脅威インテリジェンスプラットフォーム「KELA」について対話型AIエージェント「デジタルサイバーアナリスト」提供開始
~AIアナリストが24時間365日脅威データレイクを監視、リスクの順位付けやレポート作成を自動化~
株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高野 俊也(こうの としや)、以下 東陽テクニカ)は、KELA Research and Strategy, Ltd.(本社:イスラエル)製の脅威インテリジェンスプラットフォーム「KELA」について、対話型AIエージェント「デジタルサイバーアナリスト」の提供を6月4日(水)に開始いたします。

【 背景/概要 】
昨今、AIを悪用する脅威アクターの台頭や脅威の高度化が進み、サイバー攻撃に対する迅速なセキュリティ対策が求められる一方で、サイバーセキュリティ組織の人的リソース不足は深刻さを増しています。
「デジタルサイバーアナリスト」は、AIアナリスト「ALEX」が、Slack、Microsoft Teams、メール、ポータルといった日常ツール上で直接対話し、既存アナリストの処理能力と判断精度の向上を支援します。大規模言語モデル(LLM)とエージェント型ワークフローを活用し、自動的にリスクの優先順位付け、レポート生成、問い合わせへの回答を行います。「KELA」独自の脅威データレイク(※1)および10年以上にわたるサイバー犯罪調査の知見を基盤にリアルタイムで必要な対処法を提供します。複数の情報源を横断し過去10年分のダークウェブデータから脅威アクターを特定するといった複雑な調査を高精度かつ迅速に実行します。
東陽テクニカは、新たな対話型AIエージェント「デジタルサイバーアナリスト」の提供を通して、今後も、高度化するサイバー攻撃やサイバー人材不足に対処し、セキュアで安定した社会の実現に貢献してまいります。
※1 構造化データと非構造化データを一元的に保存できる情報の格納庫のこと
【 主な特長 】
・AIを活用し人間のアナリストのように対話可能なインターフェース
―Slack、Microsoft Teams、メール、ポータルなど、既存の業務ツール上で自然な会話形式によるやりとりが可能。
―日次レポートの生成、問い合わせへの対応、新たな脅威の先回り検出など、人間のアナリストが行うほぼすべての業務を実行。
・リアルタイムで継続的な脅威インテリジェンスの収集および分析
―「KELA」独自の脅威データレイクに24時間365日アクセスし、ダークウェブ、フォーラム、脅威アクターの動向を常時分析。
―漏洩した認証情報、フィッシングやブランド悪用の検出、IoC(Indicator of Compromise)などの重要情報を継続的に検出・報告。
・目的に応じて最適化されたエージェント「ALEX」を提供
―エンタープライズおよびMSSP(セキュリティサービス事業者)向けに最適化され、対象組織ごとに割り当てられたモジュールやデータソース内で稼働し、導入組織向けにカスタマイズされた脅威分析を実施。
【 脅威インテリジェンスプラットフォーム「KELA」について 】
独自の脅威データレイクに基づき、最もアクセスしにくい場所に浸透し、サイバー犯罪の地下から来る新たな脅威を自動的に収集、分析、監視、警告します。サイバー犯罪の複雑な世界をシンプルにアクセスしやすくすることで、潜在的なサイバー攻撃からの対策を支援します。
製品ページ:https://www.toyo.co.jp/slc/products/detail/kela/
<株式会社東陽テクニカについて>
東陽テクニカは、最先端の“はかる”技術のリーディングカンパニーとして、技術革新を推進しています。その事業分野は、脱炭素/エネルギー、先進モビリティ、情報通信、EMC、ソフトウェア開発、防衛、情報セキュリティ、ライフサイエンスなど多岐にわたり、クリーンエネルギーや自動運転の開発などトレンド分野への最新計測ソリューションの提供や、独自の計測技術を生かした自社製品開発にも注力しています。新規事業投資や M&A による成長戦略のもと国内外事業を拡大し、安全で環境にやさしい社会づくりと産業界の発展に貢献してまいります。
株式会社東陽テクニカ Webサイト:https://www.toyo.co.jp/
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