ヴイエムウェア、自動化機能の強化と新たなセキュリティ機能の統合によりITのモダナイゼーションを推進
統合エンドポイント管理およびセキュリティ(UEM+S)の自動化を拡張し、自律型のワークスペースを強化
【2023年11月14日(日本時間)東京発】
ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山中 直)は、Anywhere Workspaceプラットフォームにおける自動化機能の強化とサードパーティとの連携の拡大を発表しました。ITプロセスの簡素化は、単なるコスト削減戦略ではなく、組織が競争力を保ち、セキュリティを確保し、今日のハイブリッドな働き方に適応するために必要です。この機能強化により、ITワークフローの簡素化、セキュリティの強化、全体的な効率の向上に必要なツールを提供します。
ITワークフローを簡素化してコストを削減する次世代のMac管理
デバイスの選択肢を提供するプログラムをサポートする組織が増える今、macOSの導入率が向上しています。しかし、サイロ化した複数のツールを使用したエンドポイントの管理は、IT部門にとって複雑さが増すだけでなく、従業員にも一貫した環境を提供できません。セキュリティの強化による多様なエンドポイントの管理に伴うコストと複雑さの軽減には、すべてのデバイスを単一の包括的な統合エンドポイント管理(UEM)戦略に組み込むことが最適な手法との認識が広まりつつあります。
VMwareのエンドユーザーコンピューティング部門は、このニーズに応えるため、Freestyle Orchestratorの最新の自動化ツールキットがサポートされた革新的なMac管理機能を発表しました。この機能は、Workspace ONE UEMですでに提供されている堅牢なmacOS管理機能に加えて提供されます。Freestyle OrchestratorがmacOSエンドポイントをサポートすることで、複雑なITワークフローを作成して自動化するための最新のローコード/ノーコードプラットフォームが提供されます。アプリケーションとパッチのデプロイ、ソフトウェアとリソースのシーケンス処理、OSの望ましい状態の管理などのワークフローに対応します。Macのオンボーディングや構成など、日常的に欠かすことができないタスクに対する強力な自動化が可能になり、管理者の作業効率が向上します。
VMwareは、自律型の修復、自律型の構成、自律型のセキュリティを備えた自律型のワークスペースの確立を進めるために、macOS向けに新しいサードパーティセキュリティベースラインを提供するHub Healthおよび新しいアップデート管理ダッシュボードを発表しました。VMwareは自律型の修復機能をHub Healthを通じて提供します。これはエンドポイント上で実行される独自のサービスで、常時有効です。Hub HealthはWorkspace ONE Intelligent HubとWorkspace ONE UEMを利用して、macOSデバイスの健全性のトレンドを自動的に特定し、一般的な問題に対するUEMによるプロアクティブな修正を推進します。IT管理者は、macOS用の新しいサードパーティ セキュリティ ベースラインの利用により、一般的なセキュリティ標準によって推奨される構成設定を手動のスクリプティングを行うことなく容易に管理できます。また、IT部門は、VMware Freestyle Orchestratorとの併用により、すべてのデバイスを対象に均一の設定を適用することで、コンプライアンスを確保するとともにエラーを軽減できます。新しいmacOSアップデート管理ダッシュボードでは、パッチのスケジューリング、ユーザーとデバイスのターゲット指定、エラー処理、エスカレーションのサポートにより、より詳細なインサイトを提供することで、Macの保護を強化できます。これらの最先端のMac管理機能はシームレスに統合されるため、管理のサイロ化を解消できます。これによりコスト削減、IT部門の柔軟性向上、セキュリティとコンプライアンスの改善につながります。
広範にわたるセキュリティを実現するチップレベルの脆弱性管理
今日の分散化した業務環境でのエンドツーエンドのセキュリティの実現には、強力なパートナエコシステムとのコラボレーションが必要です。テクノロジーパートナと協力してイノベーションに取り組み続けるVMwareは、よりセキュアなハイブリッド環境の実現に向け、Intelとの連携の拡大を発表しました。
Workspace ONEとの連携を拡大し、デバイスの脆弱性に関してIntelが提供するインサイトを追加
VMware Explore 2023 Las Vegasにおいて、VMwareはWorkspace ONEでの脆弱性管理ダッシュボードを発表し、評価、優先順位付け、修正、レポートを含む包括的な脆弱性管理の必要性を強調しました。さらに今回VMwareは、Intelとのパートナーシップの拡大を発表しました。これにより、ハードウェア、ファームウェア、ドライバ レベルでの脆弱性の検知を自動化し、包括的な脆弱性管理への取り組みを推進します。
Intel Device Health クラウドサービスとの独自の連携を通じて、すべてのIntel Core プロセッサからのテレメトリデータがWorkspace ONE UEMに提供され、OS以下のレベルでの脆弱性に関するインサイトが強化されます。IT部門とセキュリティチームは、Intelが提供する脆弱性についてのインサイトをWorkspace ONEの脆弱性レポートおよび修正機能と結びつけ、ファームウェアとハードウェアのレベルでの脅威から組織をプロアクティブに保護することができます。この連携により、エンドポイントのセキュリティが強化され、脆弱性の特定と修正のスピードと効率が向上します。
VMware, Inc. エンドユーザー コンピューティング部門 上級副社長兼ゼネラルマネージャ、シャンカー・アイヤー(Shankar Iyer)コメント:
「VMwareの自律型のワークスペースのビジョンに沿った自律型の修復、自律型の構成、自律型のセキュリティを実現する環境の構築には、ITワークフローのあらゆる側面にわたり自動化機能の実装が不可欠です。本日発表された、最新の自動化ツールキットによる次世代のMac管理機能とIntelとの新しい連携により、ITのモダナイゼーションを促進してセキュリティを強化する統合管理機能とインサイトを提供します」
ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェアは、あらゆるアプリケーションに対応したマルチクラウド サービスを提供するリーディング プロバイダであり、企業によるコントロール下でのデジタル イノベーションを実現します。VMwareのソフトウェアは、イノベーションを加速させる信頼性の高い基盤として、企業が未来を築くために求められる柔軟性と選択肢を提供します。カリフォルニア州パロアルトに本社を置くVMwareは、同社の2030 Agendaを通じて、より良い未来の構築に取り組んでいます。VMwareの詳細は www.vmware.com/jp をご覧ください。
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