メイクのくずれに驚きのアプローチをもたらした‘粉’の技術について楽しく学べる勉強会 コフレドール『粉塾 』を開催
– ‘粉’目線で見極める、上質なリクイドファンデーション –
カネボウ化粧品のトータルメイクアップブランド「COFFRET D’OR(コフレドール)」は、 2019年1月31日(木)、クラシカ表参道 別邸 KEYAKIにて、ベースメイクの品質の差を決定づける‘粉’にフォーカスした勉強会『粉塾- ‘粉’⽬線で⾒極める、上質なリクイドファンデーション- 』を開催しました。
『粉塾』とは、コフレドールが日々研究を続けるベースメイクの‘粉’の技術を軸に、とっておきの‘粉’知識を持ち帰っていただくための、ちょっぴりコアでマニアックな‘粉’勉強会です。当日は、コフレドール リクイドチームより芝野 友紀子研究員と藤岡 健太研究員が登壇し、2月16日(土)に新発売するリクイドファンデーション『リフォルムグロウ リクイドUV』に搭載されたコフレドール最新の‘粉’技術を解き明かすとともに、リクイドにおける‘粉’の果たす役割やコフレドールならではの“粉ごしらえ”を解説するトークセッションを実施しました。
さらに、パウダーについての⾒識が深く、⼥性誌などでもその‘粉’の使いこなし術に注⽬が集まっているヘア&メイクアップアーティストの⻑井かおり⽒にもご登壇いただき、最新の肌トレンドとリクイドファンデーションの関連性を解説いただくとともに、『リフォルムグロウ リクイドUV』をもちいた ‘粉’テクニック満載のメイクデモンストレーションも実施いたしました。
- コフレドールの粉技術を支える「粉トライアングル」
粉資産、粉ごしらえ、粉職人の3つの要素が三位一体となることでコフレドールの‘粉’技術を叶えます。
カネボウ創世記、先人たちが良い原石を追い求め厳選してきた豊富な‘粉’の資産がカネボウ化粧品にはあります。この粉こそが、コフレドールのオリジナル粉体を生み出す資産となっています。
お料理と同様、 ‘粉’の下ごしらえにひと手間をかけています。コフレドールは、この粉ごしらえを妥協せず丁寧に行うことで、 ‘粉’そのものの良さをさらに引き出します。
カネボウの研究員は、それぞれに強いこだわりを持ったまさに‘粉’の職人です。研究の川上から川下までを1人の研究員が担当するカネボウ化粧品の研究体制は、高い専門性を養っています。
- リクイドならではの「粉ごしらえ」にフォーカスした ‘粉’トーク
研究員 ベースメイク担当 芝野 友紀子
主に秋冬のリクイドファンデーションの開発を担当。
うるおい感のある美膜作りに定評のあるカネボウ化粧品きっての“粉美膜のスペシャリスト”。
研究員 ベースメイク担当 藤岡 健太
リクイドチーム若手のホープ。
あっと驚く仕上がりを叶える粉を探し求めるカネボウ化粧品の“粉のエンターテイナー”。
- 「均一で凹凸のない化粧膜」こそが、コフレドールのリクイド基本品質
リクイドを開発する上で研究員の誰もがこだわっている基本品質が「均一で凹凸のない化粧膜」。
コフレドールのリクイドでは、つるんとしたツヤのある美しい一枚膜をつくることで、「感触のよさ」、「カバー力」、「くずれにくさ」などを実現しています。リクイドは「自然なのに高いカバー力」や「夏でも絶対にくずれない」など様々なニーズがありますが、コフレドールではまず第一に「均一で凹凸のない化粧膜」がなければこれらは叶えられないと考えています。この基本品質こそが、上質なリクイドファンデーションの大前提なのです。
- 「均一で凹凸のない化粧膜」を叶えるためのリクイドならではの“粉ごしらえ”=“粉マッチング”
① 粉選び :パートナーとなる‘粉’を選ぶ
リクイドには主に肌の色を作る「着色顔料」と、仕上がりにアクセントをつける「特徴粉体」の2種類の‘粉’を使用します。(図①)それぞれの‘粉’に“粉ごしらえ(事前処理)”を行うことで、肌の仕上がりに変化をつけていきます。油剤や水分との相性を考えながら、求める品質に応じてベストな‘粉’を選定するのが「粉選び」です。
(図①)
【着色顔料】
赤・黄・黒・白の4つの基本色からなる。肌の色を作りカバー力を持たせる顔料粉体。
【特徴粉体】
光を散乱してセミマットな肌を演出する樹脂粉体
ツヤの高い仕上がりを演出するパール剤
② 粉合わせ :‘粉’との相性を見極める
続いて‘粉’との相性を見極めるために行なうのが「粉合わせ」。油剤や水分との相性によって、‘粉’の分散性や発色、さらには仕上がりや感触にも大きな差が出てきます。(図②)
(図②)
【粉違いによる油への分散性比較実験】
同じ油剤の中に異なる粉体をあわせた実験。粉体A・Bは色ぐすみ・ひび割れ・分離しているが、粉体Cは明るく発色し粉が均一に分散している。合わせる粉によって、品質に大きな差が出てくるのがわかる。
③ 粉混ぜ :絶妙なバランスを見極める
同じ成分でも‘粉’を攪拌(かくはん)する強さや時間、配合するタイミングといった‘粉’を混ぜる工程のほんの少しの差により、リクイドの仕上がりや感触は大きく変わります。均一で美しい化粧膜を叶える条件は非常に限られているため、この「粉混ぜ」で念入りに条件を検討し、その絶妙なバランスを見つけていきます。
この“粉マッチング”の3つのステップを通して、コフレドールの基本品質である「均一で凹凸のない化粧膜」を実現しています。
- コフレドール新商品『リフォルムグロウ リクイドUV』の最新の粉技術
*1 コフレドール ヌーディカバー リクイドUVとの比較 *2 均一な膜を形成し、時間がたってもその均一な状態を持続する処方
- 「かつてないほど均一な化粧膜」を目指したら最高の“粉マッチング”に行き着いた
『リフォルムグロウ リクイドUV』の「粉選び」で選定された粉体は、他のさまざまな粉体よりも非常に高い均一性を持つのが特徴です。ただ、合わせる油剤の選び方を間違えると極端に不均一に転んでしまうという特徴も併せ持ち、非常に扱いにくく“クセが強い”粉体でもありました。しかし藤岡研究員はこの「非常に高い均一性を作るポテンシャル」に着目し、“クセが強い”粉を使いこなす技術を追求しました。
②『リフォルムグロウ リクイドUV』の「粉合わせ」:“クセが強い”粉と相性の良い油剤はピンポイント!
この“クセが強い”粉体は、リクイドに使用される一般的な油剤と合わせると、多くの油剤で‘粉’が凝集したり、発色が悪く色がくすむ、分離する、ムラが出るといった相性の悪さが目立ちました。この「粉合わせ」で粉体の「高い均一性」を活かすために使用できる油剤が非常に限られた範囲であることがわかり、思った以上に開発は困難を極めました。
③『リフォルムグロウ リクイドUV』の「粉混ぜ」:粉と油剤を混ぜる順番がポイントだった!
たとえ相性が悪くても、リクイドを作る上で、保湿やUVカットの機能や乳化やテクスチャーの調整のためにいくつかの油剤は使用しなければなりません。色のくすみや粉の凝集・分離、塗りムラなどが出ないよう粉混ぜで試行錯誤した結果、粉と油剤を混ぜる順番が決め手となり、 この粉体の「高い均一性」を活かせる絶妙なバランスが見つかりました。
- 辿りついた“粉マッチング”=「復元カバー処方*2」
クセが強い‘粉’とストレッチポリマー(基剤)を掛け合わせることで、粉体を均一に抱え込みゆるく手を繋ぎながらゆらゆらと留まり、付いたり離れたりを自在に繰り返す化粧膜、これこそが「復元カバー処方*2」です。
* 均一な膜を形成し、時間がたってもその均一な状態を持続する処方
- くずれに新アプローチ*1「復元カバー処方*2」
*1 コフレドール ヌーディカバー リクイドUVとの比較 *2 均一な膜を形成し、時間がたってもその均一な状態を持続する処方
動きに対して抵抗するのではなく、動きに対して追従させるという新アプローチ
『コフレドール リフォルムグロウ リクイドUV』2019年2月16日発売 全7色 30mL SPF36・PA+++
ファンデの「くずれ」に、新アプローチ*1。これからは、「復元カバー処方*2」
新処方 「復元カバー処方*2」により、しなやかにフィットしてくずれにくく、ツヤのある立体的な仕上がりが持続するリクイドファンデーション。長く伸縮性の高いポリマーにカバー素材が均一に取り込まれている構造により、ファンデーションが肌の動きに追随して柔軟にフィット。化粧膜を肌の動きに追従させるという新アプローチにより、時間が経ってもくずれにくく、塗りたてのようなツヤのある仕上がりが持続します。また、羽根のように軽やかな心地よい感触で伸び広がり、肌の形状にフィットして毛穴や色ムラをしっかりカバーします。
*1 コフレドール ヌーディカバー リクイドUVとの比較 *2 均一な膜を形成し、時間がたってもその均一な状態を持続する処方
※SPF とは紫外線B波から肌を守る効果を示す指数、PAとは紫外線A波から肌を守る効果を示す分類です。SPF表示・PA表示は国際的な基準で1cm2あたり2mg塗布して測定した値です。商品選択時の目安とお考えください。他の紫外線防止効果のある化粧品と併用するとより効果的です。
- 長井かおり氏による、すぐに使えるリクイドの“粉”テク!
ヘア&メイクアップアーティスト長井かおり氏 プロフィール
雑誌、広告、映像など幅広いジャンルでモデルや女優のヘアメイクを手掛ける。
著書のメイク本は累計20万部の大ヒット書籍となっており、わかりやすく、効果的なメソッドが人気。粉についての見識が深く、女性雑誌の美容企画でも、その粉の使いこなし術に注目が集まっている。
メイクデモンストレーションでは、自他ともに認める“粉フェチ”であるヘア&メイクアップアーティスト長井かおり氏にご登壇いただき、最新の肌トレンドを踏まえた目からウロコの「リクイドテクニック」を新商品を用いてご紹介いただきました。
今季のトレンド肌は、軽く伸ばせて「盛れるリクイド」でつくる!
「これまで薄づきでナチュラルな肌に仕上げるのが人気でしたが、昨シーズンあたりから抜け感からの脱却がはじまっていると感じています。これからは下地もファンデもきちんと塗りで、ナチュラルにもハイカバーにも仕上がりを操れるファンデーションがトレンドになりそう。上質な美容液のようになめらかで軽いテクスチャーでありながら、高いカバー力をあわせ持つ『リフォルムグロウ リクイドUV』なら、さっとひと塗りで軽やか肌もきちんと肌もコントロールが自在。気になる箇所は重ねづけしてカバーするだけでテクいらずなので、肌悩みや年齢を問わずこれ1本で簡単に今季のトレンド肌をつくることができます。」と語る長井氏。
長井かおり流!『リフォルムグロウ リクイドUV』ならではのリクイドテクニック
メイクのデモンストレーションでは、『リフォルムグロウ リクイドUV』で仕上げるトレンドの肌づくりについて、長井氏ならではの“粉テクニック”を交えてご披露いただきました。
リクイド粉テク①:“なると置き”からの“すべらしタッチ”で「ピタリ一層仕上げ」
「まずはリクイドでスポンジに“なると”を描くようにたっぷりと置きます。肌に薄いヴェールをのせていくイメージで、スポンジを滑らすように軽いタッチで伸ばしてください。凹凸のない均一膜にこだわった『リフォルムグロウ リクイドUV』だからこそ、顔全体にピタッと密着した美しい一枚膜を演出することができます。小鼻の周辺など細かい部位もスポンジの角でしっかりと “細部攻め”しておけば、隙のない今風の肌に仕上がりますよ。 」(長井氏)
リクイド粉テク②:美肌ゾーンは「タップ盛り」&「カラ磨き」で立体感UP!
「スポンジにまだ残っているリクイドは、下まぶたの広いゾーンを示す“美肌ゾーン” にタップするように重ねづけして盛りましょう。さらに、リクイドのついていないスポンジ面で磨き上げるように塗る「カラ磨き」をすることで、ツヤ位置高めの自然で立体的なオーラ肌に仕上ることができます。」(長井氏)
- 「COFFRET D’OR(コフレドール)」
「COFFRET D’OR(コフレドール)」は、“Be Playful~ 私らしく、肌を操る※”をブランドコンセプトに、自分本来の美しさを磨き、無限の表情を引き出す、モード&プレイフルなトータルメイクブランドです。
自分本来の肌を活かして、もっと思い通りに。
いくつもの色と質感を操って、もっと無限の表情に。
肌からはじまる、攻めのメイクを提案してまいります。
※メイク効果により、肌印象を操ること
ブランドサイトURL:https://www.kanebo-cosmetics.jp/coffretdor/
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