診療報酬改定を機に新たなサービスを提供 高血圧治療補助アプリを用いた「CureApp 血圧チャレンジプログラム」 6月3日にスタート

〜ひとりでは続けられない生活習慣改善を医師と共に楽しく継続しやすく〜

株式会社CureApp

株式会社CureApp(キュア・アップ/本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐竹 晃太)は、2022年9月より医療機関にて処方が開始している高血圧治療補助アプリ(以下、本アプリ)に関して、新たにサービスを拡充させた「CureApp 血圧チャレンジプログラム」(以下、本プログラム)が6月3日(月)よりスタートすることをお知らせいたします。

 医学的に正しい情報が組み込まれた保険適用の治療アプリを使用することで結果が出しやすくなることを目指し、生活習慣改善を行っていく上で最大の難所である減塩のレシピも提供することでサポートします。日々の頑張りや治療経過が分かりやすくまとまった患者レポートを医師からお渡しすることで毎月の診察のモチベーションアップに繋げます。

本プログラム開始の背景

・国が進める生活習慣改善対策

 高血圧をはじめとする生活習慣病の適切な管理は健康増進において重要であり、生活習慣を改善することで病気の予防や重症化を防ぐことができます。国が健康増進対策として策定している健康日本21でも、生活習慣病の発症予防は重要な課題とされており、実際に今年度から開始された「第3次健康日本21」では、脳卒中などのリスクを抑制するため、健康な方の1日当たりの食塩摂取量目標が見直されました。

 また、令和6年度診療報酬改定においても、生活習慣病の効果的・効率的な管理及び重症化予防の取組を推進する内容が盛り込まれています。

・生活習慣改善の難しさが課題

 高血圧症の治療には「生活習慣の改善が必須であること」は、医師はもちろん患者さん側も認識しつつも、患者さんは診察時以外の私生活において自らの生活に気をつけなければならず、生活習慣改善を継続することが難しい現状があります。実際に、CureAppが行った高血圧未受診者を対象とした調査では、2人に1人が自力での生活習慣の改善が難しいと感じており、その理由として一番多かったのが「継続ができない」ことでした※。

※:高血圧未受診者に対する意識調査(2022年5月11日)https://cureapp.blogspot.com/2022/05/517.html

 このような背景を踏まえ、ひとりでは続けられない生活習慣改善を医師と共に楽しく継続し、健康的な生活習慣を身につけながら高血圧治療に取り組むためのプログラムとして「CureApp 血圧チャレンジプログラム」を新たにスタートいたします。

本プログラムの内容について

 高血圧治療補助アプリと医師による診察の他、アプリでの入力内容を利用した患者レポート・療養計画書の同時作成や血圧チャレンジキット」と称した「みんなのレシピ集(減塩レシピ)」や「CureApp血圧チャレンジプログラム スタートブック」の配布に加え、血圧計購入支援などのカスタマーサポートサービスを受けることができるプログラムです。

高血圧治療補助アプリについて

 お薬と同じように臨床試験を実施し、医療機器として認められ保険適用の範囲で使用できるスマートフォンアプリです。医師が患者さんに対してアプリを“処方”し、使用するための処方コードを発行します。患者さんは自身のスマホにダウンロードして利用し、自宅など診療の場以外でも生活習慣改善を継続できるようなサポートを受けられます。

患者さんがアプリに入力した情報は医師側のパソコンで確認できるため、次回診察時により患者さんにあった日常における生活習慣改善の指導に役立てることができます。


 治療アプリの高血圧領域では世界で初めて※1製造販売承認・保険適用を取得し、2022年9月より全国の医療機関にて医師による高血圧症患者への保険適用による処方が開始しています。その後、処方開始から1年後には、臨床現場における本アプリ利用患者の降圧効果の実態調査を世界で初めて行いました※2。さらに、患者さんごとの降圧薬の処方の有無やその後の治療経過に関する研究結果を2024年4月に発表しています※3。現在全国の1000を超える医療機関で提供しております。

※1:世界初:自社調べ ・調査年月:2022年9月 ・調査範囲: 製造販売承認および保険適用を受け医療機関で処方が開始した高血圧治療補助アプリ

※2::https://cureapp.blogspot.com/2023/09/blog-post_26.html(世界初、実際に処方された利用患者における降圧効果データを発表)
※3::https://cureapp.blogspot.com/2024/04/blog-post_09.html
 (日本初、「治療アプリと患者のカルテデータ」から降圧薬との関係性を初公開)


「高血圧治療補助アプリ」製品情報サイト

https://x.gd/wrSsZ

「高血圧治療補助アプリ」を相談できる病院を検索する

https://x.gd/hGigk


・本製品は医師の診断のもと処方され、患者が使用する管理医療機器です

・販売名:「CureApp HT 高血圧治療補助アプリ」 ・承認番号:30400BZX00100000

株式会社CureAppについて

 2014年に2名の医師により創業した医療系スタートアップで、治療効果が治験にて証明され医療現場で医師が患者に処方する「治療アプリ」を研究開発・製造販売する医療機器メーカー。

 2020年、スマートフォンで動作する疾患治療用のソフトウェア医療機器として、禁煙治療領域において世界初*の製造販売承認取得および保険適用となった。その後、高血圧症領域においても2022年4月に世界初**の製造販売承認取得、同年9月に保険適用。その他、NASH / 減酒 / がん / 慢性心不全 / 慢性腰痛症など複数の疾患に対する治療アプリの開発を進めている。

 また、民間法人向けの健康増進サービスであるascureモバイルヘルスプログラムも運営し、「ascure卒煙プログラム(禁煙)」、「ascureDr.受診勧奨(高血圧)」、「ascure 重症化予防(血圧コース)」において、現在360法人(うち健康保険組合が270組合契約)で導入されている。


*自社調べ ・調査年月:2020年12月 ・調査範囲: 製造販売承認取得および保険適用を受けたニコチン依存症治療アプリ

**自社調べ ・調査年月:2022年9月 ・調査範囲: 製造販売承認取得および保険適用を受けた高血圧症治療アプリ


CureAppが取り組む事業

ニコチン依存症治療アプリ

2020年8月製造販売承認取得、同年12月保険適用・処方開始

高血圧症治療アプリ

2022年4月製造販売承認取得、同年9月保険適用・処方開始

NASH(非アルコール性脂肪肝炎)治療アプリ

サワイグループホールディングス株式会社と共同開発中 /治験開始

減酒治療アプリ

独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター、

岡山市立総合医療センター 岡山市立市民病院と共同研究

治験を終え、製造販売承認申請中

乳がん関連症状治療アプリ

乳がん患者向け治療アプリを第一三共株式会社と共同開発中

慢性心不全治療アプリ

医療法人社団ゆみのをパートナーに開発中

慢性腰痛症治療アプリ

福島県立医科大学と開発中

APS事業

治療アプリの処方プラットフォーム「App Prescription Service(APS)」を医療機関へ提供中

民間法人向け事業

ascure卒煙プログラム(禁煙)

ascureDr.受診勧奨(高血圧)

ascure 重症化予防(血圧コース)

さらには、日本で生み出したモデルをベースに「日本発のデジタルヘルスソリューション」として、米国を中心にグローバルにおいても展開予定。

株式会社CureApp 会社概要

代表取締役社長:佐竹 晃太
本社所在地:東京都中央区日本橋小伝馬町12-5 小伝馬町YSビル4階
事業内容:プログラム医療機器開発、モバイルヘルス関連サービス事業
URL:https://cureapp.co.jp/

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会社概要

株式会社CureApp

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URL
http://www.cureapp.co.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都中央区日本橋小伝馬町12-5 小伝馬町YSビル4階
電話番号
-
代表者名
佐竹晃太
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2014年07月