SPACE SHOWER FUGA、Domo Everywhere機能を活用して旧譜楽曲を活性化し再生数を上昇させるDXソリューションをクライアントに提供
~リアルタイムデータを共有し、効果的なプロモーション活動の実現へ~
AIを搭載した全社データ活用プラットフォーム「Domo」を提供するドーモ株式会社(本社:東京都渋谷区、プレジデント ジャパンカントリーマネージャー:川崎友和、以下ドーモ)は、株式会社SPACE SHOWER FUGA(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:佐藤晃一、以下SPACE SHOWER FUGA)が、レコード会社や音楽レーベルに向けて、Domoの外部にデータを共有する「Domo Everywhere」機能を活用し、旧譜楽曲を活性化及び、ストリーミング再生数の向上を図るDXソリューション「Discovery Dashboard」の提供を開始したことをお知らせします。

■DXソリューション「Discovery Dashboard」構築背景
昨今、ストリーミングサービスの普及により、旧譜の再生回数が増加しています。さらに、SNSの台頭により生活者によって楽曲が拡散され、旧譜が再び話題になり、ヒットに直結するケースも増えてきました。そのような状況下で、レコード会社や音楽レーベルにとって、プロモ-ションに注力すべき楽曲を見極めるのが難しくなっています。
そこで、SPACE SHOWER FUGAは2024年4月に楽曲のストリーミングの再生データや売上データを総合的に分析し、楽曲の成長性を視覚的にわかりやすく判断できるDXソリューション「Discovery Dashboard(注1)」をDomo上に構築しました。
Domoを活用した Discovery Dashboard は誰でも簡単に操作できるユーザーインターフェースに優れ、リアルタイムデータの共有により、有効なプロモーションを迅速に実施することに役立ちます。また、アラート機能を活用することで、ヒットの兆しを見出しやすくなりました。

■「Discovery Dashboard」の活用例
SPACE SHOWER FUGAでは、「Discovery Dashboard」を活用して、収集したデータを基に、効果的なプロモーション戦略を策定し、ヒット曲の再活性化を図っています。ヒットの兆しである「Buzz(バズ)」を検知した後に素早く分析を行い、好機を逃さないプロモーション活動につなげています。
活用事例:男性ボーカルグループ(特にSNS展開を強化して、オンライン上の支持を着実に獲得している)
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「バズり」の検知:年始にかけて4~5曲が急速に「バズり」はじめたことを検知。この動きは国内に限ったもので、ストリーミング数自体の規模は大きくなかった。
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分析と仮説:デジタル音楽配信サービスでのリピート再生率が非常に高かったため、何度も同じ楽曲を聴く熱烈なコアファンが多いと仮説を立てる。さらに、年末のワンマンライブの感想の投稿がSNS上に多数あることが判明した。
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施策:バズり曲以外の楽曲にも興味を持ってもらえる施策、さらに、ワンマンライブでの体験がよみがえる施策を実施。
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効果:タイムリーに施策を実施できたため、バズりのタイミングを逃すことがなく、施策実行前後でストリーミング数を110%以上伸ばすことに成功。
■「Discovery Dashboard」の可能性
Domo上に構築したDiscovery Dashboardは、レコード会社や音楽レーベルなどの外部のクライアントとデータを共有する「Domo Everywhere」機能を使って、安全にデータを共有することができます。共有するデータセットに適切なフィルターや権限設定をつけることができ、クライアントごとにカスタマイズすることも可能です。
SNSによって、楽曲の流行がよりスピードアップし、生活者の情報の消費スピードも速まっています。SPACE SHOWER FUGAではストリーミングサービスによって得た膨大なデータから、リスナーのニーズの解像度を上げて把握し、スピード感をもって施策に取り組むデータドリブン経営を図っています。この1年にわたり実際にDiscovery Dashboardを活用して、「バズり」の検知から、タイムリーなプロモーションを実践してきました。この経験から、アーティストや楽曲をより理解しマーケティング施策実施の意思決定をスピード感をもって取り組めるレコード会社や音楽レーベルにDiscovery Dashboardを直に活用してもらうことで、よりきめの細かい迅速なマーケティング施策の可能性を広げていきます。
注1:「Discovery Dashboard」については、詳しくはこちらをご覧ください。
Domo Everywhereについて、詳しくはこちらをご覧ください。
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株式会社SPACE SHOWER FUGAについて
日本の音楽エンタテインメント会社スペースシャワーネットワークと、デジタルディストリビューションを世界展開するFUGAにより、2021年に設立されたデジタルミュージックディストリビューションに特化したジョイントベンチャーです。スペースシャワーが持つ日本市場における知識、経験、ネットワークと、FUGAが持つ業界最先端のディストリビューションシステム、アナリティクスシステム、計算システム、海外ネットワークを結合し、パートナーの音楽を世界のリスナーに最善の方法で届けるために必要なツールやサービスを提供することで、日本発の真のグローバルディストリビューションの確立を目指しています。
所在地:東京都渋谷区道玄坂2-25-12 道玄坂通 7F
設 立:2021 年 2 月 10 日
代表者:代表取締役社長 佐藤晃一
U R L:https://spaceshowerfuga.com
ドーモ株式会社について
ドーモ株式会社は、AIを搭載した全社データ活用プラットフォーム「Domo」を企業向けに提供しています。Domoは、データの統合・可視化・自動化・共有化、そして埋め込みアプリケーション作成など、データ活用に必要な機能をワンストップで提供するプラットフォームです。
企業における既存もしくは新規データ環境に柔軟に対応し、散在するデータを一元管理することで、企業のデータ価値を最大限に引き出し、ビジネス成果を最大化します。Domoに搭載しているAIサービスDomo.AIは、専門知識がなくても誰もがスピーディかつ的確に複雑なデータを読み解けるようにサポートし、すべての従業員のデータ活用を効率化して、迅速な意思決定を支援します。
Domoは、データに基づくアクションを必要としている、あらゆる事業規模・業界で活用されています。
ドーモ株式会社では、DX成功に導くために、データ活用を全社に展開し企業文化として根付かせる重要なポジションとして、新たな役職「データアンバサダー」を提唱しています。ドーモはこれからも企業のDX推進に寄り添い、ナレッジベース、トレーニング、コミュニティ活動を通じて、有益な情報を発信し続けると共に、企業のDX化を推進する「データアンバサダー」の活動を全面的に支援していきます。
※ドーモ株式会社が提唱するDXを成功に導くための必須人材「データアンバサダー」について
ドーモ株式会社が提唱するデータアンバサダーは、DXの推進、データドリブンなビジネス環境の実現、データ活用に向けた企業文化の醸成に責任を持ち、データ人材と言われるデータエンジニア、データサイエンティスト、データアナリストではカバーできなかった新たな職務を担います。
データアンバサダーは、「経営者」「事業部門」「IT部門」のそれぞれが抱えるデータ活用の課題を理解し、三者の橋渡し役として企業全体のデータ活用の能力を高めていくミッションがあります。
日本企業においても、早い段階で「データアンバサダー」を任命し、変化の激しい市場環境に勝ち残れる体制を構築することで、より早くDXを軌道に乗せることができます。
データアンバサダーについてはこちらをご参照ください:https://www.domo.com/jp/campaign/data-ambassador
ウェブサイト:https://www.domo.com/jp
X :https://twitter.com/domojapan
Facebook:https://www.facebook.com/DomoJapan/
DomoはDomo, Inc.の登録商標です。
本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。
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