要インフラのセキュリティ強化を支援してきました。
今回、当社のOTセキュリティ技術と、デジタルデータソリューションが培ってきたSOC運用・インシデント対応の知見が組み合わさることで、日本企業がより継続的かつ実効性のあるOTセキュリティ対策を実現できることを期待しています。

【デジタルデータソリューション株式会社 代表取締役社長
熊谷 聖司 コメント】
サイバーセキュリティは、今や企業活動の基盤であり、DXを進めるうえで欠かせない要素です。ランサムウェアや不正アクセスの脅威は、規模の大小を問わずすべての企業を狙っており、対策を怠れば重大な被害につながります。当社は、約7,000社以上の通信監視と2万件を超えるサイバーインシデントへの対応実績をもとに、企業の安全を守り続けています。
近年、製造業を狙ったサイバー攻撃が急増しており、ITシステムに加えOT環境へのセキュリティ対策が業界全体の喫緊の課題となっています。OTシステムへのサイバー攻撃は、生産停止や情報漏えいにとどまらず、社会インフラへの影響など甚大な被害につながるリスクをはらんでいます。
当社は、IT SOCの運用で蓄積してきた技術と知見を基盤に、OT環境特有の脅威に対応する専門的な監視体制を構築しました。制御システム・サーバーをはじめとするOT機器を24時間365日リアルタイムで有人監視し、インシデント発生時の初動対応までを一貫してサポートしてまいります。

・D-SOCについて

デジタルデータソリューションが提供する「D-SOC」は、24時間365日の有人監視により、社内のネットワーク・サーバ・PC・クラウドをはじめ、工場のPLC・センサなどを丸ごとリアルタイムで保護するSIEMSOCサービスです。監視システムには世界トップクラスの「IBM Security® QRadar® SIEM」とNozomi Networksを採用。専門資格を持つトップクラスのエンジニアが、累計2万件を超えるサイバーインシデント対応実績をもとに不正な通信を早期に検知・遮断し、お客様の攻撃被害「0」を実現します。
事業内容 :セキュリティ監視サービスの提供
・会社概要

「困った人を助け、困った人を生み出さず、世界中のデータトラブルを解決します。」という理念のもと、3つの事業を展開するデータセキュリティカンパニーです。国内8,700社以上の通信監視を行う<サイバーセキュリティ事業>をはじめ、サイバー攻撃や不正アクセス、情報漏えいなど5.5万件以上の調査実績を持つ<フォレンジクス事業>、19年連続国内売上No.1の実績を誇る<データリカバリー事業>を展開。サイバー攻撃の検知から調査、データ復旧まで一貫対応できる体制を強みとし、全国63万件以上のデータインシデントに対応しているデジタルデータソリューションは、世界最先端の技術で、DX化が進む社会にデジタルデータの安心・安全を提供します。
名称 :デジタルデータソリューション株式会社(https://digitaldata-solution.co.jp/)
所在地 :〒106-6115 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー15階
代表者 :代表取締役社長 熊谷 聖司
設立 :1999年6月
資本金等:3億4,000万円(2026年8月末日時点資本準備金を含む)
事業内容:サイバーセキュリティ事業、フォレンジクス事業、データリカバリー事業
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