【ROXX】「Zキャリア AI面接官」利用者における満足度調査
全世代で90%以上が操作性を支持、38.4%が夜間や土日にAI面接を実施し、3人に1人が対面面接より「緊張緩和」を実感
日本全体の所得向上の実現を目指し、労働市場の需給ミスマッチをテクノロジーで解決する株式会社ROXX(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中嶋汰朗、東証グロース:241A、以下 ROXX)は、自社が開発・提供する採用支援サービス『Zキャリア AI面接官』を利用して選考を受けた候補者4,755名を対象にアンケート調査を実施し、「AI面接の利用満足度に関する実態」を分析しましたので、その結果を報告いたします。

はじめに
少子高齢化・人口減少に伴う採用難を背景に、応募の熱量を逃さない「選考スピード」の向上と、ミスマッチ防止に不可欠な「公正な評価」の両立が採用現場の重要課題となっています。こうした中、従来の対面面接における日程調整の負担や評価のばらつきを解消する次世代のソリューションとして、「AI面接」の導入が急速に進んでいます。
当社が提供する『Zキャリア AI面接官』は、単なる効率化ツールにとどまらず、候補者が「最も自分らしく、ベストなコンディションで」選考に臨める環境を提供し、採用担当者のより精度の高い意思決定を支援することを目指して開発してまいりました。今回、実際に選考を受けた候補者の声を可視化したところ、時間・場所の制約解消といった利便性に加え、AIによる評価圧力のない対話環境が候補者のパフォーマンス向上に寄与している実態が明らかになりました。
本レポートでは、候補者の利用動向と満足度の実態、および今後の技術的課題について報告いたします。
満足度調査サマリー
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土日や夜間などの利用が全体の38.4%——10代では約3割が夜間に実施
全体の24.4%が20時〜翌8時の深夜帯に、19.8%が土日にAI面接を実施しました。特に若年層において夜間利用が顕著であり、24時間対応の「非同期面接」が選考機会の損失防止に直結していることが確認されました。
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全世代で90%以上が操作性を支持。直感的なUIにより公平な選考機会を実現
10代から60代以上の全年齢層において、90%以上が操作性を肯定的に評価しました。デバイスやIT習熟度に依存しない直感的なユーザーインターフェース(UI)により、属性を問わない公正な選考機会が提供されていることが裏付けられました。 -
3人に1人が「緊張緩和」を実感。対人ストレスのないリラックスした面接体験を提供
候補者の35.7%が対面面接と比較して「心理的負担が軽減された」と回答しました。対人ストレスのないAI面接官の肯定的な反応や回答の要約機能が、候補者本来の資質を引き出す一助となっていることがうかがえます。 -
通信環境の安定性に改善余地。利用環境の多様化に伴う快適な利用体験が課題
主要な改善要望は「通信の安定性」および「音声認識の精度向上」に関するものであり、利用環境の多様化に適応する制御が今後の重点課題として浮き彫りになりました。
調査概要・前提要件
調査対象:『Zキャリア AI面接官』を利用して選考を受けた候補者
調査期間:2025年9月〜2026年2月
調査方法:Lookerによるオンラインアンケート
有効回答数:4,755名
回答者の年齢層:10代〜50代以上(未回答を除く)

1. 「非同期面接」の利用実態と評価——24時間365日対応がもたらす利便性
AI面接の最大の利点である時間的制約の解消について、面接実施の時間帯から分析したところ、従来の対面面接では対応が困難な層に対し、AI面接が選考機会を最大化させるチャネルとして機能している実態が明らかになりました。
a. 利用している時間帯の実態
AI面接を実施した時間帯および曜日を調査した結果、全体の19.8%が土日に、平日の夜間から早朝(20時〜翌8時)にかけては24.4%がAI面接を実施していました。これらを合わせた「企業の一般的な営業時間外」における利用率は全体の38.4%に上ります。


b. 年代別にみるライフスタイルの違い
年代別の傾向では、10代において夜間・早朝(20時〜翌8時)の利用が30.8%と全体平均を大きく上回りました。一方、年齢層が上がるにつれて午前中の利用率が高まる傾向も見受けられ、AI面接が各世代の生活リズムに合わせて柔軟に利用されていることがうかがえます。

c. 利便性に対する評価
利便性への支持については、すべての年代において70%以上が肯定的に回答しました。企業と候補者がリアルタイムで時間を合わせる必要のない「非同期面接」の合理性が、ライフスタイルや就業状況を問わず広く受容されていることが確認されました。

自由回答で「良い点」として寄せられた2,671件のうち、最多は「時間・場所の柔軟性」(1,394件)でした。「場所を選ばない利便性」(82件)や「手軽さ・スムーズな進行」(88件)といった関連カテゴリも一定の支持を得ており、24時間365日・場所を問わずスマートフォンひとつで選考を完了できるという利便性が、AI面接の土台となる価値であることが裏付けられました。
候補者からは「現職の勤務時間などが不安定な環境でも転職活動が行えるのは非常に助かった」(PM 4:09、30代)、「普段面接を行っていない時間帯でも受けられるので、多忙な状況でも受けることができた」(AM 0:30、20代)など、日中に時間を確保しづらい層からの評価が目立ちます。「空いている時間帯でできるのは、転職活動をしている人にはありがたい」(PM 4:52、20代)、「育児の間に面接できたところがとても良かった」(PM 1:49、40代)といった声からは、AI面接が各自の生活の中に自然に組み込まれている様子が読み取れます。
2. 操作性への高評価と、音声・通信品質における技術的課題
操作性や安定性に関する質問では、全年齢層で90%以上が操作性に問題なしと回答し、直感的なUIがITリテラシーの差を問わず公正な選考機会の提供に寄与していることが確認されました。
音声や通信の不安定さという技術的課題も挙げられ、利便性を担保するためには環境に適応する制御が今後の重点課題として示されました。
a. 操作性——全世代で高い水準を維持
10代から60代以上の全年齢層において、90%以上が「操作に不便を感じなかった」と回答しました。高年齢層においても若年層と遜色のない満足度を示しており、IT習熟度に依存しない直感的なUIが実現されていることがうかがえます。

候補者からは、「質問者の発言が画面上に表示されていたことで、質問内容を確認しながら発言することができた」(PM 6:07、10代)、「話された言葉が文字として表されていたので聞き逃すことがなく、質問に対して丁寧に答えることができた」(PM 11:23、20代)といった声が寄せられています。AI面接の音声に加えて質問内容がテキストで常時表示される仕組みが好評で、「質問の文字表示」は単独で69件の支持を集めました。聴覚だけに頼らず視覚でも質問を確認できることで、候補者が回答内容そのものに集中しやすい環境を実現できていると考えられます。こうした結果は、公正な選考機会の提供に寄与していることを示しています。
b. 通信・音声認識——改善への期待が集中
一方、自由回答の改善要望を分類したところ、1,427件の有効回答のうち上位3カテゴリはいずれも技術的な課題でした。「音声・音質の不安定」が342件、「通信・接続の不安定」が220件、「音声認識精度の低さ」が207件と続きました。自宅の通信環境やデバイスの性能が多様な中で、「いつでもどこでも」という利便性をより安定させるには、デバイスや電波状況に適応する制御の強化が最重要課題であることが改めて確認されました。

なお、「対面・人間の面接の方が良い」という本質的なAI面接への抵抗感は17件(1.2%)にとどまっており、改善要望の大半はAI面接を否定するものではなく、品質向上への期待として解釈できます。
3. AI面接が生む対人ストレスのない環境と、候補者体験の質的評価
AI面接が候補者のパフォーマンスに与える影響を分析したところ、候補者の心理状態にポジティブな効果をもたらしていることが確認されました。

a. リラックスして臨める環境
候補者の35.7%(約3人に1人)が、対人面接と比較して「心理的負担が軽減された」と回答しました。自由回答でも「緊張緩和・リラックス効果」は642件と2番目に多く挙げられており、候補者が心理面のメリットを実感している様子がうかがえます。

具体的な声としては、「対人だと面接官の反応を意識し過ぎてしまうことがありますが、それがないのはリラックスできてよい」(AM 11:34、40代)、「好きな時間、そして自宅で受けられるというのがとても良かった。対面のようにあまり緊張しなかったので、リラックスして受けられた点がとても評価できる」(PM 7:56、10代)といったコメントが寄せられ、候補者がよりフラットな状態で選考に臨めている実態が示されました。
b. 対話の自然さがもたらす安心感
「AIとの対話品質」を良い点として挙げた候補者は164件に上り、利便性・緊張緩和に次ぐ第3位の評価項目でした。
中でも、AI面接官が候補者の発言をリアルタイムで要約・復唱する機能への好意的な反応が目立ちます。「自分が話したことに対して、次の質問の前に要約して頂いて、話した内容が伝わっている感じがあった」(PM 2:19、20代)、「話した内容を要約して確認してくれるのがとても良いと感じました」(PM 4:55、50代)といったコメントが寄せられており、自分の発言が正しく伝わっているという手応えが、非対人でありながらも「対話」としての質を支えていることがうかがえます。
また、AI面接官の肯定的な受け答えに対する評価も見られました。「こちらが答えた内容に対して前向きになれるような回答をしていただき、とても安心できましたし、冷静に回答することができた」(PM 5:45、20代)、「話したことに対して相槌を打っていた点があり、より対人面接に近いコミュニケーションができた」(AM 11:55、20代)という声からは、肯定的なリアクションと即時フィードバックの組み合わせが、候補者の安心感を高めていることが確認されました。
さらに、「回答をやり直せる」点を良い点に挙げた候補者は139件に上りました。「緊張せずリラックスして受けることができ良かったです。また、失敗してしまっても何度もやり直しできたのが良かった」(PM 11:38、20代)という声に表れているように、一発勝負のプレッシャーが伴う対人面接に対し、自身の回答を振り返り納得した状態で提出できる仕組みが、選考結果に対する候補者自身の納得感を高める要因となっています。
c. 新しい体験としての面白さ
「新しい体験・先進性」を良い点として挙げた候補者は112件でした。「AI面接という新しい体験でしたが、聞き取りやすく回答にもしっかり反応しており、メリットが多いシステムだった」(PM 7:48、20代)、「AI面接は初めて受けましたので、少し不安でしたが新しい取り組みで大変勉強になりました」(PM 7:24、50代)といったコメントに見られるように、AI面接を単なる選考手段としてだけでなく、ポジティブな体験そのものとして受け止めている候補者が一定数存在しています。
特筆すべきは、この「新鮮さ・面白さ」という評価において、50代以上の層が最も高く評価した点です。長年にわたり対人面接を経験してきた世代ほど、AI面接官との対話を選考プロセスにおける新しい体験として好意的に受け止めている傾向が読み取れ、AI面接への受容性が特定の世代に限定されるものではないことが示されました。

4. 全世代共通の支持と、年代ごとに異なるニーズ
全世代共通の支持基盤がある一方で、年代ごとに異なるニーズや受容傾向が明らかになりました。
a. 10代・20代——生活動線に合わせた利用と、リラックス効果の実感
10代・20代は夜間・休日の利用率が高く、学校やアルバイトの後に選考を受けるという行動がうかがえます。良い点としては「時間・場所の柔軟性」が最多ですが、10代では「緊張緩和・リラックス効果」が47.6%と全年代で最も高い数値を示しました。就職活動の入口にいる10代にとって、面接そのものへの心理的なハードルが下がることの意味は大きいと考えられます。
b. 30代・40代——限られた時間で確実に完了できる実用性を重視
30代・40代は利便性への支持に加え、「操作性」や「通信・接続の安定性」への評価が高い点が特徴的でした。システムトラブルや操作の迷いなく確実に選考を完了できる実用性が、AI面接への信頼の基盤となっていることがうかがえます。改善点でも「通信・接続の不安定」が30代で比較的高い数値を示しており、安定した利用環境の確保がこの層の満足度向上に直結することが示唆されました。
c. 50代以上——高い受容性と「新鮮さ」への評価
50代以上では「緊張緩和・リラックス効果」が40.7%と全年代で2番目に高く、10代と並んで心理的な安心感を強く実感している層であることが確認されました。また、50代以上では「AIとの対話品質」や「新鮮さ・面白さ」を高評価した割合が全年代で最も高く、対話そのものの質を評価する傾向が見られます。
さらに、40〜50代以上では「新しい体験・先進性」の評価が若年層を上回っており、長年にわたり対人面接を経験してきた世代ほど、AI面接を新鮮な体験としてポジティブに受け止めていることが示されました。
d. 全年代を通した共通点
すべての年代において「時間の融通」が最も高い評価を獲得しており、70%を超える支持を得ています。また、「心理的負担の軽減」も幅広い年代で一定の支持を集めており、この2つの軸がAI面接の共通基盤となる価値であることが裏付けられました。
これらの結果から、AI面接は特定の世代に偏ることなく、各年代の生活スタイルやニーズに応じた多面的な価値を提供していることが示されました。

まとめ
就業中で平日昼間に時間を確保できない人、面接の場では緊張しやすいが実務では十分な実力を持つ人——対人面接では、こうした事情によって選考に参加できなかったり、本来の力が伝わりにくかったりするケースが起こり得ます。
本調査によって、AI面接がその状況を部分的に解消していることが明らかとなりました。時間・場所・緊張など、従来の選考プロセスが前提としてきた条件のいくつかを取り除くことで、より多くの候補者が自分らしく選考に臨める環境が実現しつつあります。
一方で、音声認識の精度や通信の安定性については改善の余地があり、ROXXはこの利便性をより確実に届けるための利用環境に適応した制御の強化を継続し、面接体験の向上に努めてまいります。
【代表コメント】
株式会社ROXX 代表取締役社長 中嶋 汰朗
少子化が進む採用市場において、企業の競争力は「いかに多くの候補者を集めるか」だけでなく、「応募の熱量を逃さず、いかに早く選考を完結させるか」にも大きく左右されます。母集団の規模と選考スピードの両立が求められる中、日程調整から評価まで多くの工数を要する対人面接だけでは、構造的に限界があります。加えて、生成AIの普及により書類上の情報で候補者を見極めることの難しさも増しており、対話を通じた資質の把握がより重要になっています。
今回の調査で特に印象的だったのは、利用者の38.4%が営業時間外にAI面接を実施していたこと、そして40〜50代以上が若年層を上回る割合で「新鮮さ・面白さ」を評価していたことです。前者は、従来の選考プロセスが前提としてきた「平日日中」という枠組みでは対応しきれない候補者層が確実に存在することを示しており、後者はテクノロジーへの親和性が世代を超えていることを示唆しています。『Zキャリア AI面接官』は特定の層のための手段ではなく、採用の間口をより広く、より早く開くための基盤になり得ると感じています。
採用とは突き詰めれば、人と仕事の最適な出会いを設計することです。ROXXは、AIによって選考の入口を広げることで、採用担当者が候補者一人ひとりの動機や志向と誠実に向き合う時間を確保し、企業と候補者双方にとって納得感のある採用の実現を目指してまいります。
■ Zキャリア AI面接官について https://ai-interview.zcareer.com/
『Zキャリア AI面接官』は、採用活動の一部をAIによって代替し、面接工数の削減や選考リードタイム短縮を実現する採用支援サービスです。候補者は24時間365日スマートフォン一つで面接に臨むことができ、選考への物理的・心理的負担を軽減し、利便性・柔軟性のある面接機会の拡大に繋がります。採用企業は、応募検討層を広く取り込むことが可能となり、夜間や休日を含む時間や場所の制約を受けない柔軟な選考体制を構築できます。AIが統一基準で候補者のポテンシャルを多角的に評価・可視化することで、候補者・採用企業の双方間での採用におけるミスマッチの削減と公平性の確保に貢献します。
【株式会社ROXX】
株式会社ROXXは、「時代の転換点を創る」をミッションに掲げ、日本全体の所得向上の実現を目指し、労働市場の需給ミスマッチをテクノロジーで解決するHRテックカンパニーです。少子高齢化による労働人口の減少を起因とした社会課題が深刻化する中、未経験者を中心とした求職者の正社員就職を支援し、企業の採用におけるミスマッチを解消することで、雇用の流動化と効率化に貢献し、個人や企業の抱える課題を解決するべく、HR領域を主軸に事業を展開しています。
・所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿6-27-30 新宿イーストサイドスクエア 4階
・代表者:代表取締役社長 中嶋汰朗
・設立日:2013年11月1日
・事業内容:未経験から正社員を目指すノンデスク領域に特化した転職プラットフォーム『Zキャリア』の開発・運営 / 面接工数の削減や選考リードタイムを実現する採用支援サービス『Zキャリア AI面接官』の開発・運営
・URL: https://roxx.co.jp
【本リリースに関するお問合せ先】
・株式会社ROXX (広報)
・Mail:pr@roxx.co.jp
・Tel:03-6777-7070
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