5月16日は抗疲労の日。4時間以上元気を維持できている人の約5割が幸福を実感 日常の行動を、「休養」として前向きに意識することがポイント
~10万人調査による「ベネクスリカバリーレポート2024」Vol.1~
尚、本リリースで言う「抗疲労行動」とは、睡眠を含む疲労解消を目的とした行動のことを指し、当社は元気に日々を過ごす人の「抗疲労行動」の傾向から、疲れに悩むすべての人に向けての人に向けて多様な角度からソリューション提案をしています。
「ベネクスリカバリーレポート」とは
2023年の当協会調査によると、日本人の約8割が疲労を抱えているという状況があります。さらに近年、新型コロナウイルスの影響により人々は生活において仕事やコミュニケーションなど多くの変化を強いられたことで、ストレス・疲労を感じる場面も多様化しました。このような背景から、当社は10万人を対象とした調査「ココロの体力測定」のデータを活用し、睡眠状況、ストレス状況、働き方・休み方意識、リラックス方法などの様々な抗疲労のソリューションを「ベネクスリカバリーレポート」として提案します。今後も当社は、疲れに悩むすべての人に日々元気に過ごしていただけるよう、「休養」の大切さを社会へ発信します。
【調査サマリー】
4時間以上元気を維持できる人の約5割が幸福を実感。活力時間と幸福度は比例する傾向に
2021年と比較して、日本人の活力時間が大きく減少。4時間以上の人は約3割減
活力時間が多いのは青森県。次いで佐賀県、東京都と続く
「休養」に対して前向きな意識を持つことが大切。時代の変化に合わせて、休み方を整えましょう
睡眠時間以外の行動が大切に。活力時間の向上には、日常生活の意識と運動がポイントに
キーワードは、「身体を動かすような家事」・「アクティブな過ごし方」・「人とのコミュニケーション」
5月16日は抗疲労の日
5月16日は当社が制定した「抗疲労の日」。2009年同日に、当社が日本で初めて「人間が本来持っている自己回復能力を発揮させること」を目的とした休養時専用の「リカバリーウェア」を開発した記念日であり、「抗(5)疲労(16)」と読む語呂合わせが由来で定めました。
制定から15年目の本日2024年5月16日(木)に、現在の日本の疲労・休養の状況から、近年の生活様式の多様化によって注目が高まる「Well-being(ウェルビーイング)」に着目した調査の分析・研究を行い、疲労解消のソリューション提案を通して、自身の生活への満足度や健康について向き合う機会にしていただきたいと考えています。
4時間以上元気を維持できる人の約5割が幸福を実感。活力時間と幸福度は比例する傾向に
今回の調査では、「日本人は何時間活力(元気)を維持できると、幸せになるのか」について分析すべく、Well-being(幸福)度(以下、Well-being度)が高い人(満足)」と、「Well-being度が低い人(不満足)」を見ています。
元気を維持できている時間「活力時間」が4時間以上を超えている人の割合を比較すると、10点と回答したWell-being度が高い人では、51.7%になっており、一方、4点以下のWell-being度が低い人では、10%以下となりました。
※本分析のWell-being(幸せ)度 = 今の生活や仕事(または家事、学業)の満足度を0-10点で回答いただき、0-1点を低い方、9-10点を高い方として抽出しました。
※活力時間について:あなたにとって[一日の元気な活力のある時間]を、選択式で回答いただき、集計を行いました。
2021年と比較して、日本人の活力時間が大きく減少。4時間以上の人は約3割減
当社がWell-being度に関係すると考えている活力時間ですが、2021年の調査と比較すると、4時間以上の人は2021年の28.7%から2024年は19.7%、マイナス9.0%となり、大きく減少しています。また、ほとんどない(一時間未満)の人は、2021年の30.2%から2024年の44.4%とプラス14.2%と増加しました。
次に、活力時間の長さに男性と女性で違いがあるのかを見ていきます。活力時間が4時間以上という人は、男性が18.0%、女性が21.4%となり3.4%女性が多い結果となりました。それ以上に、ほとんどないと回答した人が、女性が38.6%に対して、男性は50.3%となり男性の活力時間が少ない状況にあります。
年代別で見ると、活力時間4時間以上の人は、男女ともに60代以上で増加する傾向にあり、前回同様の傾向となりました。男性では70代が特に多く、40代が最も少なくなっています。一方、女性では60・70代が多く、30代が最も少ないことがわかります。
活力時間が多いのは青森県。次いで佐賀県、東京都と続く
都道府県別で見ると、1位:青森県、2位:佐賀県、3位:東京都、4位:大分県、5位:神奈川県となりました。前回の調査では、活力時間4時間以上の人が多いのは主要都市でしたが、今回は都心部に限らず分散した結果となりました。
また、男女別に活力時間が4時間以上の人が多い県を見ると、男性は1位:山梨県、2位:青森県、3位:高知都、4位:北海道、5位:静岡県となり、女性は1位:青森県、2位:大分県、3位:佐賀県、4位:三重県、5位:岡山県となっています。
「休養」に対して前向きな意識を持つことが大切。時代の変化に合わせて、休み方を整えましょう
当社が考える"休養の新常識"として刷新し「休養の常識を変える9の宣言」を発表しました(※)。そのうちの1つ目、「休養は睡眠だけではないと思う」人の割合は、活力時間がほとんどない人で11.9%、活力時間4時間以上の人で26.0%で、2.18倍の差になりました。
2つ目の「頑張るだけではなく、休む(リカバる)のもかっこいいと思う」人の割合は、活力時間がほとんどない人で12.1%、 活力時間4時間以上の人で28.5%と2.36倍の差に。4つ目の「ライフスタイルが多様化した時代の休み方が必要だと思う」人の割合は、活力時間がほとんどない人で10.2%、 活力時間4時間以上の人で20.6%と2.02倍の差になりました。それぞれの結果から、「休む(リカバる)」ことを前向きに捉えられるかどうかの意識で大きく変わることがわかります。
※当社ニュースリリース:タイトル「休み下手な日本人のイメージを脱却 ベネクス「休養の常識を変える9の宣言」発表 イモトアヤコさんの元気の秘訣に迫ったWeb CMも公開中」 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000180.000065392.html
睡眠時間以外の行動が大切に。活力時間の向上には、日常生活の意識と運動がポイントに
4時間以上元気を維持できている人が、疲労解消のために実践している行動から、2024年の新たな休養・抗疲労トレンド「幸福度を高めるための活力時間の過ごし方」を見ていきます。
男女全体で、活力時間がほとんどない人と4時間以上の人を比較し、4時間以上の人がより多く実践しているリカバリー(抗疲労)行動を見ると、TOP5は、「集中して仕事をする」、「ヨガ(ホットヨガ以外)」、「身体を動かすような家事をする」、「同性の友人と外出(買い物、イベントなど)」、「お洒落をする」となりました。
2021年の上位には「仕事をする」「お洒落をする」「スポーツ・運動で汗をかく」と、比較的アクティブな傾向があったのに比べると、特別なことではなく、生活の中にちょっとした工夫を取り入れるなど、日常の意識が大切なようです。
次に男女別で見ると、男性は「集中して仕事をする」、「人としゃべる(電話他)」、「博物館、美術館、図書館などに行く」、「同性の友人と食事」、「スポーツ・運動で汗をかく」など、外へ出たりコミュニケーションをとったりすることが活力のポイントであることが分かりました。
一方女性は、「スポーツ・運動で汗をかく」、「ジムに行く」、「身体を動かすような家事をする」、「集中して仕事をする」、「サイクリング」、「ヨガ(ホットヨガ以外)」など、アクティブに身体を動かすことがリフレッシュに繋がっていることが分かります。
■【キーワード:「身体を動かすような家事」・「アクティブな過ごし方」・「人とのコミュニケーション」】
まとめ
ライフスタイルが多様化し、急速に変化していく世の中で、疲労の内容も変化しています。活力あふれる日々を送るためには、意識的に「休養」と向き合うことがとても大切です。
今回の調査結果から、「休養」にも様々な方法があることが分かりました。リフレッシュのために外へ出かけるようなアクティブな行動のみならず、身体を動かすような家事をしてみたり、身近にできるガーデニングをしてみたり、日常の中でちょっとした工夫をすることも、「休養」のひとつとなります。気軽にできる「休養」を取り入れることが、日々元気に過ごすための秘訣なのかもしれません。
今後も当社は、人々が抱える疲労の悩みをともに解決できるよう、「休養」「疲労」に関する情報発信を通して、活力あふれる社会の実現をサポートします。
[調査概要]
調査名: 「ココロの体力測定 2024」
期間: 2024年 4月25日~5月14日
SCR調査対象: 全国の20~79歳の10万人(男女各5万人)
方法: インターネット調査
SCR調査項目: 10問
※疲労度合項目:厚生労働省「ストレスチェック」B項目を基に独自加工して、点数化
※サンプル数は男女各5万人で、各都道府県500サンプル以上を確保し、その後人口比率(都道府県、年代、有職割合)でウエイト修正した。
【日本リカバリー協会 概要】
名称: 一般社団法人 日本リカバリー協会
所在地: 神奈川県厚木市中町4-4-13 浅岡ビル4F
会長: 渡辺恭良(神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 特命教授、理化学研究所生命機能科学研究センター 客員主管研究員、大阪公立大学 名誉教授、一般社団法人日本疲労学会 理事長)
副会長: 水野敬(神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 特命教授、理化学研究所生命機能科学研究センター 客員主管研究員、大阪公立大学健康科学イノベーションセンター センター 特任教授/センター副所長、一般社団法人日本疲労学会 理事)
顧問: 大谷泰夫(神奈川県立保健福祉大学 理事長、元内閣官房参与)
松木秀明(東海大学 名誉教授、健康評価施設査定機構 理事)
代表理事: 片野秀樹 博士(医学)(理化学研究所 客員研究員、日本未病総合研究所講師、Genki Vital Academy 顧問)
提携: ゲンキ・バイタルアカデミー(ドイツ)
公式HP: https://www.recovery.or.jp/
「毎日をガンバルために、リカバル習慣を。」 https://recover-bar.jp/
【ベネクスについて】
健康のための3大要素「運動」「栄養」「休養」の中で、パフォーマンスを向上させるために必要な「休養」に着目。休養時専用の「リカバリーウェア」の開発、製造、販売を行っています。創業は「床ずれ予防マットレス」を開発、販売する介護用品メーカーとしてスタート。現在は、ケアという発想に基づいたリカバリーに関わる商品開発を行っています。
「ヒトが本来持つ自己回復力を最大限に発揮させること」をコンセプトに、東海大学、神奈川県、当社との産学公連携事業により誕生した「リカバリーウェア」は、エビデンス(科学的根拠)の取得や安全性を重視した開発を行い、「休養時専用ウェア」として2010年2月の発売以降、疲労回復や安眠のサポートを目的として日本代表選手らスポーツ関係者はじめ多くの方に愛用されています。現在は、豊富な商品展開を行い、全国の主要百貨店やオンラインショップで販売。これまでにシリーズ累計180万着(2024年5月15日時点)の販売実績を記録するヒット商品となっています。
「ベネクスリカバリーウェア」は、2013年にドイツで行われた世界最大のスポーツ用品見本市「ISPO」で日本企業初の金賞を受賞。また、2018年9月には、「休養時専用ウェア」として、県民の未病改善の促進及び未病産業の市場拡大に向け、未病の見える化や未病の改善に貢献できる信頼性のある優れた商品・サービスを認定する神奈川県の「ME-BYO BRAND(未病ブランド)」にも認定されました。その翌年2019年には、日本健康医療学会から健康医療に役立っている製品を開発、生産、販売する会社、団体等に向けて贈られる「第7回 健康医療アワード」を受賞しています。
〈「ベネクスリカバリーウェア」の評価〉
スポーツ:2013年「ISPO」金賞受賞
社会:2018年「ME-BYO BRAND(未病ブランド)」認定
健康:2019年 「健康医療アワード」受賞
■「リカバリーウェア」を支える2つのメカニズム
1. 特殊繊維「PHT(Platinum Harmonized Technology)」
当社独自の先端テクノロジーを駆使し、ナノプラチナなどの鉱物(特許取得名称:DPV576)を繊維1本1本に練りこんで開発したポリエステルの「PHT」繊維。この「PHT」を使用して作った「リカバリーウェア」は、休養時の体を優しく包み込み、体力が回復しやすい環境を整え、心身の“休養”をサポートします。
2. 休養時の着心地のよさを追求した仕様とデザイン
体を締め付けないノンコンプレッションデザインでゆったりとした着心地を実現。素材や縫製、カッティングにもこだわり、睡眠中、家でのリラックス時やスポーツ直後、移動中など、あらゆる休養シーンにおいて、ゆったりとした着心地で体に余計なストレスを感じさせない心地よさを追求しています。
【株式会社ベネクス 概要】
法人名: 株式会社ベネクス
代表: 代表取締役 中村 太一
所在地: 〒243-0018 神奈川県厚木市中町4-4-13 浅岡ビル4階
電話: 046-200-9288
設立: 2005年9月30日
事業内容: リカバリーサポート商品の開発、製造、販売
リカバリーに関する研究、啓発活動、サービス、開発など
ホームページ: https://www.venex-j.co.jp/
ベネクスは、「JAPAN BASE」のオフィシャルパートナーです。
本リリースに関するお問合せ
株式会社ベネクス ブランドマネジメント部
担当者:豊島(携帯:080-7975-5579)/下山(携帯:080-7296-9553)
TEL:046-200-9288 FAX:046-200-9368
e-mail:commprodept@venex-j.co.jp
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