対馬の宝ツシマヤマネコを守りたい~学生たちの想い~井の頭自然文化園「ヤマネコ祭2022」出展
大正大学(学長:髙橋秀裕、所在地:東京都豊島区)公共政策学科3年の学生有志4名が、井の頭自然文化園で3年ぶりに開催される「ヤマネコ祭2022」に出展します。
公共政策学科では毎年長崎県対馬市にて、絶滅危惧種及び対馬固有種であるツシマヤマネコの保護活動として、減少原因の大きい要因である交通事故に着目し、看板設置や呼びかけ、草刈りなどの環境整備などを続けており、本年も市道の下を通る排水路清掃を行った様子が読売新聞に掲載されました(担当教員:本田裕子教授)。
ヤマネコ祭は、野生生物の保全に取り組む各種団体の展示やワークショップなどを開催しており、本学の実施するツシマヤマネコ保護活動を評価いただき、出展が決定ました。出展に合わせて制作した啓発グッズやポスターを展示配布し、本学の活動報告や今後の活動内容を発信していきます。
公共政策学科では毎年長崎県対馬市にて、絶滅危惧種及び対馬固有種であるツシマヤマネコの保護活動として、減少原因の大きい要因である交通事故に着目し、看板設置や呼びかけ、草刈りなどの環境整備などを続けており、本年も市道の下を通る排水路清掃を行った様子が読売新聞に掲載されました(担当教員:本田裕子教授)。
ヤマネコ祭は、野生生物の保全に取り組む各種団体の展示やワークショップなどを開催しており、本学の実施するツシマヤマネコ保護活動を評価いただき、出展が決定ました。出展に合わせて制作した啓発グッズやポスターを展示配布し、本学の活動報告や今後の活動内容を発信していきます。
【イベント概要】
日時 2022年10月29日(土) 10時~16時
30日(日) 10時~15時
メイン会場:井の頭自然文化園 芝生広場(〒180-0005東京都武蔵野市御殿山1丁目17-6)
「ヤマネコ祭2022」HP:https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&inst=ino&link_num=27659
【背景】
ツシマヤマネコの保護活動は、絶滅危惧種の保全環境においての研究から波及したもので、減少原因の最大の要因である交通事故を防ぐ取り組みで出来ることがあるのではないか、という想いから始まりました。本学では2020年3月、環境省対馬野生生物保護センターより交通事故死したツシマヤマネコの剥製を種の保存法に則って譲り受けています。学生たちが対馬市をフィールドとして、研究および環境教育の実践で協力してきた数々の実績が認められた結果、法律により死体の移動さえも厳しく制限されているツシマヤマネコの譲受が実現しました。剥製は環境教育の発展を期待して、公共政策学科(本学7号館8階)にて保存され、野生動物保護についての環境教育利用を図り、展示や実践を行っていく予定です。
【参加学生】
公共政策学科3年 星川 隼人さん、宮原 咲也佳さん、石川 有生さん、大庭 光晴さん
【学生のコメント】
●公共政策学科3年 星川隼人さん
私たちは長崎県対馬市を訪問し、ツシマヤマネコの保護活動をするボランティアに参加しました。ツシマヤマネコを守るために、環境省やボランティアの方々がどのような方法で生息環境を守っているのか、ツシマヤマネコの生態調査をどのように行っているのかなどについて学ぶことができました。今回のヤマネコ祭では、私たちが対馬で学んだことを、普段ツシマヤマネコについて知る機会がなかなかない方々に、ポスターやポケットティッシュなどを用いて、わかりやすく伝えていきたいと思っています。
●公共政策学科3年 宮原咲也佳さん
「実用性がありながら見て知ってもらえるものはティッシュだよね」そんな先輩方の想いを受け継ぐ形で今年もポケットティッシュを作成しました。限られた小さなスペースにどのような工夫をすれば良いのかを考え、「対馬の方言」を用いたメッセージ入りにしました。保護のための行動喚起をティッシュで伝えることは難しいので、まずはツシマヤマネコの存在を知ってもらうことを目的に、「ツシマヤマネコは絶滅危惧種」という情報だけにしました。また方言から対馬についても興味を持ってもらえるようにしました。是非いらしてみてください。お待ちしています!
◆大正大学
大正大学は、設立四宗派の天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学です。その協働の精神を支えているのが、大正15年(1926)の創立時に本学が掲げた、「智慧と慈悲の実践」という建学の理念です。建学の理念のもとに〈慈悲・自灯明・中道・共生〉という仏教精神に根ざした教育ビジョン「4つの人となる」を掲げて教育研究の活動を展開しています。また、令和2年度文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」に本学の推進する「新時代の地域のあり方を構想する地域戦略人材育成事業」が採択されました。公式HP:https://www.tais.ac.jp/
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