手塚治虫『リボンの騎士』コラボ記念。ブルボンヌさんへ特別インタビュー。フェミニズムやLGBTの視点から手塚治虫作品の魅力を語っていただきました。
6月はプライド月間。作品を通してLGBT、ジェンダー、多様性について考える。
手塚治虫『リボンの騎士』コラボ記念。女装パフォーマー「ブルボンヌさん」へインタビュー
6月14日に手塚治虫『リボンの騎士』とコラボしたミニ財布「小さいふ。」を発売いたしました。
コラボを記念し、女装パフォーマー「ブルボンヌさん」へインタビューした特設ページを公開中です。
『リボンの騎士』に強く影響を受けたというブルボンヌさん。インタビューでは男の子と女の子の両方の心を持って生まれたサファイヤをはじめ、ブルボンヌさんが好きな魔女の娘ヘケートなどのキャラクターの魅力や、フェミニズムやLGBTの視点から手塚治虫作品を語っていただきました。
少女向けの漫画として描かれた作品ですが、今読み返すと新たな気づきがたくさんあります。作品と合わせて、ぜひインタビューページをお楽しみください。
ふたつの性のはざまで悩むサファイア
サファイアは、男の子と女の子の両方の心を持って生まれました。なんと天使チンクが間違えて男の子の心を飲ませてしまったからです。神さまはチンクに、その心を取り戻すよう命じたところから物語が始まります。
男の子と女の子の両方の心を持つサファイアが、勇ましい騎士の姿と可愛らしいドレス姿を行き来し、一体自分はどちらなんだろう?と心の葛藤を抱えながらストーリーは進んでいきます。
勇ましい騎士の姿をしたサファイアは、女性が「おしとやか」であるべきとされた時代に、男の子っぽさに憧れる女の子たちを魅了しました。また、現代でいうXジェンダー(男性でも女性でもない性自認を持つ人)の人々にも共感を呼びました。
作品が発表されたのは約70年前。LGBTQの問題も今ほど理解されてない、むしろ今より差別されていた時代に描かれた『リボンの騎士』を読むと、時代が経つほどに手塚治虫という漫画家の凄さを感じます。
サファイアと天使チンクをデザインしたレトロポップなミニ財布
今回のデザインは、物語のテーマである「女の子の心」と「男の子の心」を表現し、赤と青を基調に仕上げました。
ハートはサファイアの被っている帽子のリボンでもあり、ハート柄にサファイアと天使チンクが佇んでいます。
コンパクトでもしっかり収納
お札とカード、名刺とコインがたくさん入るコンパクトなお財布は、ジャケットのポケットやカバンの中でも邪魔にならないので、これからのミニマルな持たない暮らしにもフィットします。
手のひらサイズでも、お札は約10~20枚・コインは約20~30枚・カード:約6~9枚。必要なものは全て入ります。
私たちは小さい財布の専門店として、18年以上にわたりモノづくりに携わってきました。大阪の工房ですべて自分たちでハンドメイドし、販売も職人が行なっています。
コラボを通して⾃分の「好き」を追求し幸せに⽣きていける社会になれるように、これからもモノづくりに励みたいと思いリリースさせていただきました。よろしくお取り計らいのほど、お願いいたします。
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