【兵庫県川西市2023】小学校で公共交通の未来について学ぶ授業を開催
私たち一人一人の行動で公共交通の未来が決まる
10月24日(火)、市立川西北小学校で公共交通を守るため、市と阪急バス株式会社が共催で、公共交通の現状やバスの乗り方、マナーなどの授業を行った。また、実際の阪急バスの乗車体験も行い、子どもたちは公共交通を守るために自分には何ができるのかを考えるモビリティ・マネジメント教育について学んだ。
モビリティ・マネジメント教育
公共交通はコロナ禍により利用者が減少したため、運行が厳しい状況が続いている。市は公共交通の利用を促進するため、市内小学校で、一人一人の移動手段や社会全体の交通を「人や社会、環境に優しい」という観点から見直し、改善していくために自発的な行動がとれるような人間を育てること事を目指した「モビリティ・マネジメント教育」を開催した。
モビリティ・マネジメント教育
今回は、小学1年生を対象に実際にバスに乗車する体験や公共交通に関するクイズなどをしながら公共交通の大切さを教えた。子どもたちは、公共交通がなくなったらどうなるか、公共交通を守るために自分には何ができるのかを考えた。
授業を受けた児童からは「たまにバスに乗ることもあるので、バスがなくなったら困るなぁと思いました。今日、バス会社の人から話を聞いて、またバスに乗って買い物に行きたいです」などと話した。
モビリティ・マネジメント教育
市交通政策課長は、「皆さんの生活の中で公共交通がどれくらい大切か学んでもらえたと思います。おうちでもご家族と一緒に公共交通の大切さについて考えてもらえたらうれしいです」などと話した。
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