諏訪四社をより楽しめる諏訪大社公認アプリ「SuwaTaisha NAVI」の導入事例を1/24に初公開!
インバウンドを意識した多言語対応のGPS連動・体験型アプリ
リアルなCGアニメーションで史跡、城郭の再現で豊富な実績を持つユーザックシステム(本社:大阪市、代表取締役社長:小ノ島 尚博、以下当社)は、長野県諏訪市にある温泉宿「上諏訪温泉 しんゆ」を経営する合資会社親湯温泉から依頼を受け開発した「Suwa Taisha NAVI(諏訪大社ナビ)」を2024年1月にリリースいたしました。また、2024年11月に合資会社親湯温泉・諏訪大社に取材をし、「Suwa Taisha NAVI(諏訪大社ナビ)」の導入事例としてに2025年1月24日に初公開いたしましたのでお知らせいたします。
諏訪市・諏訪大社の魅力
諏訪湖、霧ケ峰高原、諏訪大社、上諏訪温泉などさまざまな観光資源のある諏訪市は、地理的に日本の真ん中に位置し「日本のおへそ」とも呼ばれ親しまれています。そのなかでも今、国内だけではなく海外からの観光客にも人気となっているのが諏訪大社で、諏訪湖周辺に上社と下社、上社が本宮・前宮、下社が秋宮・春宮に分かれる二社四宮からなり、通称「諏訪四社」と呼ばれています。
「Suwa Taisha NAVI(諏訪大社ナビ)」を開発された「合資会社親湯温泉」とは
諏訪湖の湖畔にあるのが温泉旅館「上諏訪温泉しんゆ」(以下当館)で、2011年にオープンし、2024年3月に全館リニューアルしました。現在は、「しんゆ」の隣に「萃sui-諏訪湖」という姉妹館もあり、蓼科高原にある蓼科 親湯温泉も含め3店舗で営業をしております。「上諏訪温泉しんゆ」は親子三世代でも楽しめる温泉旅館です。高齢者の方や障害者の方でも安心してお泊まりいただけるよう、館内や一部客室にユニバーサルデザインを導入しております。これに対し「萃sui-諏訪湖」は大人の隠れ家的温泉で、プライベートな空間を大切にした旅館です。
アプリ開発のきっかけ
宿泊者の方も多く訪れる諏訪大社は四社あり、それぞれが離れた位置にあるため個人で周るのはとても大変でした。そこで宿泊者の方向けに当館オリジナルの諏訪大社の四社巡り無料バスツアーを提供しています。コロナが明けた2022年ごろから国内だけでなく海外の方が四社巡りバスツアーに参加しても楽しめるように多言語対応の諏訪大社アプリの開発をすることにしました。
アプリはインバウンドを意識して、日本語、英語、中国語(繁体)、フランス語の多言語対応になっています。
体験型というのは、事前に情報を閲覧して終わりではなく、やはり実際に諏訪大社の四社に訪問していただきたいという思いが強くあります。そこでアプリ上で自分の位置情報を見ながら四社内にあるスポットを探索していただき、アプリをかざすことでスポットの詳細を閲覧できる仕様にしました。
また、一旦取得した情報は別の場所でも閲覧できます。帰国後に改めて見直した際に、また諏訪に行きたいなと思ってもらえると嬉しいですね。今年1月より、期間限定で当館のツアー参加者向けに提供してきましたが、四社巡りをされる方の増加につながるとして、「Suwa Taisha NAVI(諏訪大社ナビ)」は諏訪大社様から公式のアプリとして公認いただいておりますので、今後は諏訪地域と更に連携しながら運用していきます。
Suwa Taisha Naviの今後について
現在、海外からのお客様が着実に増加しています。2023年度と比較しても倍増まではいかないものの、それに近いぐらいの伸びを感じています。
ただ課題もあり、多言語対応としたことで海外の方の利用が多く日本の方にはあまり使われていません。これはバスツアーのなかで運転手による説明でほとんど理解できてしまうという点です。
ただ、アプリのなかで四社の位置関係がよりわかりやすくなれば、バスツアーに限らず個人で四社巡りをする際に日本人の方にも使っていただけるのではと考えております。アプリをリリースしたのはより多くのお客様に諏訪の魅力を知ってもらいたい、地域へ貢献したいという思いからですので、更に利用者が増えるべく工夫していきたいと思っています。
【Suwa Taisha Naviを公認】諏訪大社 権禰宜 桃井 義弘 様よりメッセージ
「四社(上社本宮・上社前宮・下社春宮・下社秋宮)で諏訪大社と呼んでいます。ただ、本宮と秋宮は人が集まるが、上社前宮と下社春宮がお参りに来られるかたが少ないのが悩みでした。御朱印巡りなど四社にお参り頂くために10年前から取り組んで来ましたが、どうしても参拝者の偏りがあったため、もっと多くの方に四社を知って頂きたいと思い、親湯温泉様が提供されるアプリを公式アプリに採用させて頂くことにしました。
最近ですと、20名ほどのイタリアからの団体様が御柱の周辺で アプリをかざしておられるのを拝見し、アプリ活用への手応えを少しずつ実感しているところです。
今後は多くの方が諏訪大社にお越し頂けるようにアプリの活用を促進したいです。現在4か国語展開ですが多言語化については、諏訪大社の神様について外国の方にも正しくご理解頂けることを最優先に検討をしていきたいと思います。
【Suwa Taisha NAVI(諏訪大社ナビ)】開発者の声
国外の方に諏訪大社をより深く知っていただく機会となるよう、同アプリを開発させていただきました。当初想像していたよりもスポット数が多く、ほとんど知らないことばかりでしたので国内の方にもご利用いただきたいものとなったと思います。今後アプリを改良するとするならば、スポットの中で重みづけをつけて(ここだけは巡ってほしい)というような見せ方をし、参拝時の作法をわかりやすくお伝えするようなものもいいのかなと考えています。ますます多くの方にご利用いただきたいです。
※2024年11月取材。記載の情報は取材時のものです。
「Suwa Taisha NAVI」について
諏訪大社内専用スマートフォンアプリ「Suwa Taisha NAVI」は、アプリ上で自分の位置情報を見ながら四社内の各スポットを探索でき、現地でしかそのスポット詳細を見ることができない、GPS連動の体験型アプリとなっています。
また、寺社仏閣に興味があるインバウンド向けに英語やフランス語等多言語にも対応し、以前より東アジア圏に注力していた諏訪市や諏訪観光協会にも提供すべく、中国語(繁体)版も造成しました。
さらにアプリ内では、諏訪市公認キャラクター「諏訪姫」も登場、日本のアニメーション文化にも触れていただけます。
ユーザックシステム株式会社について
1971年創業。顧客の業務課題を解決するノウハウとシステムをパッケージソフト化した『名人シリーズ』を提供。RPA、EDI、物流・帳票分野において、コストパフォーマンスに優れ、短期間で安心して導入でき、基幹システムとの連携もしやすいアプリケーションを開発。業務の効率化に徹底的にこだわり、ユニークなソリューションも多数展開。店舗内・ルートセールスの商品管理業務効率向上を狙ったバーコード読み取りスマートフォンアプリ『Pittaly(ピッタリー)』、アマゾンとのBtoB取引(ベンダーセントラル)の受注・出荷業務を効率化する『amazingEDI(アメイジング イーディーアイ)』、自治体における地域活性・観光誘致を促進させる3DCG製作とスマートフォンARアプリ『ええR(ええあーる)』等、高い評価を得ている。顧客の課題に向き合い、「働く人に笑顔と感動をもたらすソリューション」をコンセプトに掲げ、業務現場の効率化、改善に貢献している。
合資会社 親湯温泉について
長野県の蓼科と上諏訪で3つの温泉宿を経営。本館の蓼科 親湯温泉は大正15年創業の温泉宿。2019年4月に100周年カウントダウンプロジェクトの一環として明治、大正、昭和期の蓼科の軌跡を残すべく、当時この地区の文化の中心であった姿を表現した全館リニューアルを敢行。また姉妹館として2011年4月に上諏訪温泉 しんゆ(2024年3月全館リニューアル)が、2016年6月には萃sui-諏訪湖が諏訪湖畔にオープンしました。
【会社概要】
会社名 合資会社親湯温泉(創業大正十五年 蓼科 親湯温泉)
代表者 代表取締役 柳澤幸輝
創業年 大正15年6月
法人設立 昭和23年10月21日
所在地 長野県茅野市北山4035
会社HP https://www.tateshina-shinyu.com/
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