「BASE」がオーナーズ調査2023を発表 ネットショップでは、自分の好きなことを仕事にするオーナーが9割超!
− 22年の調査と比較し、23年はポップアップショップなどの出店経験が10%増加。行動制限の緩和などが顕著に −
■オーナーズ調査とは
「BASE」をご利用のネットショップを対象に2019年より開始した利用状況に関する調査です。ショップオーナーの活動や挑戦をサービスを通じてサポートする取り組みを展開すると同時に、こうした調査情報を多方面に発信していくことで、SMB(Small and Medium Business)市場の活発さとニーズを広め、経済の活性化に主要な個人・スモールチームの存在を伝えていくことを目的としています。
「BASE」は、2023年11月20日(月)にリリースから11周年を迎え、累計ショップ開設数は200万ショップを超えるネットショップ作成サービスとなりました。個人やスモールチームの方をはじめ、誰でもかんたんにネットショップを作成できるサービスであることはずっと変わらず、また、本調査を開始してから5年間「BASE」のユーザーは99%が4名以下の個人やスモールチームの方であることも変わっておりません。私たちはこうしたユーザーの皆さまに、これから先も「BASE」がかかわり続けることで、皆さまが最小の力で、最短で、最大の成果を出し、すべての人々が「自分らしい自由な生き方」をできるようにサポートしてまいります。
■オーナーズ調査2023 アンケート概要
調査内容 : ネットショップ運営について
調査方法 : インターネット調査
調査期間 : 2023年10月13日〜10月22日
調査対象 : 「BASE」をご利用のネットショップ
有効回答数: 2,484
< オーナーズ調査2023 アンケート結果まとめ >
運営体制は、個人と法人の割合では「法人」が3年連続増え、企業の利用が増加傾向。ネットショップの運営人数は、2019年に調査を開始してから5年連続で変わらず、4名以下の個人やスモールチームの利用が9割超。
ネットショップ運営でもっとも重視する項目は、5年連続 「ブランドのコンセプト・世界観の表現」が1位
ポップアップショップや期間限定の催事に出店した経験は約4割。昨年の調査より+10.1%と大きく伸長。行動制限などの緩和が顕著に。
最も利用されているSNSは5年連続で「Instagram」。第2位は調査開始以降はじめて「Facebook」を抜き「X(旧Twitter)」に。
副業・複業・兼業などの働き方でショップを運営する割合が半数以上!ネットショップでは自分の好きなことを仕事にしているという回答が9割超。
以下より、「オーナーズ調査2023」の回答結果の詳細についてご紹介いたします。
1、「BASE」を利用するネットショップの特徴
− 法人利用は3年連続増加、4名以下の個人やスモールチームの利用が99% −
ネットショップの運営体制は、「個人」が71.7%、「法人(団体)」が28.3%と「個人」が7割を超える結果になりました。「法人(団体)」の利用割合は3年連続で増加しており、「個人」で運営していたネットショップが規模を拡大して法人化したことや、新型コロナウイルス感染症拡大の影響や新規事業の一環でネットショップを開設する法人が増えたと考えられます。ネットショップの運営人数も、例年同様に「1名」が75.3%ともっとも多く、次いで「2〜4名」が23.8%と、2019年に調査を開始してから5年連続で変わらず、4名以下のショップが99%を占めています。
・ネットショップの運営体制
個人 71.7%
法人 28.3%
・ネットショップの運営人数
1名 75.3%
2〜4名 23.8%
5名以上 0.9%
・ネットショップの運営者の年代(年代のみ「BASE」データを引用)
10代 0.4%
20代 24.2%
30代 31.3%
40代 24.5%
50代 13.2%
60代 4.6%
70代 1.5%
80代以上 0.3%
2、商品製作やブランドについて
− もっとも重視する項目は5年連続 「ブランドのコンセプト・世界観の表現」が1位 −
ネットショップで取り扱う商品に関する設問では、「オリジナル商品」が76.1%、「セレクト商品」が23.9%と、7割以上のショップがオリジナルの商品を扱っていることがわかりました。また、「現在ネットショップを運営するなかで、もっとも重視していることはなんですか?」の設問に対する回答は、2019年の調査開始から変わらず5年連続で1位は、「ブランドコンセプト・世界観の表現」22.8%で、自身のブランドや、自身の好みの価値観の表現を最も重要視するショップが最も多く、2位は僅差で「顧客やファン、見込み顧客との関係づくり」20.7%となり、近年注目されているCRM(Customer Relationship Management)も重要視していることがわかりました。
・ネットショップで販売している商品は、オリジナル商品とセレクト商品のどちらですか?
オリジナル商品 76.1%
セレクト商品 23.9%
・現在ネットショップを運営するなかで、もっとも重視していることはなんですか?
ブランドのコンセプト・世界観の表現 22.8%
顧客やファン、見込み顧客との関係づくり 20.7%
売上 19.6%
商品の品質 16.0%
運営の簡易さ/利便性 15.0%
運営費用 4.5%
その他 1.4%
3、販路について
− ポップアップショップや期間限定の催事に出店したことがあるショップが昨年の調査より+10.1%と大幅に伸長 −
実店舗の有無に関しては、実店舗を持たない「ネットショップのみ」との回答が約7割を占めました。また、ポップアップショップや期間限定の催事に出店した経験の有無に関しては「経験がある」との回答は41.6%と昨年の調査時(31.5%)より+10.1%と大幅に増えました。2023年5月、厚生労働省の発表により新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類感染症になったことを受け、行動制限の緩和やイベント件数の増加など対面でのコミュニケーションが活発化したことが考えられます。
・実店舗をお持ちですか?
持っている 30.1%
ネットショップのみ 69.9%
・ポップアップショップや期間限定の催事に出店した経験はありますか?
ある 41.6%
ない 58.4%
4、PR・販促活動について
− 最も利用されているSNSは5年連続で「Instagram」 −
ネットショップのPRや販促のためにSNSやプラットフォームなどを活用するショップは、81.2%と例年の調査通り高い水準を保ちました。そのうち、積極的に活用しているSNSの1位は2019年の調査開始時から変わらず「Instagram」57.6%となりました。次いで、2位は「X(旧Twitter)」23.6%、3位は「Facebook」21.6%の順となりました。調査を開始して以降はじめて「X(旧:Twitter)」と「Facebook」の順位が入れ替わりました。なお、今後利用を強化したいSNSやプラットフォームでも1位は「Instagram」となり2位は「X」3位が「YouTube」という結果でした。
・ネットショップのPRや販促のために、SNSやプラットフォームなどを活用していますか?
はい 81.2%
いいえ 18.8%
・積極的に活用しているSNSやプラットフォームは、どちらですか?
(「ネットショップのPRや販促のために、SNSやプラットフォームなどを活用している」と回答した人のみ回答。複数回答)
Instagram 57.6%
X 23.6%
Facebook 21.6%
LINE 9.7.%
ブログ(WordPressブログ、Amebaブログなど) 6.0%
YouTube 5.3%
TikTok 3.1%
note 2.7%
Pinterest 1.1%
ライブ配信アプリ(17LIVE、Pocochaなど) 0.3%
その他 1.2%
・今後、利用を強化したいSNSやプラットフォームは、どちらですか?
(「ネットショップのPRや販促のために、SNSやプラットフォームなどを活用している」と回答した人のみ回答。複数回答)
Instagram 35.2%
X 13.0%
Facebook 6.2%
LINE 10.8%
ブログ(WordPressブログ、Amebaブログなど) 5.4%
YouTube 12.0%
TikTok 8.2%
note 3.9%
Pinterest 2.2%
ライブ配信アプリ(17LIVE、Pocochaなど) 0.8%
特にない 9.8%
その他 0.7%
5、働き方について
− 運営しているショップが「本業」と「副業・複業・兼業など」の割合は5:5!ネットショップ運営では自分の好きなことを仕事にしているという回答が9割超。 −
働き方に関する設問では、運営しているネットショップが「本業」のショップが48.1%、「本業ではない(副業・複業・兼業など)」のショップが51.9%という結果となり、概ね半数ずつという結果になりました。加えて、「本業ではない(副業・複業・兼業など)」と回答したショップに今後の運営方法について尋ねたところ、「今後も本業以外で運営していく予定」が55.5%、「今後は本業にすることを目指している」が42.0%となり、4割のショップは、まずは副業・複業・兼業などの働き方から挑戦していることがわかります。また、「ネットショップ運営では、好きなことを仕事にしていますか?」という設問では、「はい」が9割を超えました。
・現在「BASE」で運営しているネットショップは、本業ですか?
本業 48.1%
本業ではない(副業・複業・兼業など) 51.9%
・現在、副業で運営しているネットショップについて、当てはまる回答をお選びください
(「本業ではない(副業・複業・兼業)」と回答した人のみ回答)
今後も本業以外で運営していく予定 55.5%
今後は本業にすることを目指している 42.0%
その他 2.5%
・ネットショップ運営では、好きなことを仕事にしていますか?
はい 92.2%
いいえ 7.8%
この度の「オーナーズ調査2023」では、「BASE」をご利用のショップオーナーの最新の利用状況をご紹介させていただきました。「BASE」はこうした最新の情報を踏まえ、自分の人生にオーナーシップを持って生きるショップオーナーの皆さまの可能性を広げるパートナーとして、また、インターネット上の経済活動の基盤(BASE)として、新たな価値を生み出す皆さまの活動に寄り添い続けられるよう尽力してまいります。
以上
○ 参考
オーナーズ調査2022 https://binc.jp/press-room/news/press-release/pr_20221121-2
○ ネットショップ作成サービス「BASE」 https://thebase.com
「BASE」は、誰でも簡単にネットショップが作成できるサービスです。商品を企画・生産・製造されている個人・法人、地域活性を支援する自治体等の行政をはじめ、200万ショップにご利用いただいています。すべての人々が自分のブランドを持ち「自分らしい自由な生き方」が実現できるように最適化されたサービスを提供しており、導入が簡単な決済機能、ノーコードで設定できるデザインテーマ、トランザクション解析ツール、CRM機能など、簡易な操作性でネットショップを運用できるので、商品の企画や制作に割く時間が創出でき、ものづくりに集中してビジネスをすることができます。
また、料金プランは、初期費用・月額費用などの固定費がかからず、商品が売れた際の手数料のみで利用できる「スタンダードプラン」と、月額費用がかかるが、業界最安水準の手数料で利用できる「グロースプラン」の2つがあり、ショップの規模を問わずご利用いただけることも特徴です。
直近1年以内にネットショップを開設する際に利用したネットショップ作成サービスの調査において、ネットショップ開設実績6年連続No.1を含む4部門で1位(※)を獲得しています。
※ 「最近1年以内にネットショップを開設する際に利用したカート型ネットショップ開設サービスに関する調査」概要
調査期間 :2023年2月24日~2月27日
調査委託先 :株式会社マクロミル
調査対象 :直近1年以内のネットショップ開設サービス利用者
有効回答数(サンプル数) :1,000サンプル
調査方法(集計方法、算出方法):インターネット調査
<「BASE」の情報発信について>
オウンドメディア「BASE U」や、公式SNSを通して、拡張機能「BASE Apps」の新機能の紹介や、活用方法、「BASE」をご利用のネットショップのインタビュー記事など、「BASE」を最大限に活用してショップを運営するノウハウを発信しています。
・オウンドメディア「BASE U」: https://baseu.jp
・X@BASEec : https://x.com/BASEec
・Instagram @BASEec : https://www.instagram.com/baseec
【会社概要】
会 社 名 : BASE株式会社 (英語表記 BASE, Inc.)
代 表 者 : 代表取締役CEO 鶴岡 裕太
所 在 地 : 〒106-6237 東京都港区六本木三丁目2番1号 住友不動産六本木グランドタワー 37F
設 立 : 平成24(2012)年12月11日
資 本 金 : 86億6,315万円(2023年9月末日現在)
U R L : https://binc.jp
事 業 内 容 : ネットショップ作成サービス「BASE」、購入者向けショッピングサービス「Pay ID」の企画・開発・運営
関 係 会 社 : PAY株式会社
BASEは、「Payment to the People, Power to the People.」の企業ミッションのもと、プロダクトを通じて経済活動が活発に行われる環境構築に取り組み、個人・スモールチームの可能性を広げるパートナーとして、皆様の活動に寄り添います。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像