物流倉庫選び150人の本音調査!最終的に選ばれるのは『コストと効率』(発送代行マッチングサイト『一括.jp』調べ)

https://emeao.jp/ikkatsu-column/shippingagency_recommendation/ 発送代行マッチングサイト『一括.jp』が物流倉庫選びの最新トレンドを調査!

株式会社eclore

近年、物流業界を取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、企業にとって倉庫選びはますます重要な経営課題となっています。効率化やコスト削減の要求が高まる中、倉庫選定の基準は多様化し、かつ厳しくなっています。そのため、現場で実務を担う担当者や意思決定者が具体的に何を重視しているかを正確に把握することは、最適な倉庫パートナーを選定し、自社の物流戦略を成功に導く上で欠かせません。

そこで、物流倉庫及び発送代行業者を厳選して紹介するBtoBマッチングメディア『一括.jp(https://emeao.jp/ikkatsu-column/shippingagency_recommendation/ )』は、物流倉庫の設備や運営に直接携わる担当者150人を対象に「倉庫選びの決め手」となる評価項目についてアンケート調査を実施しました。

本記事では、2025年7月11日に実施したアンケートの結果をもとに、物流倉庫のコスト・立地・サービスといった基本条件に加え、現場ならではの視点や最新のニーズなど、実務最前線の担当者たちがどのような基準を持って倉庫を評価・選定しているのかを詳しく解説します。

物流現場のリアルな声や最新動向を理解することで、自社の物流戦略の見直しや倉庫運用の最適化、さらにはサービス品質向上のためのヒントとしてお役立てください。

▼調査概要

 ◆ 調査1:  物流倉庫選びで最優先されるポイントは何か?

 ◆ 調査2:  コスト評価で現場担当者が最も重視する費用項目は?

 ◆ 調査3:  立地選定のカギを握る重要条件とは?

 ◆ 調査4:  倉庫サービスで選ばれる“決め手”はどこか?

 ◆ まとめ: 倉庫選定で未来が変わる!『コスト効率』と『現場力』が企業を強くする

      (1) 日常的なコスト最適化で利益を最大化

      (2) 立地条件が競争優位をもたらす

      (3) 現場の対応力とサービス品質が決め手

      (4) 倉庫選定は経営戦略の一環

調査結果1:物流倉庫を選定する際、最も重視する要素はどれですか?

  • 最も多かったのは「コスト(費用の妥当性・安さ)」で、全体の54.0%(81人)がこの項目を選択しています。コスト意識が非常に高く、物流現場ではまず“コストパフォーマンスの良さ”が重要視されていることがうかがえます。

  • 次いで多かったのは「立地(交通アクセスや消費地との距離)」で、28.7%(43人)でした。効率的な配送や業務の最適化には、アクセスの良さや消費地への近さも大きな決定要因となっていることが分かります。

  • 一方、「倉庫サービス(保管品質・入出庫スピード・付帯サービス)」を重視すると回答したのは17.3%(26人)にとどまりました。サービスの質やスピードも一定のニーズはあるもののコストや立地に比べると優先度は低い傾向にあります。

調査結果2:物流倉庫のコストを評価する際、特に影響が大きいと思う項目はどれですか?

  • 最も多かったのは「月額保管料(坪単価)」で、全体の44.7%(67人)が選択しています。倉庫コストの中でも毎月発生する保管料の負担感が最も大きく、コスト管理の上で最優先されている実態が読み取れます。

  • 次に多かったのは「入出庫手数料(荷役料)」で25.3%(38人)となっており、荷物の出し入れにかかる都度の費用も、現場担当者にとって無視できないコスト要素であることがわかります。

  • さらに、「初期導入コスト(契約時の一時費用)」については17.3%(26人)の回答がありました。契約時に一度だけ発生する初期費用も注目されていますが月額保管料や荷役料など日常的なコストと比べると、優先順位はやや低くなっているようです。

  • 一方で、「追加サービス費用(梱包・流通加工等のオプション)」は8.0%(12人)、「その他管理費(設備使用料・共益費等)」は4.7%(7人)と、これらは全体的に見るとあまり重視されておらず、基本的な運用コストの方が現場では重要視されている実態が表れています。

調査結果3:物流倉庫の立地を評価するうえで、特に重要と考える条件を教えてください。※複数回答可(注1)

(注1) 本設問は複数選択式ですが、選択肢は2つまでに制限しています。これにより、物流倉庫法地を評価する際の重要な条件をより明確に把握できるようにしています。
  • 最も多かったのは「高速道路や主要道路へのアクセスの良さ」で、49.3%(74人)が重視していると回答しています。物流倉庫の運用においては、主要な幹線道路に近いことが、配送の効率化やリードタイム短縮に直結するため、最重要視されていることがうかがえます。

  • 次いで多かったのは「都市部や消費地への近さ(配送効率)」で46.0%(69人)となっており、消費地までの距離が短いほど配送コストや時間が削減できる点が評価されています。都市部へのアクセスのしやすさも、物流戦略を考えるうえで欠かせない要素です。

  • 一方、「空港や港湾、鉄道貨物などの物流拠点への近さ」は18.7%(28人)、「災害リスクが低い(安全性・BCP対応)」は16.7%(25人)と、その他の項目と比べるとやや低い結果となりました。

調査結果4:物流倉庫が提供するサービスの中で、特に重要だと思う項目はなんですか?※複数回答可(注2)

(注2) 本設問は複数選択式ですが、選択肢は3つまでに制限しています。これにより、物流倉庫が提供するサービスで特に重要だと思う項目をより明確に把握できるようにしています。
  • 最も多かったのは「入出庫のスピード(迅速な対応)」で44.0%(66人)が選んでおり、現場でのオペレーション効率やリードタイム短縮が強く求められていることがわかります。

  • 次いで「在庫管理システム(WMS)の品質・精度」が41.3%(62人)と高く、管理体制や情報の正確性も倉庫選定の大きなポイントとなっています。

  • また、「荷物の品質管理・破損リスク軽減策」も31.3%(47人)と多く、預ける荷物の安全性やトラブル防止にも大きな関心が寄せられています。

  • その他、「温度・湿度管理(定温・冷蔵・冷凍管理)」は20.0%(30人)、「流通加工(梱包・ラベル貼り・仕分け等)」が12.0%(18人)と、特殊な商品や付帯作業に対するニーズも一定数あることが読み取れます。

  • 「セキュリティ管理体制の充実度」と「緊急時やトラブル発生時のサポート体制」についても、それぞれ10.7%(16人)が選択しており、安定運用やリスク対応に対する意識も一定の割合で見られました。

まとめ:倉庫選定で未来が変わる!『コスト効率』と『現場力』が企業を強くする

(1)日常的なコスト最適化で利益を最大化 

  •  物流倉庫を選定する際に最も重要なのは、日々発生する運用コストをいかに管理し、最適化できるかです。毎月の保管料や入出庫手数料といった運用コストは、経営効率や利益率に大きく影響を与えます。継続的にコストを監視し改善を進めることで、企業の成長力や競争力が高まります。

(2)立地条件が競争優位をもたらす

  • 倉庫の立地条件も、物流倉庫選定で無視できない要素です。高速道路や主要道路、消費地へのアクセスが良好な立地を選ぶことで、配送効率が高まり、配送コストの削減や顧客満足度の向上につながります。競争が激しい市場で差別化を図り、新たなビジネスチャンスを掴むためにも、立地選定は戦略的に行いましょう。

(3)現場の対応力とサービス品質が決め手 

  • 倉庫のサービス品質や現場の対応力も重要な評価ポイントです。迅速で正確な入出庫作業、高度な在庫管理システム、徹底した品質管理体制を備えた倉庫を選ぶことで、現場の安定稼働を維持し、トラブルや急な注文にも柔軟に対応できます。これが企業の信頼性を高め、競争力維持に直結します。

(4)倉庫選定は経営戦略の一環 

  •  物流倉庫選びは、単なる費用や利便性を超え、企業の経営戦略や成長戦略と密接に結びついた意思決定です。物流パートナーのサービスや能力が、自社のビジョンや事業特性とどれだけ連携しているかを見極めることが、将来的な成功のカギです。現場のリアルな情報やデータ分析を重視し、自社の戦略に最適な倉庫を選び抜くことが、競争激化の中で勝ち抜くために不可欠です。


調査概要

調査日: 2025年7月11日

調査対象地域: 全国

調査機関: Freeasy

調査方法: オンラインアンケート調査

調査人数: 150人

調査対象: 物流倉庫の設備や運営に直接関わる担当者

<<調査結果の利用条件>>

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  2. ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

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業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区新宿2丁目8-6 KDX新宿286ビル4階
電話番号
050-3664-0286
代表者名
宮島 隆
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2008年01月