サーバーワークス、AIエージェントに関する調査結果を公表

81.1%が「人間より優れた判断をする場面がある」と回答

株式会社サーバーワークス

アマゾン ウェブ サービス(以下:AWS)のAWS プレミアティアサービスパートナーである株式会社サーバーワークス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:大石 良、以下:サーバーワークス)は、AIエージェントに関する調査結果を公表しましたので、お知らせいたします。

サーバーワークスは、エンジニアを中心として様々な調査を実施し、新しい時代の働き方や仕事のあり方について考察し、発表しています。
今回の調査は、全国に住む20歳以上の企業に勤めるITエンジニア260名を対象に実施しました。

生成AIの活用領域が広がるなか、複数の工程をまたいで業務を実行するAIエージェントへの関心が高まっています。一方、AIにどこまで判断や実行を委ねるか、人間がどの段階で確認・承認するかは、導入にあたっての重要な論点です。そこでサーバーワークスは、ITエンジニアにおけるAIエージェントの認知・利用状況、期待と懸念、業務ごとの役割分担、将来予測などを調査しました。

■調査のポイント

  • 回答者の勤務先の52.7%で、AIエージェントを全社または一部部署に導入済み

  • 今回提示した全10業務で、「人間主体」より「AI主体」で実施してよいと考える割合が高い

  • 81.1%が、AIエージェントには人間より優れた判断をする場面が「多くある」「一部ある」と回答

  • 73.1%が2030年時点でAIエージェントが一定程度業務を自律実行すると予想

  • 73.4%が今後の業務で活用したいと回答

■調査概要

方法:インターネット調査(Fastaskを利用)
期間:2026年6月29日~7月5日
対象:全国に住む20歳以上の企業に勤めるITエンジニア260名

■調査結果

AIエージェントの認知についてたずねたところ、「内容まで理解している」が39.2%で最も多く、「概要は理解している」の36.9%が続きました。両者を合わせると76.1%となり、ITエンジニアの4人に3人以上がAIエージェントの内容または概要を理解していることが分かりました。

勤務先における導入状況は、「全社導入している」が28.5%、「一部部署で導入している」が24.2%で、合計52.7%でした。PoC(実証実験)を実施している7.3%、導入を検討している7.3%を加えると、67.3%が導入済みまたは導入に向けた段階にあります。

個人での利用状況では、「時々利用している」が32.3%で最も多く、「日常的に利用している」が28.8%でした。両者を合わせた利用者は61.1%である一方、「利用したことはない」も28.1%となり、個人利用は一定程度進んでいるものの、利用経験のない層も一定数存在します。

AIエージェントに最も期待することは、「単純作業の自動化」が25.4%で最多となり、「開発スピード向上」が22.7%で続きました。また、「品質向上」と「人手不足の補完」がいずれも10.8%となり、効率化だけでなく、成果物の質の向上や人材不足への対応にも期待が寄せられています。

一方、活用における最大の懸念は「誤判断」の16.5%で、「情報漏洩」14.6%、「ハルシネーション」14.2%が続きました。判断の正確性と情報セキュリティが、活用にあたっての主要な懸念となっています。

AIエージェントが業務を行う際、人間による承認が必要かをたずねたところ、「多くの業務で必要だが、承認がなくてもよい業務もある」が44.2%で最も多く、「常に必要」が26.2%、「高リスク業務のみ承認が必要」が13.1%でした。

ITエンジニアが関わる10業務(技術調査・情報収集、技術ドキュメント作成、コード生成、コードレビュー、テスト実行、バグ調査、ログ分析、インフラ運用、障害対応、本番環境へのデプロイ)について、AIと人間の役割分担をたずねました。

今回提示したすべての業務において、AI主体(「AI単独で実施してよい(完全自律)」および「人間による確認後なら実施してよい(AIが実行、人間が承認)」と回答した割合の合計)は、人間主体(「AIは補助として活用し、人間が主体で実施すべき」および「AIに任せるべきではない」と回答した割合の合計)を上回りました。

完全自律を許容する割合が比較的高かったのは「技術調査・情報収集」の27.3%と「ログ分析」の25.4%でした。一方、「障害対応」は6.5%、「本番環境へのデプロイ」は8.8%にとどまり、事業やシステムへの影響が大きい業務ほど、人間の確認や関与を重視する傾向がみられます。

AIエージェントが人間より優れた判断をする場面があると思うかをたずねたところ、「多くある」が31.9%、「一部ある」が49.2%となり、合計81.1%が人間より優れた判断をする場面があると回答しました。「ない」は8.5%でした。

2030年時点でのAIエージェントの進化予測については、「一部業務を自律実行する」が45.4%で最多となりました。「多くの業務を自律実行する」17.7%、「業務の大半を自律実行する」10.0%を合わせると、73.1%がAIエージェントによる一定程度の業務自律実行を予想しています。

将来のITエンジニア需要については、「人数は大きく変わらず、求められるスキルが変化する」が39.2%で最多でした。一方、「人数は減少する」34.2%と「大幅に減少する」12.7%を合わせると46.9%となり、半数弱がITエンジニアの人数は減ると予想しています。

今後、AIエージェントを業務で活用したいかをたずねたところ、「積極的に活用したい」が23.8%、「活用したい」が49.6%で、合計73.4%が活用意向を示しました。「あまり活用したくない」「活用したくない」は合計3.1%でした。


今回の調査から、AIエージェントの活用は「利用するかどうか」から、「どの業務を、どの程度まで自律させるか」へと論点が移りつつあることがうかがえます。回答者の勤務先の半数超ですでに導入が進み、全10業務で「AI主体」を支持する割合が「人間主体」を上回る一方、8割超が何らかの人間による承認も必要だと回答しました。

技術調査・情報収集やログ分析では完全自律への許容度が比較的高く、障害対応や本番環境へのデプロイでは低いことから、一律に自動化するのではなく、AIに委ねる権限の範囲と人間の承認ポイントを設計することの重要性が示唆されました。また、「誤判断」「情報漏洩」「ハルシネーション」が上位の懸念となっており、活用拡大にあたっては、精度評価、情報管理、監視・承認体制を含む運用設計が求められます。

■ 株式会社サーバーワークスについて

サーバーワークスは、「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」をビジョンに掲げ、2008年よりクラウドの導入から最適化までを支援しているAWS専業のクラウドインテグレーターです。

2026年5月末現在、1,570社、31,700プロジェクトを超えるAWS導入実績を誇っており、2014年11月よりAWSパートナーネットワーク(APN)最上位の「AWS プレミアティアサービスパートナー」に継続して認定されています。

クラウド基盤の構築・運用における伴走支援にとどまらず、クラウドセキュリティおよび生成AI活用を新たな主軸に据え、企業のクラウド投資を確実な事業成果へつなげるパートナーとしてAWS事業を継続的に拡大させています。

取得認定、実績についての詳細はこちらをご覧ください:https://partners.amazonaws.com/jp/partners/001E000000NaBHzIAN/

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会社概要

株式会社サーバーワークス

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URL
https://www.serverworks.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
新宿区揚場町1-21 飯田橋升本ビル2階
電話番号
03-5579-8029
代表者名
大石 良
上場
東証1部
資本金
32億92万円
設立
2000年02月