話題騒然、世紀のカリスマ指揮者 フルトヴェングラー生誕125年に最新デジタル・リマスターが実現

----------------------------------------------------------------------
話題騒然、世紀のカリスマ指揮者 フルトヴェングラー生誕125年に記念作品が続々登場
日本発の企画でEMIアビイ･ロード･スタジオによる最新デジタル・リマスターが実現
EMIクラシックス初のSACD(ハイブリッド盤)も発売
----------------------------------------------------------------------

世界中から“神”と崇められ、ここ日本でも「録音芸術が生んだクラシック最大のスター」と言われ、亡くなって56年を経過してもなお圧倒的な人気を誇る伝説の指揮者―ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(Wilhelm Furtwangler)が、今年2011年1月25日に生誕125年を迎えます。

このアニバーサリー・イヤーに、㈱EMIミュージック・ジャパンでは、日本からのリクエストで、彼の残した名演19点を、アビイ・ロード・スタジオによる最新デジタル・リマスター、Super Audio CD（ハイブリッド）フォーマットにて発売。このニュースが発表された直後から大きな注目を集めています。

今回のリリースは、全て最新リマスター音源を使用。日本からの依頼により、全てEMIアビイ・ロード・スタジオのエンジニアによるアビイ・ロード所在の素材からのリマスタリングで、ノイズ・カットは音楽表現に影響を与えない範囲に留め、録音会場での音響の再現をめざしています。「ベートーヴェン：交響曲第７番」では、アーカイヴに存在した録音時（1950年１月）のテープ素材を新発見、60年ぶりに初めて使用してマスタリングしており、また、「ベートーヴェン：交響曲第９番「合唱付き」」の演奏開始前の「足音、喝采、」が収録されているなど、その着目点も多くの話題を呼び、問合せが殺到しています。
フルトヴェングラー生誕125年を記念した作品は同時期に海外でもリリースされますが、その輸入盤にもクラシックでは異例の1万セットを超える注文が殺到するなど、大きな賑わいを見せています。

　また、その最新リマスター音源を使用したCD、ベスト・オブ・フルトヴェングラー決定盤ともいえる最新ベスト盤『永遠のフルトヴェングラー』(2枚組、2,000円)も1月19日にリリースされています。
フルトヴェングラーをリスペクトする音楽家は現役指揮者にも、サイモン・ラトル、ダニエル・バレンボイム、ダニエル・ハーディングなどの有名指揮者たちなど、枚挙にいとまがありませんが、今回の『永遠のフルトヴェングラー』リリースに際し、日本が誇る世界的アーティスト 坂本龍一氏のコメントも寄せられています。
====================================================================================
「子供のときにフルトヴェングラー指揮のベートーヴェン交響曲第5番と第7番を好きでよく聴いていたのですが、
子供心にテンポが独特で、良い意味でひっかかりを感じてました。
それから随分後になってフルトヴェングラーの指揮している映像を見て、背の高く、姿勢のよい、
あの独特の立ち姿に強い存在感を覚えました。
たくさんのすばらしい指揮者がいると思いますが、フルトヴェングラーは、どこか特別なんですね。
存在としては、ドイツ文学の神髄を表すゲーテのように、ドイツ音楽の神髄を表す指揮者と言ってもいいでしょう。
そのような存在だと思います。」
～『永遠のフルトヴェングラー』ブックレットより
====================================================================================
『永遠のフルトヴェングラー』CDブックレットには、上記 坂本龍一氏のコメントを特別収録しているほか、その生涯がわかるライナーノーツや各曲解説、「第九」の歌詞対訳も収録しています。
生誕125年の今年、改めて巨匠フルトヴェングラーがクラシック界に遺した名演を辿るには、ファン必携のアルバムといえます。また、初めてフルトヴェングラーを聴いてみようという方にもお薦めできる仕上がりです。

◆フルトヴェングラー生誕125周年　記念サイト　http://www.emimusic.jp/classic/furtwangler/
◆「フルトヴェングラー生誕125年記念 トーク・ライヴ＆試聴会」開催
世紀の大指揮者フルトヴェングラーをめぐるトーク・ライヴやニュー・マスター音源の先行試聴を楽しみながら、世紀の巨匠を愛してやまない音楽愛好家とともに生誕125年を祝うイベント「フルトヴェングラー生誕125年記念 トーク・ライヴ＆試聴会」を開催します。
音楽ライター満津岡信育氏、渡辺謙太郎氏によるトーク・ライヴや、2月23日発売タイトルの先行試聴、エンジニア　サイモン・ギブソン（アビイ・ロード・スタジオ）によるビデオ・コメント上映などが行われます。入場はフリーで、来場者へは記念の品として今回新たに発見された「ベートーヴェン交響曲第7番」のアナログ・テープにフルトヴェングラーのサイン（画像）をあしらった「生誕125年記念特製フォト」が用意されています。
イベントは、1月24日（月）、タワーレコード渋谷店で行われます。詳細は「フルトヴェングラー生誕125周年記念特設サイト」でご確認下さい。

-------------------------------------------------------------

■『永遠のフルトヴェングラー』　2011年1月19日発売
2枚組　￥2,000（税込）　TOCE-56377
＊最新リマスター音源を使用しています
[CD1]
1.ワーグナー：「ワルキューレの騎行」／ウィーン・フィル（1949年録音）
2.ワーグナー：「タンホイザー」序曲／ウィーン･フィル（1952年録音）
3.ワーグナー：「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲／ウィーン・フィル（1949年録音）
4.ワーグナー：「トリスタンとイゾルデ」愛の死／ベルリン・フィル（1938年録音）
5.Ｊ．シュトラウスII：皇帝円舞曲／ウィーン・フィル（1950年録音）
6.ヨーゼフ・シュトラウス：ピッチカート・ポルカ／ウィーン・フィル（1950年録音）
7.ウェーバー：「魔弾の射手」序曲／ウィーン・フィル（1954年録音）
8.スメタナ：交響詩「わが祖国」よりモルダウ／ウィーン・フィル （1951年録音）
[CD2]
1.モーツァルト：交響曲第４０番第１楽章／ウィーン・フィル（1949年録音）
2.ブラームス：交響曲第３番　第３楽章／ベルリン・フィル（1949年録音）
3.ブラームス：交響曲第４番　第１楽章／ベルリン・フィル（1948年録音）
4.ベートーヴェン：交響曲弟３番「英雄」第４楽章／ウィーン・フィル（1952年録音）
5.ベートーヴェン：交響曲第５番「運命」第１楽章／ウィーン・フィル （1954年録音）
6.ベートーヴェン：交響曲第７番　第４楽章／ウィーン・フィル（1950年録音）
7.ベートーヴェン：交響曲第９番「合唱」第４楽章「歓喜の歌」／バイロイト祝祭管弦楽団、エリザベート・シュワルツコップ他（1951年録音）

【フルトヴェングラー名盤SACDシリーズ】　
全19タイトル
期間生産限定盤／デジパック仕様／各3,300円（税込）
・全て新リマスター音源使用
■第1回発売　2011年1月19日（水）　全10作品
TOGE-11001　ベートーヴェン:交響曲 第1番＆第3番「英雄」
TOGE-11002　ベートーヴェン 交響曲第2番＆第4番
TOGE-11003　ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」＆第7番
TOGE-11004　ベートーヴェン:交響曲第6番田園 ＆ 第8番
TOGE-11005　ベートーヴェン 交響曲第9番 合唱付
TOGE-11006　ブラームス 交響曲第1番 他
TOGE-11007　ブラームス 交響曲第2番＆第3番
TOGE-11008　ブラームス 交響曲第4番 他
TOGE-11009　ワーグナー管弦楽曲集 第1集 タンホイザー序曲 他
TOGE-11010　ワーグナー管弦楽曲集 第2集 トリスタンとイゾルデ 第1幕への前奏曲 他

■第2回発売　2011年2月23日（水）　全9作品
TOGE-11011　ブルックナー 交響曲第7番
TOGE-11012　ブルックナー 交響曲第8番
TOGE-11013　リヒャルト・シュトラウス管弦楽曲集 ドン・ファン 他
TOGE-11014　モーツァルト 交響曲第40番 他
TOGE-11015　シューベルト 交響曲第8番未完成 他
TOGE-11016　魔弾の射手 序曲､皇帝円舞曲 他
TOGE-11017　モーツァルト アイネ・クライネ・ナハトムジーク＆13管楽器
TOGE-11018　チャイコフスキー 交響曲第4番 他
TOGE-11019　チャイコフスキー 交響曲第6番 悲愴

【フルトヴェングラー生誕125周年記念特設サイト】
http://www.emimusic.jp/classic/furtwangler/　　(PC・携帯)