ジクシス社向け、LPG燃料新造「LPG・アンモニア運搬船」"AQUAMARINE PROGRESS Ⅱ"が竣工
本船はLPGおよび重油の二元燃料船で、LPGを燃料として利用した場合、重油と比較してCO2を約20%、SOxやPM等を約90%削減することができます。また、輸送する貨物としてはLPGだけではなく、アンモニアを輸送することが可能な仕様となっています。燃焼時に二酸化炭素を排出しないアンモニアは、次世代のクリーンエネルギーとして今後大規模な需要の増加が見込まれています。
3月12日には名村造船所 伊万里事業所にて命名式が執り行われ、ジクシスの田中惠次代表取締役社長により命名されました。本船を通じてジクシスとともに本邦へのLPGの安定供給に更に貢献してまいります。
当社グループは経営計画「BLUE ACTION 2035」 https://ir.mol.co.jp/ja/ir/management/plan.html で環境戦略を主要戦略の一つとして位置付け、「商船三井グループ環境ビジョン2.2」 https://www.mol.co.jp/sustainability/environment/vision/ において、2050年までのネットゼロ・エミッション達成を目標に定めています。今後もグループ一丸となってネットゼロ・エミッションの実現に取り組み、低・脱炭素化社会の実現に貢献していきます。
(註1) 富士石油株式会社(社長:山本 重人、本社:東京都品川区)及び当社が、それぞれの子会社を通じて出資
している法人。
(註2) Liquified Petroleum Gasの略、液化石油ガス
(註3) 以下プレスリリースをご参照ください。
2021年8月5日「LPGを燃料とした「LPG・アンモニア運搬船」の建造契約を締結」
https://www.mol.co.jp/pr/2021/21065.html
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