Inventecとの資本業務提携に関する基本合意のお知らせ
オンキヨー株式会社は、Inventec Corporation(本社:台湾 、以下「Inventec」といいます。)と、車載用スピーカー及び電子機器の中国での生産を目的として、資本業務提携に向けた検討を開始する基本合意をいたしましたのでお知らせいたします。
1.資本業務提携検討の趣旨
当社はOEM事業において、中国の生産拠点である広州安橋音響有限公司(以下、「GOA」)にてグローバル市場向け車載用スピーカーの生産を長らく行っておりました。しかしながら、昨今の米中関係を取り巻く状況の変化等により、輸出を中心としたグローバル型のビジネスモデルを転換する必要性が生じております。そのような中、当社は、今後大きな成長が見込める中国国内市場に注目をし、車載用スピーカービジネスの拡大を図っております。
一方、Inventecはノートパソコンやデスクトップパソコン等の電子機器を中心に手掛ける大手ODM(電子機器の開発製造受託サービス)企業であり、中国南西部の重慶に工場を持ち、重慶における電子機器の生産及び中国国内ビジネスに強みを持っております。
このたび、こうした両社の取り組みをふまえ、Inventecグループが当社グループ会社であるGOAに出資をすることにより、有数の自動車生産地域である重慶に工場を設立し、当社で長年培ってきた車載用スピーカーの生産ノウハウとInventecの重慶地域での電子機器の生産実績を合わせ、車載用スピーカー及び電子機器ビジネスの拡大を図ることを目的に、資本業務提携に向け両社で協議することについて基本合意に至りました。
2.今後の見通し
今回の基本合意により予定される新設工場において、年間600万個のスピーカー生産規模を目指します。また、両社はこれらの車載用スピーカービジネスでの中国ローカル自動車メーカーとの取引をきっかけに、将来的にはInventecと共同開発した自動車向け電子機器を、日本をはじめとした世界中の自動車メーカーに販売することを目指してまいります。
3.Inventec corporation概要
設立:1975年6月9日
本店所在地:台湾台北市
年間売上高:5,068億台湾ドル(2018年:約1兆7130億円)
従業員数:52,856名(2018年12月31日現在)
取扱主要品目: ノートブックPC、サーバー、モバイルデバイス等の電子機器
主要拠点:生産:上海、南京、重慶、チェコ、メキシコ 事務所:シリコンバレー、オースチン、ヒューストン、東京、北京他
【関連リンク】
◆オンキヨー グローバル製造拠点戦略(2019年8月15日付):
https://www.jp.onkyo.com/news/information/topics/20190815_PR_strategy_factory.pdf
当社グループでは、祖業であるスピーカー開発で培ってきた音に関する技術を活用し、OEM事業において 「Sound by Onkyo」 などサブブランド戦略を強化し事業を拡大しております。すでに2015年ホームAV機器の3倍以上の出荷台数を達成して、オンキヨーブランドの露出拡大を行っております。今後もあらゆる場面において高品位な“音”のソリューションの提供を続けるとともに、さらなるブランド向上を目指してまいります。
当社はOEM事業において、中国の生産拠点である広州安橋音響有限公司(以下、「GOA」)にてグローバル市場向け車載用スピーカーの生産を長らく行っておりました。しかしながら、昨今の米中関係を取り巻く状況の変化等により、輸出を中心としたグローバル型のビジネスモデルを転換する必要性が生じております。そのような中、当社は、今後大きな成長が見込める中国国内市場に注目をし、車載用スピーカービジネスの拡大を図っております。
一方、Inventecはノートパソコンやデスクトップパソコン等の電子機器を中心に手掛ける大手ODM(電子機器の開発製造受託サービス)企業であり、中国南西部の重慶に工場を持ち、重慶における電子機器の生産及び中国国内ビジネスに強みを持っております。
このたび、こうした両社の取り組みをふまえ、Inventecグループが当社グループ会社であるGOAに出資をすることにより、有数の自動車生産地域である重慶に工場を設立し、当社で長年培ってきた車載用スピーカーの生産ノウハウとInventecの重慶地域での電子機器の生産実績を合わせ、車載用スピーカー及び電子機器ビジネスの拡大を図ることを目的に、資本業務提携に向け両社で協議することについて基本合意に至りました。
2.今後の見通し
今回の基本合意により予定される新設工場において、年間600万個のスピーカー生産規模を目指します。また、両社はこれらの車載用スピーカービジネスでの中国ローカル自動車メーカーとの取引をきっかけに、将来的にはInventecと共同開発した自動車向け電子機器を、日本をはじめとした世界中の自動車メーカーに販売することを目指してまいります。
3.Inventec corporation概要
設立:1975年6月9日
本店所在地:台湾台北市
年間売上高:5,068億台湾ドル(2018年:約1兆7130億円)
従業員数:52,856名(2018年12月31日現在)
取扱主要品目: ノートブックPC、サーバー、モバイルデバイス等の電子機器
主要拠点:生産:上海、南京、重慶、チェコ、メキシコ 事務所:シリコンバレー、オースチン、ヒューストン、東京、北京他
【関連リンク】
◆オンキヨー グローバル製造拠点戦略(2019年8月15日付):
https://www.jp.onkyo.com/news/information/topics/20190815_PR_strategy_factory.pdf
当社グループでは、祖業であるスピーカー開発で培ってきた音に関する技術を活用し、OEM事業において 「Sound by Onkyo」 などサブブランド戦略を強化し事業を拡大しております。すでに2015年ホームAV機器の3倍以上の出荷台数を達成して、オンキヨーブランドの露出拡大を行っております。今後もあらゆる場面において高品位な“音”のソリューションの提供を続けるとともに、さらなるブランド向上を目指してまいります。
※グラフ中の台数はオンキヨー及びオンキヨーサブブランド製品に関するものです。B2B(OEM)事業の台数につきましてはサブブランドが付与されたもののみの出荷台数です。
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