Salesforce Marketing Cloud事業の強化のため、マーケティング領域で実績豊富なtoBeマーケティングの株式譲渡契約を締結

当社は、Salesforceのマーケティング・オートメーション（以下、MA）において、日本国内で屈指の実績を持つtoBeマーケティング株式会社（以下、toBeマーケティング）の全株式の取得を目的とする株式譲渡契約を、2023年11月6日に締結しました。今後必要な手続きを経て、2023年12月に株式の取得を完了する予定です。当社による株式取得の完了後、toBeマーケティングは、リソースとケイパビリティを維持しながら、「toBeマーケティング, a Fujitsu company」とブランドを変更し、富士通グループの一員として事業活動を行っていきます。

当社は、社会課題を起点としてクロスインダストリーでお客様の成長に貢献し、サステナブルな世界の実現を目指すグローバルソリューション「Fujitsu Uvance」（https://activate.fujitsu/ja/uvance/）を推進しています。このたびのtoBeマーケティングの株式譲渡契約の締結は、その重点注力分野（Key Focus Areas）のひとつである 「Business Applications」（https://activate.fujitsu/ja/uvance/business-applications/）におけるエンタープライズ向けクラウド事業を強化するものです。

toBeマーケティングは、マーケティング業務を自動化し生産性向上を図る MA領域において豊富な知見と高い技術力を有し「Salesforce Marketing Cloud Engagement」（注1）と「Salesforce Marketing Cloud Account Engagement」（注2）で、導入企業数国内1位のシェアを持ちます。当社は、toBeマーケティングをグループ企業に迎えることで、マーケティングを新たな注力領域として強化し 、お客様への提供価値の向上を目指します。また、toBeマーケティングの強みであるMA領域と当社の強みであるSFA/CRM領域を組み合せることで、お客様のビジネス変革の要となる「Salesforce Customer360」（注3）の全方位での提供が可能となります。マーケティング、セールス、カスタマーサポートといった複数の部門をつなぎ、全社的なデータ活用により、お客様における新たなビジネス機会の創出や価値向上を実現するデジタルビジネスを支援します。

富士通 執行役員 SEVP グローバルビジネスソリューションビジネスグループ 高橋 美波のコメント

toBeマーケティングが当社グループの仲間に加わることを大変嬉しく思います。当社がデジタル技術を活用して解決策を提案するコンサルティング事業を強化する中、toBeマーケティングとのシナジーにより、セールス・サービス・マーケティングのあらゆる顧客接点においてお客様のDX（デジタル・トランスフォーメーション）とSX（サステナビリティ・トランスフォーメーション）の推進を、より迅速かつ強力に支援することができると期待しています。

toBeマーケティング 代表取締役CEO 小池 智和のコメント

当社は創業以来、社名のゆかりともなっている「企業のマーケティングの目指す姿を支援する」というビジョンのもと、2,000社を超える多くの企業のデジタルマーケティングの支援をして参りました。
このたび、富士通グループに入ることで、MAとCRMのかけあわせによるデジタルマーケティングと営業活動の融合を更に推進し、より多くのお客様に価値あるサービスの提供を実現できると考えております。

toBeマーケティングについて

toBeマーケティングは、2015年設立のマーケティング支援事業を中核とする企業です。日本国内を中心に事業を展開しており、「企業のマーケティングの目指す姿を支援する」というビジョンのもと、多数のお客様へMAの導入インプリメンテーション実績を持ちます。Salesforceのマーケティング領域において、国内トップクラスの資格者数を有し、近年はデジタルマーケティング戦略策定支援、その施策のモニタリングと改善による伴走活用支援やMA運用代行など、幅広い領域でお客様をサポートしています。

【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
記載されている全てのSalesfoce製品およびサービス名はsalesforce.com, inc.の商標です。

【注釈】

注1

Salesforce Marketing Cloud Engagement：
パーソナライズされたマーケティングと自動化されたジャーニーで、顧客との関係を効率的に構築できるBtoC向けのツール

注2

Salesforce Marketing Cloud Account Engagement：
見込み顧客の行動を可視化し、確度を点数化、興味に応じたマーケティング施策を自動化できるBtoB向けのツール

注3

Salesforce Customer360：
1つの顧客ビューを共有することで、複数の部門を結束させ、お客様のビジネス変革を支援する統合CRMプラットフォーム

【当社のSDGsへの貢献について】

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標（Sustainable Development Goals：SDGs）は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。当社のパーパス（存在意義）である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。

≪本件に関するお問い合わせ≫

富士通株式会社

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（土・日・祝日・当社指定の休業日を除く）

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