「農泊インバウンド受入促進重点地域」40地域を選定!
~インバウンドの更なる受入促進を後押しします~
趣旨
訪日外国人旅行者(以下「インバウンド」といいます。)の需要の回復を受け、ゴールデンルート(※)から農山漁村へ一歩踏み出す地方誘客と地方消費をより一層促すことが重要となっています。
農林水産省は、農山漁村滞在型旅行「農泊」に取り組む地域において、令和7年度までに年間延べ宿泊者数に占めるインバウンドの割合を、令和4年度実績の約2.5%から10%に向上させることを目標として、地域の取組を支援しています。
農山漁村地域へのインバウンドの受入促進に向けては、的確なターゲット設定のもと、ソフト・ハード両面での利便性向上に向けた受入環境整備と、農泊の魅力を発信する海外向けのプロモーションを行うことが必要です。それを踏まえ、農林水産省は、「農泊インバウンド受入促進重点地域」(以下「重点地域」といいます。)の公募を2月に行い、全国の農泊地域のうちインバウンドの更なる受入を目指す28地域を選定しました。今般2次公募を行い39地域からの応募があった中、新たに重点地域12地域を選定しました。
農林水産省及び関係機関が一体となって支援することを通じ、農泊地域へのインバウンド誘客体制を重点的に強化し、農山漁村地域への更なるインバウンド受入を図っていきます。
(※)東京、富士山、京都、大阪など日本の主要観光都市を周る観光周遊ルート
選定結果
令和6年4月26日から5月17日までの公募期間中に39の地域協議会から応募があり、次の12地域を選定しました。
今後の予定
選定された重点地域に対しては、関係機関とも連携し、
(ア)農山漁村振興交付金(農泊推進型)による追加的な受入体制整備を支援
(イ)重点地域の宿泊・食事・体験等のコンテンツを紹介する特設webサイトやデジタルパンフレットによる情報発信、海外旅行会社等との商談会やモニターツアーの実施
(ウ)観光庁「地域観光新発見事業」について、重点地域を勘案した採択
(エ)JNTO(日本政府観光局)による海外向けプロモーション
等の支援を実施してまいります。
添付資料
資料1:「農泊インバウンド受入促進重点地域」について(PDF : 650KB)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kouryu/attach/pdf/240614-1.pdf
資料2:「農泊インバウンド受入促進重点地域」選定地域一覧(PDF : 373KB)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kouryu/attach/pdf/240614-4.pdf
資料3:各地域の取組のポイント(2次公募選定分)(PDF : 1,254KB)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kouryu/attach/pdf/240614-2.pdf
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